東九州自動車道は、清武南IC～日南北郷IC間と日南東郷IC～志布志IC間がまだ開通していません。この区間が開通すると、北九州から東回りで九州を縦断して鹿児島まで走れるようになります。

東九州自動車道は、中津市と宇佐市を通っています。宇佐の有名な観光名所と言えば、宇佐神宮です。宇佐神宮は、全国八幡宮の総本社（総本宮）です。隣の中津市は、唐揚げで有名な地です。中津市内には多数の唐揚げ店があり、注文してから揚げてくれるため、揚げたての美味しい唐揚げを食べることができます。

東九州自動車道の別府湾サービスエリアは、「ここから見える別府湾の眺めが綺麗」と聞いていたのですが、実際に言ってみたところ、サービスエリアから別府湾までの距離が遠いため思っていた景色とは異なりました。

四国の宇和島港から宇和島運輸フェリーに乗ると、ここ別府港かその先の臼杵港で九州に上陸することができます。乗船時間が2～3時間とやや長いですが、手軽に四国と九州を往来できる航路のためとても便利です。フェリーから下船して東九州自動車道へ乗り継げば、さらに移動時間を短縮できます。

別府の観光名所と言えば「地獄めぐり」です。ただし、ここは過度に期待を持たない方が良いです。9種類の温泉を巡る観光なのですが、少し距離が離れた場所があるため、バイクで移動すると楽です。

2021年 7月に東九州自動車道の鹿屋串良JCT～志布志IC間が開通しました。これにより、宮崎港や別府港と同様に志布志港も下船してすぐに高速道路を使って移動できるようになりました。ただし、志布志港を利用するライダーの多くは本土最南端「佐多岬」を目指すため、ここから高速に乗るライダーは少ないかもしれません。逆に帰路でフェリーを利用する場合は、移動時間短縮のために高速を使う手もあると思います。