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2019/11/13 作成

タイトルタイトル

川口オートレース 東京スポーツ杯 2日目 一般戦

耐震工事により建物が一部解体される川口オートレース場の2号館から見たコースと観客席

久しぶりに川口オートレース場に来ました。左の写真を撮影している2号館は、耐震工事により建物が一部解体されるため、今年一杯で入場できなくなります。ここは、スタートやホームストレートを正面から見ることができる絶好の撮影ポイントでしたが、この景色も見られなくなります。工事は、2022年 2月に完了する予定ですが、その後の観客席がどうなるかは、現時点では不明です。

このページは、一般戦のレポートです。Sクラスの選手は登場しません。

2日目 第1レース 一般B戦

車番選手名競争車名予選ランクハンデ
1山本 翔アリシアル(※)5R 8着B990
2河合 久ゴンゾー9R 8着B7040
3田中 竜二コルサビウ12R 8着B3740
4安東 久隆カーン11R 5着B4050
5本門 延唯スタープラチナ10R 7着A18560
6青山 文敏B・セルフ9R 6着A12360
7谷島 俊行ブリザール5R 7着A13360
8小林 悠樹スーパーモグ12R 7着A13870

1着賞金:55,000円、総投票数:64,327枚 (※2級車)

山陽オート所属の第34期生、山本翔

まずは、第1レースです。第34期生の遠征組みから山陽オート所属の山本 翔です。7月 8日にデビューして、8月 6日のレースで初勝利をあげています。

山本翔のインから抜いていく河合久と青山文敏

3周目まで粘っていた山本 翔ですが、後続の選手に捕まります。2号車の河合 久と6号車の青山 文敏がインから抜いていきます。

飯塚オート所属の青山文敏

4周目で河合 久を交わした飯塚オートの青山 文敏が先頭で5周目へ。

河合久を抜いて2位に浮上した山陽オートの安東久隆

山陽オートの安東 久隆も河合 久を抜いて2位に浮上。

青山文敏、安東久隆、小林悠樹の順でゴールへ

最後尾 70線からスタートした小林 悠樹は、3位まであがるもののここでチェッカー。6-4-8 1,330円(1番人気)と硬い決着でした。

着順車番選手名競争車名試走タイム競争タイムST
16青山 文敏B・セルフ3.343.4460.20
24安東 久隆カーン3.393.4600.21
38小林 悠樹スーパーモグ3.343.4450.15
42河合 久ゴンゾー3.413.4900.16
57谷島 俊行ブリザール3.363.4680.19
63田中 竜二コルサビウ3.403.4940.13
75本門 延唯スタープラチナ3.393.4840.10
81山本 翔アリシアル(※)3.443.5520.14

※2級車

レース結果は、必ず主催者発表のものをご確認ください。

(転載元 : http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2019-11-10_1

廃屋気分を味わえるこの殺風景な川口オートの2号館、昭和の雰囲気が残る古き良き建物

川口オートと言えば、配管丸出しで廃屋気分を味わえるこの殺風景な2号館が好きでした。今はレストランも全て閉店してかなり寂しい状態ですが、昭和の雰囲気が残る古き良き建物です。残念ながら耐震工事により、ここも様変わりするのでしょう。

2日目 第2レース 一般B戦

車番選手名競争車名予選ランクハンデ
1古城 龍之介イクシオン(※)6R 6着B990
2上和田 拓海エストレーラ2(※)11R 8着B9920
3阿久津 正夫カムイゴー4R 6着B5030
4吉川 麻季マリノS2R 7着A18230
5馬場 雄二エンドレス21R 8着A21340
6高石 光将チビサウザー8R 7着A13740
7筒井 健太トラタイガー3R 6着A7640
8中村 杏亮サリー7R 7着A6450

1着賞金:55,000円、総投票数:84,022枚 (※2級車)

山陽オート所属の第34期生、古城龍之介

第2レースは、第34期生の遠征組みから山陽オート所属の古城 龍之介が出場します。山本 翔と同じ 7月 8日にデビューして、翌日の2戦目で初勝利、ここまで計 5勝しています。

上和田拓海のインを狙って走る飯塚オートの吉川麻季

スタート直後、上和田 拓海のインを飯塚オートの吉川 麻季が狙っていきますが、ここは上和田が抜かせずに3番手をキープ。

第2コーナでタイヤが滑って体勢を崩し、コーナで大きく膨らんだ上和田拓海

2周目の第2コーナで上和田 拓海が痛恨のミス! 滑って体勢を崩した上和田は、コーナで大きく膨らみ7番手までポジションダウン。

飯塚オートの吉川麻季とその後に続く馬場雄二と高石光将

3周目に阿久津 正夫を交わした吉川 麻季は、後続の馬場 雄二と高石 光将を抑えつつ、先頭との距離を縮めていきます。

34期生の古城龍之介を抜いていく33期生の吉川麻季

5周目の第1コーナで、ついに先頭の古城 龍之介が吉川 麻季にインを刺されて抜かれます。33期対34期のバトルは、さすがに先輩の吉川麻季が実力を見せます。

川口オート所属の第34期生、上和田拓海

7位まで落ちた上和田 拓海も阿久津 正夫と筒井 健太を抜いて5位まで上がりました。

上和田 拓海は、6月17日のデビュー戦でいきなり初勝利、そのまま 4連勝した後、19戦11勝の好成績をあげました。さすが、元全日本ロードレースJ-GP2ライダーだけあり、実力は第34期生の中でも抜きに出ています。まだ、2級車ではありますが、既に2台目のエストレーラ2に乗り換えています。

飯塚オート所属のAクラス女性ライダー、吉川麻季

そのまま、吉川 麻季が1着でチェッカー。人気の上和田 拓海が連対を外して高配当になりました。(4-5-6、38,480円、180番人気)

7人いる第33期生の女性ライダーの中で唯一Aクラスに昇格した吉川 麻季がその実力を見せてくれました。今後の活躍にも期待できる女性ライダーです。

着順車番選手名競争車名試走タイム競争タイムST
14吉川 麻季マリノS3.353.4600.06
25馬場 雄二エンドレス23.373.4550.15
36高石 光将チビサウザー3.353.4590.13
41古城 龍之介イクシオン(※)3.44再3.5060.10
52上和田 拓海エストレーラ2(※)3.373.4870.21
67筒井 健太トラタイガー3.363.4710.19
78中村 杏亮サリー3.353.4700.37
83阿久津 正夫カムイゴー3.423.5080.15

※2級車

レース結果は、必ず主催者発表のものをご確認ください。

(転載元 : http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2019-11-10_2

上和田拓海のマシン「エストレーラ2(2級車)」をアップにした画像

上和田 拓海のマシン「エストレーラ2」をアップにしてみました。エンジンカバーに "AR500" の文字が刻まれているので2級車であることが容易に判ります。よく見ると、師匠である齋藤 撤二の千社札が貼られています。

飯塚オート所属の中村杏亮のヘルメットに描かれたワンコの絵柄

今日のレースは7着に終わりましたが、吉川 麻季と同じく飯塚オート所属の第33期生でAクラスの中村 杏亮です。黒いヘルメットに白色で描かれたワンコ(?)が良い味を出しています。第33期生の最優秀新人賞と若獅子杯争奪戦(GⅡ)で初タイトルを獲得しており、吉川 麻季と並んで今後の活躍に期待ができます。

2日目 第3レース 一般B戦

車番選手名競争車名予選ランクハンデ
1信沢 綾乃ダダンダン(※)4R 7着B990
2片岡 信之ランシド8R 8着B8040
3渡辺 稔ナベジロー7R 8着B4840
4縫田 雅一ソニョシデ3R 5着B4350
5城戸 徹ヤブキ3734R 8着B2650
6岩佐 常義タンブール26R 8着A20760
7高橋 義徳トリックスター9R 7着A17960
8梅内 幹雄アイバーソン11R 4着A8060

1着賞金:55,000円、総投票数:87,186枚 (※2級車)

川口オート所属の第34期生女性レーサー、信沢綾乃

怪我の為、デビューが遅れていた第34期生の信沢綾乃です。同じ川口オートの同期より 4ヶ月遅れの10月28日にデビュー。翌日のレースで3着に入線しています。第33期生の女性レーサは、川口オートに配属されなかったため、川口では久々の新人女性レーサです。

2周目第1コーナの突っ込みで城戸徹をインから抜く岩佐常義

最初に仕掛けたのは、岩佐 常義。2周目第1コーナの突っ込みで城戸 徹をインから抜き去ります。

2周目の第四コーナで先頭を明け渡した信沢綾乃

信沢 綾乃の先行は2周目まで。ここで後続に抜かれました。2-3-4-6-1の順で3周目へ突入。

先頭を走る川口オート所属の渡辺稔

レースは、地元川口の渡辺 稔が先行する形で周回を重ねていきます。

先行する渡辺稔を追走する岩佐常義と縫田雅一、全員川口オート所属のライダー

後ろから岩佐 常義と縫田 雅一が渡辺 稔を追走するものの、そのまま 3-6-4でゴール。川口オート所属の 3名でワン・ツー・スリーフィニッシュとなりました。(3-6-4、6,750円、27番人気)

ゴール後にピットに戻る川口オート所属の梅内幹雄

ゴール後、ピットに戻るライダーを撮影していたら、梅内 幹雄がこちらを見ていました。カメラに気がついたかな?

着順車番選手名競争車名試走タイム競争タイムST
13渡辺 稔ナベジロー3.443.4900.14
26岩佐 常義タンブール23.373.4680.32
34縫田 雅一ソニョシデ3.403.4860.22
48梅内 幹雄アイバーソン3.373.4780.32
55城戸 徹ヤブキ3733.413.4980.22
67高橋 義徳トリックスター3.383.4910.23
72片岡 信之ランシド3.443.5320.20
81信沢 綾乃ダダンダン(※)3.57再3.6160.15

※2級車

レース結果は、必ず主催者発表のものをご確認ください。

(転載元 : http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2019-11-10_3

信沢綾乃のマシン「ダダンダン(2級車)」のアップ画像

信沢 綾乃のマシン「ダダンダン」のアップです。タンクに貼られた「ダダンダン」のラベルシールが見えます。足元には、同じ川口オート所属の第33期生 黒川 京介と伊勢崎オート所属の同期生 野本 佳章の千社札が貼られていました。反対側に誰の札が貼られているか気になります。

2日目 第4レース 一般B戦

車番選手名競争車名予選ランクハンデ
1本田 仁恵アランチャ(※)3R 欠責B990
2松永 幸二バモス1R 7着B7440
3岡崎 秀二ボンネTY5R 5着B7340
4杉本 雅彦ワープ10R 6着B1350
5室田 泰利アンビシャス6R 7着B460
6石井 大志オーディン7R 6着B160
7川原 剛マイヤン1R 6着A12260
8福田 裕二ブラスターズ2R 8着A7870

1着賞金:55,000円、総投票数:101,007枚 (※2級車)

川口オート所属の第34期生女性レーサー、本田仁恵

信沢 綾乃と同じく、川口オートに配属された第34期生女性レーサー、本田 仁恵です。6月17日にデビュー、その後 25戦連続して 7、8着と苦戦していましたが、9月30日に3着で入線して初連対を果たしました。本田 仁恵のアランチャも2台目の2級車です。

川口オートの2号館から見たゼロハンのスタートラインについた本田仁恵

本田 仁恵がゼロハンのスタートラインにつきました。川口オートの2号館から見るとスタート位置は、こんな感じに見えます。後ろは、40mラインに2車ですが、第四コーナの監視塔に隠れて車体が画像に写っていません。ポツンと本田仁恵だけがコースの中央に見えています。

本田仁恵を交わして先頭に踊り出た岡崎秀二

レースは、40線から前に出た岡崎 秀二が2周目に本田 仁恵を交わして先頭に踊り出ます。

2周目の第四コーナ立ち上がりで岡崎秀二のインを突く石井大志

2周目の第四コーナ立ち上がりで岡崎 秀二のインから石井 大志が仕掛けます。本田 仁恵は、ここで大きく後退。

先頭をキープして周回を重ねる川口オート所属の石井大志

3周目以降は、石井 大志が先頭をキープして周回を重ねていきます。

前方から大きく離された福田裕二、室田泰利、杉本雅彦

後続は、大きく離された福田 裕二、室田 泰利、杉本 雅彦が前に追いつけず、6-7-3でチェッカー。(6-7-3、2,860円、9番人気)

着順車番選手名競争車名試走タイム競争タイムST
16石井 大志オーディン3.333.4400.22
27川原 剛マイヤン3.383.4430.34
33岡崎 秀二ボンネTY3.413.4870.29
42松永 幸二バモス3.453.4900.26
58福田 裕二ブラスターズ3.363.4790.40
65室田 泰利アンビシャス3.393.5000.23
74杉本 雅彦ワープ3.423.5140.16
81本田 仁恵アランチャ(※)3.513.6390.23

※2級車

レース結果は、必ず主催者発表のものをご確認ください。

(転載元 : http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2019-11-10_4

川口オートで練習走行中の山陽オート所属の第34期生、古城龍之介

次の第5レースの車券を購入してからスタンドに戻ると、第34期生が練習走行を繰り返していました。古城 龍之介のオレンジ色の練習着には、大きな文字で「感謝」と書かれていました。ヘルメットの上から被せられた赤色の布は、2級車で練習走行中であることを意味しています。

ヘルメットの上から2級車サインの赤い布を被って練習走行中の信沢綾乃

練習走行中の信沢綾乃です。黒いスモークのスクリーンを付けたヘルメットの上から2級車サインの赤い布を被っていると、かなり怪しい姿に見えますね(笑)

信沢綾乃の練習着には、"TEAM34" と書かれていました。第34期生で作った練習着ですね。

2日目 第5レース 一般A戦

車番選手名競争車名予選ランクハンデ
1宍戸 繁テクノグランパ10R 3着B750
2山崎 潤レイラ6R 3着B1810
3岩永 清文ライアバード1R 2着B3110
4長谷川 啓ウェンブリー2R 5着A22220
5鈴木 清市クールRC8R 6着A14530
6影山 伸シュガ9R 5着A6830
7森本 優佑SPランド12R 5着A14830
8森谷 隼人コールトリクル7R 5着A2040

1着賞金:75,000円、総投票数:117,510枚

川口オートの第5レース発走前

第5レースです。ここから先のレースには、第34期生は出場しません。今日は休みだった早津 康介の画像は、別日のレースレポートでアップします。

先頭に出た山陽オートの岩永清文と後方に続く宍戸繁、山崎潤

1周目で先頭に出た山陽オートの岩永 清文。宍戸 繁と山崎 潤がその後方に続きます。

岩永清文を捕らえた伊勢崎オートの鈴木清市

5周目の第1コーナの突っ込みで伊勢崎オートの鈴木 清市が岩永 清文を捕らえました。

長谷川啓を抜いて前に出る影山伸と森谷隼人

影山 伸、森谷 隼人は、前が壁になり前へ出られず。5周目に長谷川 啓を交わすものの、時既に遅し。

鈴木清市、岩永清文、影山伸の順番でゴール線を通過

ファイナルラップでも大勢は変わらず、そのまま 5-3-6でゴール。(5-3-6、8,340円、26番人気)

着順車番選手名競争車名試走タイム競争タイムST
15鈴木 清市クールRC3.363.4280.14
23岩永 清文ライアバード3.393.4600.08
36影山 伸シュガ3.363.4410.15
48森谷 隼人コールトリクル3.363.4300.13
54長谷川 啓ウェンブリー3.383.4620.09
62山崎 潤レイラ3.403.4860.03
71宍戸 繁テクノグランパ3.423.5100.15
87森本 優佑SPランド3.363.5020.21

レース結果は、必ず主催者発表のものをご確認ください。

(転載元 : http://autorace.jp/netstadium/RaceResult/kawaguchi/2019-11-10_5

昭和の雰囲気が残る川口オート2号館3階にある施設食堂「みずき」の閉店後の跡地

以前は営業していた川口オート2号館3階にある施設食堂「みずき」も既に閉店して中は空っぽの状態でした。恐らく、この一画も来年から始まる耐震化工事により解体されると思います。昭和の雰囲気が残るレース場の施設が取り壊されるのは、少し寂しいですね。

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