2006/06/02 作成、2009/02/10 更新
鉄道の旅
学生時代はよく青春18切符で出かけたのですが、バイクの免許を取ってからは、ほとんどバイク以外で旅行に行かなくなりました。飛行機や鉄道を使うのはほとんど仕事の出張ぐらいですが、たまにはバイク以外で出かけるのも良いですね。そんな話を少しだけ書きつづります。(本当は今が梅雨で走りに行けないので、これを書いてるのですが・・・)
高松行きの出張が決まりました。しかし、普通に飛行機で帰ってきても面白くない、かと言って新幹線だとその日のうちに東京へ帰ってこられない。ということで寝台特急「サンラインズ瀬戸 (*) 」で帰ってくることにしました。「サンライズ瀬戸」は、旧ブルートレイン瀬戸号に代わって登場した、高松と東京を結ぶ寝台特急です。乗車率も非常に高く、JRの人気列車のひとつです。
今回利用した部屋は、B寝台シングル、もちろん個室です。この列車は、社内が木目調で統一されており、良い雰囲気が漂っています。部屋の奥行きは、フェリーのB寝台と同じぐらいですが、十分な高さがあるため快適に過ごせます。そして何と言っても窓が大きいので、ブラインドを全開にしてルームライトを消せば星空を眺めながらの旅情を満喫することができます。
21時26分、定刻通りに高松駅を出発。
朝 6時、昇る朝日と共に起床。その名の通り「サンライズ」号にふさわしい夜明けです。心地よい列車の走行音と振動に揺られながらぐっすりと眠ることができ ました。 7時 8分、定刻通りに東京駅に到着。
最近はバイクでばかり出かけていますが、たまにはこんな寝台列車の旅も良いものですね。機会があれば別の寝台列車にも乗ってみたいものです。
高松 → 東京 サンライズ瀬戸号
特急料金 3,150円
寝台料金 7,350円(Bシングル)
乗車券 11,010円
行きは、岡山駅から快速マリンライナーを利用しました。マリンライナーは、岡山駅から瀬戸大橋を渡って高松駅まで 1時間弱で結ぶ快速電車です。高松行きの先頭車両は、前方が大きなガラス張りのグリーン車です。指定席代とグリーン代を合わせると 950円と少し高めですが、早めにチケットを取れば一番前の1A席を取ることができます。ただし、瀬戸大橋通過中の前方は橋脚しか見えないのでサイドの窓から景色を眺めます。
空の旅
空の旅は、ほとんど出張です。当然出張なので観光なんてする余裕はないし、ましてや観光できるような都市に行ったこともないです・・・・。
空の旅といえば、マイレージ。しっかり貯めていますか?最近は、アライアンスの動きが加速してよりポイントが貯まりやすくなりましたね。
気が付けばいろんなカードを持ってました。左の写真を見ると今では使えないカードもありますね。左上から、
①JAL ②ANA ③JASの国内線3社、
④~⑥は、Canadian(⑤はPresidentClass)、
⑦~⑧は、United(⑦はPremierClass)、⑨AeroPlan。
北米方面だと年2回行けば、クラスアップもできますね。
空の旅といえば、トラブルが付きものです(笑)。そんな話を少し書いてみます。
① 出発遅延
これは経験された方もかなり多いのではないでしょうか。1996年にオタワに行ったときは、成田空港へ向かう成田エキスプレスに乗っているときから外は大雪で、案の定、発着時刻になっても飛行機は来ませんでした。結局2時間半遅れで出発。バンクーバ空港でドメスティック乗り継ぎの為に空港の中を全力疾走したのは今では良い想い出です(笑)
② 行き先変更
1997年にモントリオールに行くとき、トロント経由便に乗る予定だったのですが、空港に着いてカウンターでチェックインすると、
空港職員:「この便は、カルガリー行きに変更されました。」
えッ!? 行き先が変わるなんてあるんですか~~!!
渡されたチケットを見ると、確かにカルガリー行きでした。
予定外のカルガリーで入国・・・。
③ 出発遅延(2)
1997年にトロント経由でオタワに行くとき(②とは別のとき)、乗り継ぐにはぎりぎりの時間の便を取っていました。
定刻通りに到着すればなんの問題も無かったのですが、悪天候でカルガリーの到着時間が遅れ、乗り継ぐ予定の便は既に出発していました。正規チケットなら問題なく他の便へ振り替えてくれるのですが、もちろん買っているのは格安チケット(出張経費削減)です。悪天候によるディレイだと振り替えてくれないのが普通なのですが、カウンターへ行って説明すると無事、別の便へ振り替えてくれました。こういう時、格安チケットは怖いですね。
④ ロストバッゲージ
1997年にワシントンから帰ってきて無事に成田へ着いた時の話です。ゲートを越えてターンテーブルまで来ると、何故か自分の名前が書かれたプラカードを掲げている空港職員がいました。
なんだろう? と思って話を聞くと、
空港職員:「お客様の荷物が飛行機に積まれていませんでした。」
これが話には聞いていたロストバッゲージというやつですか。まさか自分が遭うとは思ってもいませんでした。これが帰りの便で本当に良かったですよ。もし、行きの便だったら・・・想像するだけでぞっとします。大事な物は手荷物に入れた方が安心ですね。
⑤ 出発遅延(3)
1998年にサンノゼ、ワシントン、シカゴで計20泊22日という少し長い出張に行きました。全ての行程を終えて、やっと帰れるゾ~、とホッとした最終日は、またまた悪天候でした。
さらに運が悪いことに空港に到着すると、予定していた機体がエンジントラブルで別の機体を手配している旨のアナウンスが流れていました。
飛行場からボ~と外を眺めながら待っていると、やがて換えの機体が到着してボーディングブリッジが接続されました。出発予定時刻から3時間遅れで機内に搭乗。
機体がエプロンにでると、そこは離陸待ちの飛行機で大渋滞していました。さらに天候はどんどん悪化して、風向きが変わったせいか、離陸待ちの飛行機が大挙して別の滑走路へ移動。そうこうしているうちになんとエプロンに出てから2時間が経過、未だに離陸できる気配がありません。
そしてついに、機内アナウンスが、
機長:「悪いニュースです。悪天候で全滑走路が閉鎖されました。」
結局、合計5時間待たされた上、フライトキャンセルになりました。搭乗ゲートまで戻ると、いやゆるお泊まりセット(ホテルのアメニティと同じ)と空港近くのホテルのチケットをもらって、ホテル行きのシャトルバスに乗り込みます。手荷物は良いのですが、カウンターで預けた荷物はセキュリティ上、戻ってきません。もちろん下着類もその中です・・・。
翌日、無事に代替便に乗り帰国。1泊増えて、21泊23日になるというオチまで着いた出張でした。
教訓 : 手荷物に下着1枚入れておこう!