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2016/04/03 作成
第43回東京モーターサイクルショー(2016年)
今年も行ってきました、第43回東京モーターサイクルショーです。
正面に見える建築中の建物は、「東京ビッグサイト仮設展示場」です。東棟屋外臨時駐車場をぶっ潰してそこに2020年東京オリンピック用に10年間限定の仮設展示棟を作っています。この仮設展示棟が完成すると、入れ替わりで東棟と西棟の大規模修繕工事が始まる予定です。
それはさておき・・・今年は西棟の屋外駐車場が復活したおかけで、東雲の駐輪場は待ち時間ゼロでスムーズに駐車できました。
まずは、いつも通りKawasakiブースから見ていきます。
今年はセンターステージが無くなり、去年までのブースと比較するとややインパクトが薄れました。今年は目新しいモデルのリリースが無いので、こんなもんでしょうか?
目玉は去年に引き続き、「Ninja H2」です。
←は、海外モデルです。
エンジン:水冷 4ストローク並列 4気筒/DOHC 4バルブ・998cm3
最高出力:147.2kW(200PS)/10,000rpm
最大トルク:140.4N・m(14.3kgf・m)/10,000rpm
車体寸法:2,085mm×770mm×1,125mm
シート高:825mm
車両重量:237kg
国内モデルのH2Rは、2,070×770×1,160mm、830mm、216kg
まずは、K's-StyleのNinja250SL KRTです。KRTカラーモデルでシンプルなブラック&ライムグリーンのツートンカラーではなく、複数のラインがペイントされています。KRT以外にWSB(World Series Bike)モデルも展示されていました。
希望小売価格:567,000円、会場価格:517,000円(税込)
Z125AT(2016年モデル)のカスタムカラーモデルです。これは、Candy Bumt Orangeです。写真で見てもかなり派手なオレンジ色ですが、実車も鮮やかでした。
希望小売価格:378,300円
参考乗り出し価格:421,220円(税込)
YAMAHA Resonator125(参考出品車)です。ここ数年のショーでは、こういうシーン展示が多いですね。クラッシックなResonatorとベンチに置かれたレスポールとハードケースがマッチしていますね。個人的にはストラトの方が好きですが(笑)
Y'S GEARのYAMAHA MT-25 Authentic Sportsモデルです。漆黒のフロントフォークと金色のホイールが目立っています。
本体:523,800円(税込)
外装セット:参考出展
KYBスペシャルサスペンション:参考出展
PRUNUS GPスリップオンマフラー:86,400円
GALE SPEEDホイールセット:203,000円
ラジエターカバー、LEDウィンカー、フォークキャップ、ステムナットカバー、ピポットカバー、スイングアームスプール、ライセンスプレートホルダー:計73,764円
Y'S GEARのYAMAHA MT-09 Authentic Sportsモデルです。
本体:915,840円(税込)
外装セット:参考出展
バックステップ:参考出展
KYBスペシャルサスペンション:285,984円
PRUNUS フルエキゾーストマフラー:205,200円
GALE SPEEDホイールセット:246,240円
フライスクリーン、ラジエターカバー、LEDウィンカー、メッシュエアインテーク、エッチングファクトリーラジエターカバー、コンフォートシート、サイドスライダー、カーボンフレームカバー、カーバンリアカバー、ライセンスプレートホルダー:計250,560円
Y'S GEARのYAMAHA YZF-R25ABS Authentic Sportsモデルです。
本体:599,400円(税込)
外装セット:参考出展
KYBスペシャルサスペンション:参考出展
PRUNUS GPスリップオンマフラー:86,400円
GALE SPEEDホイールセット:203,000円
スポーツスクリーン、フォークキャップ、ストムナットカバー、ピポットカバー、スイングアームスプール、サイドスライダー、ライセンスプレートホルダー:計64,044円
Y'S GEARのYAMAHA XSR900 Authentic Sportsモデルです。
本体:599,400円(税込)
外装セット:参考出展
ミラー:参考出展
ライセンスプレートホルダー:参考出展
PRUNUS フルエキゾーストマフラー:参考出展
GALE SPEEDホイールセット:246,240円
LEDウィンカー、エッチングファクトリーラジエターカバー、デザインシートウルトラスエード、カーボンカバー:98,820円
片隅にYAMAHA PW50が展示されていました。YAMALUBEレーシングチームのYZ250Fレプリカ仕様です。
エンジン:空冷 2ストローク、単気筒 49cm3
シート高:485mm
車両重量:39kg
車両寸法:1,245mm×575mm×715mm
最高出力:N/A
最大トルク:N/A
燃料タンク:2.0L
本体価格:135,000円(税込)
SUZUKI SV650 Rally concept
カフェレーサー&オンロードラリーのコンセプトモデルバイクです。公道を走れるように保安部品を残しつつレースに参加できるように、ハンドルにサイドミラーが、ウィンカーがヘッドライトとフォークの間に取り付けられています。
SUZUKI DR-Z50。
7歳以上で40kg以下が乗車対象のポケバイです。
最高出力:2.9kW(3.9PS)/9,500rpm
最大トルク:3.4N・m(0.35kgf・m)/7,000rpm
車両寸法:1,320×580×790mm
車両重量:54kg
シート高:560mm
価格:226,000円(税込)
去年HONDAブースで実施していた「RC213Vフルバンク体験コーナ」を、今年はSUZUKIがまねして「GSX-RRバンク跨りコーナー」を実施していました。見た目は、去年のRC213Vフルバンクにそっくりですね。
HONDAとSUZUKIのブースには、アニメ「ばくおん!!」のポスターが貼られていました。去年は、ebook japanのブースに佐倉羽音と鈴乃木凜の痛バイクが展示されていました。原作を知らない方のために少しだけ説明すると、「ばくおん!!」は女子高生がバイクに乗る話なのですが、ライダーには笑えるネタが多いです。メインキャラ 6人の内 4人が国内 4台メーカのバイクに乗っているので、今回のショーでもコラボしています。もちろん「けいおん!」のパクりなのですが、それを抜きにしても面白い漫画ですよ。
DUCATI Superbike Panigale Rです。パッと見は去年と同じですが、サイドミラーが取り外されていました。
エンジン:スーパークアドロ L型 2気筒 4バルブ デスモドロミック 水冷、1,198cc
最高出力:52.2kW/5,100rpm
車両寸法:2,060×745mm
車両重量:162kg
シート高:830mm
タンク容量:17L
メーカー小売希望価格:3,899,000円(本体価格 3,610,185円)
DUCATI展示ブースには、今年もスペック表示用のタッチパネルが設置されていましたが、去年までとはモデルも影響サイズも異なります。画面を良く見ると中身がiPadであることが判りますが、操作性は去年までの方が良かったな。普通にタッチするとズームしてしまうのが困りものです。
TRIUMPH THRUXTON R(スクラトンR)
エンジン:水冷SOHC並列 2気筒270°クランク、1200cc
最大出力:97PS/6,750rpm
最大トルク:112Nm/4,950rpm
車両寸法:2,105×745×1,030mm
シート高:810mm
車両重量:203kg
タンク容量:14.5L
価格:1,790,000円(税込)
TRIUMPH STREET TWIN
エンジン:水冷SOHC並列 2気筒270°クランク、900cc(5速)
最大出力:55PS/5,900rpm
最大トルク:80Nm/3,230rpm
車両寸法:2,090×785×1,114mm
シート高:750mm
車両重量:198kg
タンク容量:12L
価格:1,021,500円(税込)、ジェットブラックのみ 999,500円
TRIUMPH BONNEVILLE T120(ボンネビル T120)
エンジン:水冷DOHC並列 2気筒 8バルブ 270°クランク、1200cc
最大出力:80PS/6,550rpm
最大トルク:105Nm/3,100rpm
車両寸法:2,170×785×1,125mm
シート高:785mm
車両重量:224kg
タンク容量:14.5L
価格:1,472,000円(税込)
TRIUMPH Tiger800 XRx
去年からモデル変更はありませんが、シート高を下げたモデルが展示されていました。標準モデルより 5cmほど低くなっています。
排気量:800cc(水冷12バルブDOHC直列 3気筒)
車両サイズ:2,205×795×1,340mm
車両重量:223kg
タンク容量:20L
シート高:760~780mm(LOW仕様)
最高出力:95PS/9,250rpm
メーカ希望小売価格:1,449,000円(税込)
TRIUMPH TIGER EXPLORER XRX
エンジン:水冷DOHC並列 3気筒 12バルブ、1215cc
最大出力:139PS/9,300rpm
最大トルク:123Nm/6,200rpm
車両寸法:2,230×830×1,400mm
シート高:785~805mm
車両重量:244kg
タンク容量:20L
価格:2,250,000円(税込)
TRIUMPH SPEED TRIPLE R
エンジン:水冷並列 3気筒 DOHC 12バルブ、1050cc
最大出力:140PS/9,500rpm
最大トルク:112Nm/7,850rpm
車両寸法:2,075×780×1,070mm
シート高:825mm
車両重量:192kg
タンク容量:15.5L
価格:1,615,000円(税込)
ちょっと、コーヒーブレイク。
BBB,BASブースでコンパニオンをしていた「とりたん」さんです。この方は、のんたん好きのレイヤーさんです。
手に持っているのは、配布紙でバイクポータルサイト「BBB」、バイク輸送グループ「BAS」そして見ての通り「GTO」のコラボレーションです。
HARLEY-DAVIDSON DYNA LOW RIDER S
エンジン:Screamin Eagle Twin Cam110
排気量:1,801cc
シート高:685mm
車両重量:293kg
タンク容量:17.8L
価格:2,290,000円(税込)
HARLEY-DAVIDSON CVO PRO STREET BREAKOUT
エンジン:Screamin Eagle Twin Cam110B
排気量:1,801cc
シート高:660mm
車両重量:331kg
タンク容量:18.9L
価格:3,390,000円(税込)
HARLEY-DAVIDSON CVO STREET GLIDE
エンジン:Twin-Cooled Twin Cam110
排気量:1,801cc
シート高:690mm
車両重量:395kg
タンク容量:22.7L
パーツ&アクセサリー:117ciビックボアキット、スポーツマフラー、ストリートチューナー
価格:4,320,000円(税込)
2015年に開催されたHARLEY-DAVIDSONの二大イベントのひとつ STREET 750 カスタムプロジェクト "The Battle of the Kings" のチャンピオンバイク、ハーレーダビッドソン新宿の神部涼平氏のカスタムバイクです。
昨年開催されたもうひとつのイベントが 5名のカスタムビルダーにより争われた「STREET BUILD OFF」です。ここからエントリーバイクを見ていきましょう。
まずは、ラックモーターサイクルズの杉原雅之氏によるカスタムバイク「GUNSLINGER」です。
KTM 1290 SUPER DUKE GT
エンジン:水冷 4ストローク75°V型 2気筒、1,301cc
最高出力:127kW(173HP)/9,500rpm
最大トルク:144Nm/6,750rpm
シート高:835mm
タンク容量:23L
車両重量:212kg
価格:2,132,000円(税込)
SUZUKI GSX-S1000ABS Yoshimura Special Edition
マフラー:Slip-On R-11 sqサイクロン
ヨシムラハードパーツ:エンジンケースガードキット、ステアリングステムナット、オイルフィラープラグ、ハンドルバーエンドセット、エンジンプラグ、タイミングサービスホールプラグ、リアアスクルブロックキット、フェンダーエリミネーター、ラジエターコアプロテクター、リアスタンドブラケットセット、フントスクリーン、ステップキット
ZERO Engineering ZDC-80B
HARLEY-DAVIDSON Sofatilをベースにしたロードホッパーです。
エンジン:4サイクル空冷OHV V型 2気筒(Evolution)、1,337cc
車両サイズ:2,290×690×980mm
車両重量:260kg
シート高:640mm
タンク容量:10L
価格:2,786,400円
PLOT CUSTOM DIVER MT-25
フォークの角度が浅くなってどことなくチョッパーっぽいのは気のせいでしょか? ベース車のMT-25も見た目が青色なのですが、さらに青色パーツが増殖しています。スクリーンが付くとずいぶんイメージが変わりますね。
AGUSTA Turismo Veloce800 LUSSO
電子制御サスペンション搭載(LUSSO)
エンジン:4ストローク 3シリンダー 12バルブ DOHC、798cc
車両寸法:2,125×910mm
ホイールベース:1,400mm
シート高:850mm
乾燥重量:191kg
タンク容量:22L
価格:1,965,600円(Standard)、2,197,800円(LUSSO)
AGUSTA F4RC Reparto Corse(世界限定250台)
エンジン:4ストローク 4シリンダー 16バルブDOHC、998cc
車両寸法:2,115×750mm
ホイールベース:1,430mm
シート高:830mm
乾燥重量:183kg(レースキット装着時 175kg)
タンク容量:17L
価格:4,698,000円(レーシングLIT込)
※2015年モデルのスペックと価格です。
AGUSTA F3 800 SOLARBEAM
エンジン:4ストローク 3シリンダー 12バルブDOHC、798cc
車両寸法:2,060×725mm
ホイールベース:1,380mm
シート高:805mm
乾燥重量:173kg
タンク容量:16.5L
参考出品車(価格・装備・販売時期は未定)
NORTON Domitator SS
撮影しているこっちがタンクに写りこんでしまうほど反射しています。
ポリッシュヨーク ポリッシュデュアルダイヤルブラケット
ポリッシュアルミタンク、ポリッシュドリアスプロケット
ポリッシュドアルミハンドルバー
日本限定 10台
価格:5,292,000円(税込)
自分のZZR400は、今もDUNLOP SPORTSMAX GPR-300を使っています。GPR-100, GPR-200と長年このシリーズを使い続けていますが、自分はロングツーリングがメインなので、これで満足しています。GPR-200→GPR-300で、トレッドのパターンが変わっています。溝の幅が一律ではなく、ところどころに細い溝が付くようになりました。そしてGPR-100からGPR-200で直線から曲線に変化したフロントのセンターにあった溝は、GPR-300で完全に無くなりました。
今年もAraiヘルメットは、RX-7Xシリーズを前面に押していました。Araiのフィッティングサービスは良いですね。自分はAraiのPROFILEシリーズを使用していますが、2りんかんでインナーを変更してジャストフィットするように調整してもらいました。
ミシュランブースでは、MotoGPライダーでホンダのテストライダーでもある青山博一さんのトークショーが開催されていました。そう言えば、弟の青山周平選手が昨年末のスーパースター王座決定戦でついにSGタイトルを手にしましたね。今年最初のGIでも優勝しており兄弟揃って活躍しています。
ミシュランブースだけあってタイヤの話もされていましたが、スリックとは?という感じで初心者でも判るような説明から入っていました。
ちょっと気になったのがコレ。太陽熱を遮断するバイク専用インナー「BODY REGULATOR」です。赤外線を遮断することで体感温度が 2℃下がるそうですが、メッシュライジャケの下にこれを着ると効果あるかな?
動画サイトでも続々とアップされている360度のパノラマ動画を撮影するための、Kodak PixPRO SP360 4K action cameraです。これ欲しいけどちょっと高いんですよ。それと、ヘルメットの上にカメラに取り付けるのは、ちょっと抵抗がありますよね。もう少しコンパクトなサイズにならないですか?
こんな感じで第43回東京モーターサイクルショーのレポートをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
暖かくなりすっかり春本番、ツーリングシーズンインです。春風に誘われて走りに行きたい季節ですね。
ちなみに、今年は有明東駐輪場でZZR250× 1台、ZZR400× 2台、ZZR1100× 2台を見つけました。絶滅回避!!(笑)