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2018/04/10 作成

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アンダーカウルの取り外しと清掃

ZZR400のアンダーカウルの取り外し

アンダーカウルの内側は、走行中に跳ねた小石やゴミなどが溜まるため、汚れやすい部分です。カウルの内側に貼られている保護スポンジも経年劣化で剥がれ落ちることがあります。カウルを付けたままでもある程度は清掃できますが、きっちり整備するなら取り外す必要があります。

今日は、このアンダーカウルをメンテナンスします。写真の赤い矢印の部分ですね。

ゴミ袋で包んだ作業用のダンボール

最初に用意するには、ゴミ袋で包んだダンボール。これがあると何かと便利です。

バイクのカウルを取り外す際に使用するゴミ袋で包んだ作業用のダンボール

アンダーカウルの下に敷いたら準備OK。

ZZR400のセンターカバーをバイク本体に固定しているスクリュー

まずは、センターカバーを外します。左右2ヶ所のスクリューを外します。

ZZR400のカウルをガードしているセンターカバーを取り外すために前方にスライドさせたところ

ZZR400のセンターカバーは、スライド式ではめ込んである為、前方にスライドさせて外します。

ZZR400のカウルをガードしているセンターカバー

取り外したセンターカバーは、かなり汚れていたので、念入りに清掃します。

ZZR400のアンダーカウルを固定しているカウル底面のボルトの位置

続いて、アンダーカウルの底面で固定している2ヶ所のボルトを外します。このボルトは、車載工具の10番レンチで取り外すことができます。この時、先ほどのダンボールの上に寝転がると楽にボルトを外すことができます。

ZZR400のアンダーカウルをバイク本体に固定しているネジとフック

続いて、先ほど外したセンターカーバの下にあるネジを外します。右側にある円形のフックがかかっていれば、ボルトを外してもすぐにカウルが落ちることはありませんが、アンダーカウルを下で支えておけば、より安全に外すことができます。

割れて欠けてしまったZZR400のアンダーカウルのボルト固定部分

うちのZZRは、片方のアンダーカウルの停め具部分が割れています。久しぶりに外したら、割れ目がかなり広がっていたので、近いうちに修復しなくては。とりあえず、今日はこのままにします。

ZZR400のアンダーカウルを取り外したところ

ZZR400本体からアンダーカウルを取り外しました。

経年劣化で汚れたZZR400のアンダーカウル

取り外したカウルの内側は、かなり汚れていました。

オイル漏れでカウルの内部に溜まったオイルと泥汚れ

オイル漏れがまだ完全に治っていないため、オイル溜まりができています。そこに走行中に跳ねた小石が積もってどろどろの状態になっています。カウル内側に貼ってある保護スポンジは、経年劣化でぼろぼろになっています。さすが、19年落ちのZZR・・・。

経年劣化で剥がれ落ちかけているバイクのカウル内部の保護スポンジ

カウル側面のスポンジもかなり劣化していますが、思っていたほどひどい状態ではありませんでした。当初の予定では、全面のスポンジを張り替える予定でしたが、予定を変更して劣化がひどい部分だけ張り替えることにします。

バイクのカウル内側の泥汚れを拭き取って清掃しているところ

カウルに溜まった泥を保護スポンジごと拭き取ります。もはや、スポンジを残して泥だけを落とすことは無理な状態です。

バイクの油汚れを落とすのに役立つDIDのチェーンクリーナ

ここで役に立つのがチェーンクリーナ。クリーナとルブのセットで買うと、どうしてもルブよりクリーナの方が余ってしまうので、こういう時にクリーナをじゃんじゃん使います。油汚れを落としたいときには、役に立ちます。

取り外して清掃中のZZR400のアンダーカウル

普段は、滅多に掃除しないカウルの底面部分もこの機会に徹底的に清掃します。

劣化した保護スポンジと内部の泥汚れを拭き取って綺麗になったZZR400のアンダーカウル

汚れがひどい部分を中心に綺麗に拭き取りました。

ホームセンターで購入したEPDMスポンジ

近所のホームセンターで買ってきた耐熱・耐候・耐磨耗・耐薬品のEPDMスポンジです。何種類か用意したのですが、全面を張替えることはやめたので、主に細長いスポンジを使います。

経年劣化でボロボロになった保護スポンジを貼り直したZZR400のアンダーカウル

スポンジを貼り終えました。油分が残っていると接着できないので、クリーナでしっかりと洗浄しておく必要があります

清掃作業が完了したZZR400

取り外し時とは逆手順でアンダーカウルを装着。この状態でしばらく様子見とします。これ以上スポンジの劣化が進んだら、次は全面張替えにしたいと思います。

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