スマホ向けのコンパクトスタイルで表示しています。

2010/12/12 作成

成田・養老渓谷ツーリング

4:20出発

朝 3時起床・・・・眠い・・・・寒い。

目覚ましのシャワーを浴びて、4:20出発。

11月下旬ですがこの時間帯はかなり冷えます。完全冬装備です。

成田養老ツーリングルート

今日のツーリングルートは、日の出前の都心を通り抜け、成田空港→養老渓谷→アクアライン→羽田空港へと走ります。距離はちょうど300kmです。

このツーレポは、ほとんど飛行機の写真しか出てきません(笑)

東関東自動車道 酒々井PA

都内を縦断すること約90km、東関東自動車道の「酒々井PA」で一休み。

ここまで来れば成田空港は目と鼻の先です。周囲も徐々に明るくなってきました。

フライトインフォメーション

酒々井PAには、フライトインフォメーションがあります。ここで到着便の遅延状態を確認します。

う~ん、軒並みDELAYEDに・・・。ヨーロッパ方面からの便を中心に遅れが出てますね。

成田空港さくらの丘

成田空港の南側にある撮影スポット「さくらの丘」に来ました。この時間帯はたいてい34L/34Rを使って南の東京湾からアプローチしています。今日のお目当ては着陸機なのでこっちに来ましたが、16L/16Rの場合は北側の「さくらの山」に行きます。

さすがにこの時期は写真を撮っている人も少ないですね。人数は、常時 2~4人が居て、約 3時間でのべ人数で 7~8人がいました。それ以外にも散歩している人や家族連れが何人か訪れていました。

ワイドレシーバ ICOM IC-R6

今回は忘れずに持ってきましたワイドレシーバ。現在はICOMのIC-R6を使っています。(IC-R6については、こっちのページ に書きます)

←の写真を見ると気が付くと思いますが、モノスレテオ変換プラグを付けてます。私はヒアリングが超苦手で片耳ではしっかりと聴き取れないので、このプラグを使って両耳で無線交信を聴いています。

航空無線を知らない方の為に少しだけ補足しますと、このハンディレシーバを使って飛行場と飛行機の航空無線を聴いています。これで飛行場に接近している航空機の情報を知ることができるので、目的の便の到着が遅れていても安心して待つことができます。飛行場までの残り距離も把握できるので、トイレに行っている間に見逃す心配もありません(笑)

聴いている無線は2つ。1つは進入管制(APP:approach)、これは着陸機に対する高度や速度などの飛行管制で、もう1つは飛行場管制(TWR:tower)、これは滑走路の管制です。各飛行場の航空無線周波数は市販の雑誌にも書かれています。

航空写真を撮っている人はたいてい航空無線を聴いていますが、これを聴いているだけでもなかなか楽しいですよ。

AeroMexico MexicoCity(XA-MAT DC-9) メキシコシティ発 成田行 AM58便

 

最初に飛んできたのは、AeroMexico MexicoCity(XA-MAT DC-9) メキシコシティ発 成田行 AM58便でした。

今日はあいにくの曇り空でやや暗く、撮影には不向きな天候でした。それでも、逆光にならなかっただけマシかな。私は撮影が主目的ではないので、これでもOKです。カメラだってE-510+標準付属のズームレンズですからね。本当はもっと明るい望遠レンズが欲しいですが・・・。

THAI Airways (HS-TJH Boeing B777-200) バンコク発 成田行 TG642便THAI Airways (HS-TJH Boeing B777-200) バンコク発 成田行 TG642便
ANA Cargo (JA604F Boeing B767-300F)ANA Cargo (JA604F Boeing B767-300F)

シンガポール航空(Singapore Airline)、9V-SKE Airbus A380-800、シンガポール発 成田行 SQ638

シンガポール航空(Singapore Airline)、9V-SKE Airbus A380-800、シンガポール発 成田行 SQ638便

1機目のA380、7:30着予定のSQ638便ですが若干遅れて 7:35に姿を現しました。シンガポール航空は、最初に成田航路にA380を就航させた航空会社で 前回 のツーリング時にも見ています。Aircraft Identificationが "SKE" だったので前回見たA380とは別機体でした。

ルフトハンザ航空(Deutsche Lufthansa AG) D-AIMB Airbus A380-800 フランクフルト発 成田行 LH710便

ルフトハンザ航空(Deutsche Lufthansa AG) D-AIMB Airbus A380-800 フランクフルト発 成田行 LH710便

続いて2機目は、今年の 6月に成田航路にA380を就航させたルフトハンザ航空です。8:30着予定の便が、1時間以上遅れて 9:42に飛来。

これまでシンガポール航空のA380しか見たことが無かったので、これは初めて見る機体です。

ちなみにシンガポールとルフトハンザは、先日発生したカンタス航空の事故機と同じエンジンTrent900を使用しています。事故原因は判明しているのでもちろん今は問題無いと思いますが、気がかりではありますね。

エールフランス航空(Air France) F-HPJC Airbus A380-800、パリ発(シャルルドゴール) 成田行 AF276便

エールフランス航空(Air France) F-HPJC Airbus A380-800、パリ発(シャルルドゴール) 成田行 AF276便

3機目のA380は、今年の 9月に成田航路にA380を就航させたエールフランス航空です。9:10着予定の便が、10:10に飛来。

エールフランスは、前の 2機体とは異なり、EA(Engine Alliance)のGP7200を使用しています。EAは、GWとPratt&Whitneyの合弁企業なので、エンジンにP&Wの特徴である鷹のデカールが付いていないのが残念です。このGP7200のデカールは初めて見ましたが何の形だろう?

今回の目的は、このA380三姉妹を見ることがだったのですが、おまけでもう何機か写真を載せます。まずはフレイター(貨物機)を 4機。

Nippon Cargo Airline(JA04KZ Boeing B747-400F)Nippon Cargo Airline(JA04KZ Boeing B747-400F)
緑と青のコントラストが美しい、日本貨物航空のNCA Green Freighter。
ABX Air Cargo(N745AX Boeing B767-200BDSF)ABX Air Cargo(N745AX Boeing B767-200BDSF)
Airborne ExpressのJAL委託機です。Commercialの改造機体。

FedEx Cargo(N579FE MD-11F)FedEx Cargo(N579FE MD-11F)
お馴染みFedEx機。09年の事故調査は4月の経過報告で止まってます。
Air Hongkong DHL Cargo(B-LDG Airbus A300-600F)Air Hongkong DHL Cargo(B-LDG Airbus A300-600F)
FedExのライバルDHLのAirbus純正フレイター。

Austrian Airlines (OE-LPB Boeing B777-200ER) ウィーン発 OS51便Austrian Airlines (OE-LPB Boeing B777-200ER) ウィーン発 OS51便
ここから旅客機を幾つか載せます。
Swiss International (HB-JMF Airbus A340-300) チューリッヒ発 LX160便Swiss International (HB-JMF Airbus A340-300) チューリッヒ発 LX160便

ヴァージン アトランティック航空(Virgin Atlantic Airways) (G-VSSH Airbus A340-600) ロンドン発 成田行 VS900便

ヴァージン アトランティック航空(Virgin Atlantic Airways) (G-VSSH Airbus A340-600) ロンドン発 成田行 VS900便
 あいかわらず美しい姿です。このスレンダーな機体は綺麗ですね。↑↑のA340-300と比較してもスマートですね。

この距離でも機首に描かれたLady Birdの絵がはっきりと見えます。

UPS(United Parcel Service) Cargo(N324UP Boeing B767-300ERF)

UPS(United Parcel Service) Cargo(N324UP Boeing B767-300ERF)

さくらの丘からは離陸風景も見ることができますが、残念ながらこんな感じで電線が邪魔をしています。やっぱり、34Lより北側の16Rの方が見ていて楽しいですね。

千葉近郊

本当は、9:35、11:30、11:50のA380のテイクオフも見たかったのですが、今日はこれで切り上げて成田空港を後にします。

成田空港から南へ向かい「養老渓谷」まで走ります。千葉近郊も良い感じに紅葉しています。

圏央道建設現場

首都圏中央連絡自動車道、通称「圏央道」の建設現場です。橋が一部だけ出来上がっていました。

現在の圏央道は八王子~鶴ヶ島間と東金の一部だけ開通していますが、全線が開通すると横浜から木更津まで全長300kmの道路になります。2012年度に大半が開通して2014年には藤沢から木更津までがほぼ全線が開通する予定です。そして2016年には海老名南ジャンクションで第二東名と接続します。

圏央道の良いところは、都心を通らずに東名高速、中央高速、関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道を乗り継げるところ。これが完成すれば首都圏近郊のライダーはかなり移動が便利になるはずです。

養老渓谷大渋滞

養老渓谷まで来ました・・・・・が、えらい混んでます。

なんでこんなに観光客がいるんだ??

大型観光バスも多く、駐車場の近くは大渋滞です。養老渓谷に来るのは 10年ぶりなのですが、以前はこんなに混んでいませんでしたよ。

よくよく考えてみると、やっぱりアクアライン値下げの影響が大きいのでしょう。値下げ前は乗用車3,000円、軽自動車2,400円でしたから。アクアラインのおかげで養老渓谷へのアクセスは非常に便利になりました。

養老渓谷の紅葉

養老渓谷は、養老川沿いに紅葉が広がっています。

12月が近づき関東近県の紅葉が次々と落葉していくなかで、ここ養老渓谷は今が紅葉のピークです。首都圏で一番遅い紅葉スポットと言っても良いかも知れません。中津峡や長瀞など秩父方面の紅葉シーズンと比べても 2週間ほど遅いですね。

養老渓谷の紅葉養老渓谷の紅葉
養老渓谷 弘文洞跡

養老渓谷の名所のひとつ「弘文洞跡」です。ここは元々隧道、つまりトンネルだったのですが今から約30年前に崩落して現在の姿となっています。

よく見るとまだ川に崩落した岩の残骸が残っているのが判ると思います。

養老渓谷渋滞ポイント

本当は、もう一つの名所「粟又の滝」へ行きたかったのですが、あまりにも道が混雑していたので断念しました。もうちょっと道幅が広ければすり抜け出来るのですが、観光バスも多かったので無理せずにあきらめました。

で、帰ろうとしたらまた渋滞に・・・。

アクアライン方面へ帰るドライバーは、ほとんど県道32号線を使って久里浜へ出ようとするのですが、この久里浜駅前の国道410号線の交差点が大渋滞します。私は途中であきらめてUターン、県道160号線で小櫃へ出たのですがこっちの道が正解でした。

養老渓谷で紅葉を見るなら、やっぱり朝一で出かけることをお勧めします。

海ほたる

アクアラインで海ほたるまで来ました。

時刻は 15:20、すでに日が傾き西日が強くなっています。日に日に日没が早くなっていますね。

海ほたる

海ほたるからは朝日も夕日も見ることができます。

朝日は木更津の工場地帯の上から登りますが、夕日はほぼ水平線に近いところに沈みます。本当は霞んでいるだけでよく見ると水平線近くに三浦半島の先端が見えているんですけどね。

海風の森(浮島町公園)

アクアラインを通り浮島の先端にある「海風の森(浮島町公園)」へ来ました。

ここは公園の入り口に柵がありバイクは中に入れないので、反対側のバスターミナルに停めるしかありません。

羽田空港撮影ポイントマップ

位置関係をおさらいしておきます。

今年の10月に運用を開始したのが国際線ターミナルと南側に位置するD滑走路です。

北側からアプローチする16L着陸/16R離陸の発着パターンの時は城南島海浜公園が着陸機の撮影・見学スポットになりますが、南側からアプローチする34L着陸/34R離陸の発着パターンの場合はここ海風の森から着陸機を見ることができます。

そして海風の森からはD滑走路の05離陸待ちを見ることができます。

撮影失敗

残念ながら日が暮れかかっている為、撮影には不向きな条件でした。

暗くぼやけた写真ですが、34LにアプローチしているB737-800の後方で05からテイクオフしたMD-90が旋回しているのが判りますか?

羽田空港D滑走路

海風の森から見た成田空港の全景はこんな感じです。

D滑走路はターミナルからかなり離れたところに位置しています。05の離陸位置は第2ターミナル一番近いスポットからでも約 3km、第1ターミナルの一番奥だと約 5kmあります。タキシングだけでもかなり時間がかかりそうですね。

羽田空港D滑走路桟橋

もう少し近づいてみるとこんな感じです。

出発機が続々とD滑走路へ向かっています。

羽田空港D滑走路桟橋

ラインアップ&ウェイト中の機体はこんな感じでお尻だけが見えます。

D滑走路の先端はニュースでも何度も取り上げられていたジャケット構造の桟橋になっています。なかなか面白形状の滑走路ですね。

羽田空港A滑走路着陸機

ちょっと遠いですが34Lのランディングもかろうじて見えます。

私は150mmのレンズしか持っていないので、もう少し望遠があれば綺麗に見えそうです。

ポケモンジェット、JA8957 Boeing B747-400「ピカチュウジャンボ」

最後は毎度お馴染みのポケモンジェット、JA8957 Boeing B747-400「ピカチュウジャンボ」です。桟橋をタキシングしている時は機体を遮る障害物がほとんど無いので、機体の全景を眺めることができます。もちろんピチューも可愛いけど、反対側に描かれているプラスル&マイナンの姿も見たいよ(笑)

今回も飛行機中心のツーリングになりました。2010年のショートツーリングはこれで終了です。 来年も走るゾ~!

Copyright © 2006-2024 KaK.

このページに掲載されている画像の転載は、再配布条件 をご参照ください。