2009/02/10 更新

 スマホモードで表示中です。パソコンで閲覧されている場合は、ブラウザの横幅を広げてください。 

タイトルタイトル


 ここでは、前のページ で取り上げた機材の中から、今では使っている人も少ない(いない?)だろう古いものを中心にもう少し掘り下げてみます。
YAMAHA DX7IID
 言わずとしれたYAMAHAが誇る名機のDX7IIDです。残念ながら手放してしまった為、現在は手元にありません。
 若い世代のミュージシャンには何のことやらさっぱり判らないと思いますが、おじさん世代には「DX7」の響きは懐かしく思われることでしょう。元々は80年代前半に最初のDX7が発売されましたが、世間に広く普及したのはこの「DX7II」だと思います。そして何と言ってもこの製品を世に知らしめたアーティストがTM Networkの小室哲哉です。私も哲っちゃんに感化されてDX7IIを買った一人です。

 DX7IIは、FM音源が2台搭載されており2種類の音を同時に出すことができました。マルチティンバー音源しかしらない世代の方には想像がつかないかもしれませんね、これがどれだけ素晴らしいことだったのかを(笑)。これより前にもDX7を8台分積んだTX816という音源もあったのですが、こいつはリッターバイクが買えるくらいの値段でした。世の中にマルチティバーが浸透したのはさらにこの後、KORGからM1が発売された頃ですね。DX7IIには、FDD付きのDX7IIFD、FDD無しのDXIID、後から発売された単音源のDX7IISの3種類が存在しましたが、私が持っていたのはDX7IIDです。
 2つの音源は、全くパラレルに出すこともできるので左手でベース、右手でメロディなんてこともできたのですが、私がよく使っていたのは、2つの音を混ぜてだす方法です。もちろん全く異なる音を混ぜることもできるのですが、同じ音を重ねてディチューン(微妙にずらす)するとこれがなかなか良い感じの音でした。
KORG 01WFD
 KORGの代表的シンセサイザー「01WFD」です。
 KORGの名前が一躍メジャーになったきっかけは「M1」の登場だと思います。それまでFM音源が主流だったシンセサイザーの世界に登場した、初の本格的なPCM音源シンセサイザーでした。それ以前にもPCM音源のシンセサイザーは存在したのですが、M1の音色はこれまでとは比べ物にならないほど綺麗な音色でした。それまで圧倒的なシェアを誇っていた、YAMAHA DX7IIとRoland D-50の牙城をこのKORG M1が切り崩しましたね。
 そのM1の後継機がこの01Wでした。M1譲りの美しいPCM音源がさらに強化されています。内蔵のシーケンサにプリセットのデモが登録されているのですが、このデモを聴いただけで惚れました(笑)
 個人的には01WFDのストリングが凄い好きでした。一時期、この音色ばかり使っていたことを思い出します。01Wの後継機 Trinity まで、KORGのシンセを愛用していました。
YAMAHA RX5 懐かしい機材 YAMAHA RX5です。
 音楽を始めた当時は、リズムマシンにKAWAI R50を使用していたのですが、いまいち使い勝手が良くなかった為、キーボードマガジンの売ります買いますコーナで見つけたRX5を入手しました。
 この頃は、今のようなパソコン上で動作するシーケンサーソフトも高額で当時学生の自分にはとても買えませんでした。そんな自分にとってこのRX5は非常に操作性が良く、簡単にリズムパートを作り上げることができました。ボリュームコントロール用のスライダーがパート毎に独立している点も良かったです。
 マルチティンバ音源(複数の音色を同時にならすことができる音源)の登場により使用頻度が下がり、01WFDの購入をきっかけに引退しました。今でも実家の押入の奥で眠っています。
YAMAHA RX5 ROMカートリッジ←は、RX5用のROMカートリッジです。他にも音色拡張用のROMを 2~3個持っていました。
この音色拡張用やデータ保存用のRAM/ROM I/Fは、DX7と互換性がありました。RAMカートリッジは同じものを使用することができました。
YAMAHA QX5 続いて、同じく懐かしい機材 YAMAHA QX5です。
 当時、YAMAHAは QX1、QX3という2つのシーケンサーを販売していましたが、このQX5はその簡易版です。
 リアルタイム入力はまだしもステップ入力はあまりにも操作性が悪く、まず無理でした(笑)
 メモリ容量もかなり少なく、当然CD-ROMとかHDDのような今では当たり前の外部記録装置も付いていません。唯一付いている外部記録用のI/Fは、テープ録音用・・・。今の若い方には想像も付かないと思いますが、データをセーブする為にカセットテープを使用していたのです。当時、一番安かったTDKのAE-10を箱買いした覚えがあります。
 パソコンの高性能化に伴いシーケンサは専用機からソフトウェアに移行され、PC98DA2とTool de Musicの購入をきっかけに引退しました。
Oberheim Matrix-1000
 Oberheim Matrix-1000です。
 アナログシンセが欲しい!! とは言っても学生にとってアナログシンセは高嶺の花。そんな貧乏バイト学生にも手が届いたのがMatrix-1000でした。
 これは、Xpanderで有名なOberheim Electronics社が製造していたMatrix 6から音色エディット機能を取り除いた、プリセット音源です。その名の通り、1000種類のプリセット音色(正確にはプリ800+ユーザ200)が登録されていました。どれもMatrix 6譲りのアナログらしい太い音で当時かなり重宝した音源でした。コストパフォーマンスは高いと思います。
 アナログ音源なのに6音ポリ(同時発音数が6音)でコード演奏にもそれなりに耐えられました。
AKAI ME30PII
 AKAIのMIDIパッチベイ ME30PIIです。
 このホームページのアクセスログを見ると何故か「ME30PII」で検索される方がいらっしゃるようです。これはかなり古い機材なのですが、中古を探しているのでしょうか?
 ME30PIIは、4IN8OUTのMIDIパッチベイです。パッチパターンをメモリ上に32種類設定することができます。
 一番の特徴は、2つのINをマージすることができます。この機能は、当時他社のMIDIパッチベイには無かった機能で、私もこの機能を目当てに購入しました。マージ機能は非常に便利で複数のキーボードやシーケンサのデータをマージして1つの音源で鳴らすことができます。ただし、4INのどれでもマージできる訳ではなく、A,B,C,Dの4INのうちマージできるのはA+Bのパターンだけです。
 パッチパターンは、フットスイッチやMIDIを使って変更することができました。

Copyright (C) 2006-2017 KaK. ()

このページに掲載されている画像の転載は、再配布条件 をご参照ください。