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2019/10/02 作成、2020/05/07 更新

バイクにアクションカメラを取り付ける

瀬戸大橋を走行中のバイクから撮影した画像

巷では、バイクにアクションカメラ(ウェアラブルカメラ)を取り付けるのが流行っていますね。「いまさら」と言う気はしますが、遅ればせながら私もカメラを取り付けたので、ご参考までに取り付け例として紹介します。

左の写真は、まだアクションカメラが流行る前に普通のコンデジで撮影した瀬戸大橋を走行中の画像です。長い間、この撮影方法で満足していたので、アクションカメラの導入が遅くなりました。

取り付けパーツ

バイクにアクションカム(ウェアラブルカメラ)を取り付けるために必要なパーツ(雲台、金具、固定用のネジ)

今回準備したカメラ取り付け用の部品は、以下の通りです。

・雲台(2,999円)

・10cmジョイント金具(128円)

・ゴム板(68円)

・30mm鉄メッキネジ(M5) 5本入り(148円)

・1/4インチネジ(10円)

・1.0mmステンレスワイヤー(88円) ※未使用

 

雲台はamazon、それ以外のパーツはホームセンターで購入しました。

雲台

軽量で高さが低い点が特徴のCHIHEISENNの低重心の自由雲台

カメラを載せる雲台は、CHIHEISENNの低重心の自由雲台を選びました。軽量で高さが低いのが特徴の雲台です。

雲台の底面にあるネジ穴と付属品の3/8インチ・1/4インチの変換ネジ

雲台の底面の接続部は、一般的な三脚用の 3/8インチネジ穴ですが、1/4変換ネジが付属しています。1/4インチネジを使用すればジョイント金具を加工せずにそのまま取り付けることができます。

バイクのカウルと接触する部分に保護用のゴム板を取り付けたユニファイ規格の1/4インチボルト(ネジ)

ホームセンターで購入したらバラ売りの1/4インチボルト、1個10円です。JIS規格のミリネジとは異なり、ユニファイ規格のインチネジは、売っていない店もあります。

ボルトの平面がバイクのカウルと接触するため、傷がつかないようにゴム板をカットして両面テープで貼り付けました。

ジョイント金具

ホームセンターで購入したジョイント金具(10cm、5穴、黒)

続いて、ホームセンターで購入したジョイント金具(10cm、5穴、黒)です。これは、一般的な製品なので、どこでも売っていると思います。

ZZR400のスクリーンのネジ穴に加工前のジョイント金具を取り付けたところ(隙間あり)

ZZR400のカウルは流線型で、わずかに湾曲しています。普通にジョイント金具を取り付けるとこんな感じで隙間が生じます。また、ジョイント金具の1番目と5番目の穴のピッチは10cmですが、ZZR400のスクリーンを固定しているカウルの穴のピッチは、約9.5cmです。このまま取り付けると、途中でネジが回らなくなります。

ZZR400のカウルに取り付けるために、力技で変形させたジョイント金具

ここから力技です(笑) ジョイント金具は、少し力を加えると変形します。1番目、3番目、5番目のネジ穴を避けて、金具を変形させます。写真で見るとわずかに湾曲していますが、このくらいで十分です。

ZZR400のスクリーンの固定ネジを外して、カウルにカメラ(雲台)固定用のジョイント金具を取り付けたところ

ZZR400のスクリーンを固定しているカウルのネジ(M5)を2ヶ所取り外して、加工したジョイント金具を取り付けました。純正のネジは足が短いため、30mmの鉄メッキネジに交換しています(かなり長さが余っているので、25mmでも余裕かもしれません)。高さは、ナットとワッシャーで調整しています。

雲台取り付け

バイクのスクリーンを固定しているカウルのネジを外して、アクションカメラ(ウェアラブルカメラ)を載せる雲台を取り付けたところ

ジョイント金具に雲台を取り付けました。バイクのスクリーンを固定しているカウルのネジ穴を2ヶ所使った上で、中央の雲台を止めているボルトもゴム板でカウルに密着させているため、これでアクションカメラを載せる雲台は、十分に安定しています。雲台の設置位置もスクリーンとサイドミラーの間にあるデッドスペースを使用しているため、ほとんど邪魔になりません。

バイクのカウルにアクションカメラ(ビデオカメラ)を設置するための雲台を取り付けたところ

横から見るとこんな感じです。雲台を固定している1/4インチボルトのヘッドがやや大きいため、バイクのカウルとジョイントの間に多少の隙間がありますが、この程度は許容範囲です。むしろ、雲台の固定レバー(手前)は、この状態でも十分な可動域があります。

バイクのカウルにアクションカメラ(ビデオカメラ)取り付け用の雲台を設置して、サイドミラーを折り畳んだ状態

サイドミラーを折り畳むと雲台にぶつかるため、これ以上は折り畳めません。でも、これだけ曲げることができれば、十分だと思います。どうしても気になる場合は、もう1段下のネジ穴に取り付ければ良いと思います。

ちなみに、これが雲台からクイックシューを取り外した状態です。簡単にバイクからカメラが取り外せるので、とても便利です。緑色の覗き穴は、雲台の水準器です。

アクションカメラ取り付け

バイクのカウルに取り付けたアクションカメラ(ビデオカメラ)SONY製HDR-AS50

雲台にアクションカメラを載せるとこんな感じです。カメラは、SONY製で一番安価なHDR-AS50です。

バイクのカウルに取り付けたアクションカメラ(ビデオカメラ)を横から見たところ(SONY製HDR-AS50)

横から見るとこんな感じです。雲台がある分、バイクのカウルから多少の高さがありますが、見た目ほどは気になりません。高速走行時にカメラがどれだけ振動するかは、これからテストしてみます。アクションカムは、ハウジングを取り付けた状態です。この状態では、走行中の音が十分に録音できないため、別途設置するICレコーダで音だけ別撮りして、後から編集します。

ライディングポジションから見た、バイクのカウルに取り付けたビデオカメラ

ライディングポジションからカメラを見るとこんな感じです。このサイズなら、走行中の視界を妨げないので、ほとんど気にならないですね。録画状態などをいつでも確認できる点も便利です。

予想以上にしっかりとカメラを固定できたため、落下防止用に購入したカットワイヤーは使用しませんでした。

とりあえず、今回はここまでです。このセッティングでしばらくバイク走行中の動画撮影テストを実施してみます。結果は、後日追記します。

 


アクションカム(ウェアラブルカメラ)SONY製HDR-AS50をバイクのカウル(スクリーン)に取り付けて撮影したサンプル画像

【追記】

動画撮影テストした結果、予想以上にバイク走行中のスクリーンの振動が雲台に伝わることが判りました。走行中にカメラを見ると小刻みに横揺れてしていました。SONY製HDR-AS50は、上位機種ほど高性能な手振れ防止機能は搭載されていませんが、それでも振動によるブレをかなり軽減してくれます。

ここから先は、撮影した動画に「どの程度の画質を求めるか」により対応が変わると思います。私は、この撮影方法でも十分に満足しています(そもそもカメラが安価なHDR-AS50ですから)。高画質を求める方は、カメラの設置ポジションを変更するか、あるいはスクリーンの振動を吸収する手段が必要です。後日、スクリーンの固定方法を変更して、雲台の振動を低減させることができるか検証してみます。 雲台の振動低減のテストを実施しました。以下に追記します。

走行中のカメラの振動を低減させる

ホームセンターで購入したフラットバー金具(黒、タテ穴)

ホームセンターでフラットバー金具(208円)を購入しました。写真は、30cmの金具ですが、ZZR400のスクリーンはビス間の距離が直線で約32cm、湾曲に沿って約37cmあるため、実際には45cm金具を使用しています。

湾曲させてから、バイクのスクリーンと同じ長さにカットしたフラットバー金具

まずは、前述のジョイント金具と同様に、力技でフラットバー金具を曲げて湾曲させます。次に、金ノコを用いてバイクのスクリーンと同じ長さにカットします。

バイクに取り付けたカメラの振動防止用にスクリーンに取り付けたフラットバー金具

取り急ぎ、フラットバー金具の表面をビニールテープで保護してから、バイクのスクリーンに取り付けました。これが、仮止めした状態です。テスト走行して問題が無ければ、金具の表面をコーティングします。まだ、仮止めの段階なので、部分的にスクリーンと金具の間に隙間があります。最終的には、この隙間を利用してバッテリーから給電した 5V電源のUSBコネクタを取り付ける予定です。

走行中のブレ防止の為に補強したバイクのカウル(スクリーン)にアクションカム(ウェアラブルカメラ)SONY製HDR-AS50を取り付けて撮影したサンプル画像

動画撮影テストした結果、バイク走行中のスクリーンの振動によるカメラのブレは、かなり低減できました。意外と効果があります。ただし、スクリーンがしっかりと固定されたことで、赤信号で停車した時にギアをニュートラルに入れると、アイドリング中のエンジンの振動が雲台に伝わりやすくなり、停車中は以前よりカメラが小刻みに揺れるようになりました。個人的には、停車中の動画の画質より走行中の動画の画質の方が重要なため、これは許容範囲と考えています。以上、ご参考までに。


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