2011/05/28 作成、2012/03/11 更新
オリエンテーリング
ここでは、オリエンテーリングの常設パーマネントコースを紹介します。埼玉県を中心に高麗、元加治、仏子、越生、秩父、東松山、寄居、越生、藤野コースなどを紹介してます。コースは順次追加していきます。
No.174 秩父Aコース(新コース)
No.175 秩父Bコース(新コース)
No.624 森林公園Aコース
No.625 森林公園Bコース
No.719 県民の森コース
No.001 元加治コース(10km)
栄えあるトップナンバー No.001「元加治コース」です。
全11ポスト中、1番から9番までが森の中に設置されており、オリエンテーリングらしい森林の中を回る良コースです。これまでに回ったコースの中でも一番お勧めできるコースだと思います。
スタート地点は元加治駅ですが、バイクや車で来る場合は、第1ポストと第10ポストの中間に位置する阿須運動公園か岩沢運動公園の駐車場に停めると良いでしょう。
ちなみにルートマップを売っている元加治駅前の滝沢商店は平日しか営業していない為、私は同じマップを使用している仏子コース(JOAPO011A)をネットプリントして駅前のマスタールートマップでコントロールを写し直しました。
このコースは最短ルートで回ろうとすると何度か小径と植生界を通る必要があります。マップ上は小道で表記されている道も下草が生い茂って小径並に狭くなっている場所があります。
第3ポストから第4ポストへの最短ルートは、私が回ったときには草や木々が多く道が判りづらくなっていました。特に主道へ降りる小道は注意して下さい。子供連れの家族で回る場合は、迂回した方が安全です。
このコースは、11個中 3個のポストが仏子コースと重複しています。ちなみに、第2ポストは最短コースで回らずに大きめの道へ迂回すると、仏子コースの第4ポストの脇を通るので2コースあることを知らないと惑わされるかもしれません。
No.002 高麗コース(10km)
スタート地点 : 西武秩父線 高麗駅(埼玉県日高市)
ルート : ハイキングコース、距離 10km、ポスト数 10ヶ所
ネットプリント : JOAPO002A
お勧め度 : ★★★★★
古参コースのひとつ「高麗コース」です。
序盤から森林の中に入り日和田山、物見山周辺を周り最後は巾着田に降りてくる良コースです。パーマネントコースがほぼハイキングコースになっていますが、比較的に高低差が少ないのでご年輩でハイキングしている方も多く見かけます。
ルートはほぼ一本道です。公式ページにも書かれている通り第1ポストから第2ポストへ向かう途中でやや狭い山道に入りますが、その後は道が開けています。
終盤の第7ポストの先で市街地を見渡せる展望の良い場所があります。日和田山から下山する途中に金刀比羅神社があり、そこから飯能市街地と巾着田を眺めることができます。この辺りは、ハイキングしている人も多いです。埼玉県民なら、小学校の遠足で来た人が多いかも知れませんね。
このコースのもうひとつの見所が第10ポストがある巾着田です。
一面に咲き誇る秋桜や曼珠沙華が見られる秋頃に回るのがお勧めです。
No.003 越生コース(10km)
「越生コース」です。このコースは、他コースに比べると若干難儀です。第3コントロールから第9コントロールまで森の中を歩くのですが、一部深いところがあります。傾斜もやや急です。
まず、第一関門ですが、第3コントロールと第4コントロールの間ですが、2011年現在ネットプリントで出力されるマップには、はっきりとした道が描かれていません。実際には第3コントロールの途中から南側の斜面を登ってマップの端の道に出ることができるのですが、かなり急な坂で道幅も細いです。次に、第二関門ですが、第5コントロールがちょっと判りづらい所にあります(コースを回る季節にもよるかな?)。
最後に第三関門ですが、マップ上は第8コントロールから東側に道が延びていますが、このルートは避けた方が無難です。私は途中まで降りてみましたが、木々が生い茂っている悪路だったので途中で引き返しました。
オリエンテーリング的には、非常に面白いコースなのですが、家族連れの場合は無理せずに無難なルートを選択した方が良いと思います。初めてパーマネントコースを回る人は、別のコースから始めた方が良いと思います。
それと、第2コントロールですが、ネットプリントのルートマップだとポストが円の中心から少しずれているような・・・・気がします。
第9コントロールの手前から越生市内を眺めることができます。良い景色です。
No.011 仏子コース( 9km)
飯能の少し手前にある「仏子コース」です。ここも西武線沿線コースですが線路の南側の丘陵地帯を巡ります。最後は武蔵野音大の脇を通って戻ってくるため、わりと賑やかでした。
このコースは、一部のポストが元加治コースと重複しています。元加治コースに比べると仏子コースは、やや東側を回るルートになっています。
序盤は整備された林の中のハイキングコースを歩きます。展望はありませんが、のんびりと回ることができます。第5ポストから先は、最短コースを通るとやや狭い小径を歩いて回るところがあります。
高麗コースほどではありませんが、ここもハイキングしている人達に出会います。
第8ポストがある桜山展望台では、高台から飯能市街を眺めることができます。
この辺りにしては、なかなか良い景色です。
No.012 高坂Aコース(10km)
スタート地点 : 東武東上線 高坂駅(埼玉県東松山市)
ルート : 住宅街平地コース、距離10km、ポスト数 10ヶ所
お勧め度 : ★★☆☆☆
No.585 高坂Bコース( 7km)
スタート地点 : 東武東上線 高坂駅(埼玉県東松山市)
ルート : 住宅街平地コース、距離 7km、ポスト数 7ヶ所
お勧め度 : ★★☆☆☆
東松山の南にある「高坂A・高坂Bコース」です。
東武東上線高坂駅からスタート10kmと7kmの2つのコースがあります。10kmコースはゴルフ場の外側を反時計回りに周りこども動物公園の前を通って戻る北側コース、7kmコースは関越自動車道を挟んで市街地の中を回る南側コースです。
A、Bどちらのコースも終始舗装道路を歩いて回ります。市街地コースの為、オリエンテーリングの醍醐味は薄いですが、お手軽に回ることができるコースです。丘陵地帯を回るようなコースを求めている方には、ちょっと物足りないと思います。
A、Bどちらのコースも途中で田園の中を歩きます。住宅街から少し離れれば緑も多く、のどかな雰囲気の場所もあります。
Aコースの第6ポストがある物見山公園は、上まであがると綺麗な紫陽花が咲いていました。
No.013 東松山コース(10km)
スタート地点 : きらめき市民大学(埼玉県東松山市)
ルート : 住宅街平地コース、距離10km、ポスト数 9ヶ所
旧コース名 : 東松山Aコース
ネットプリント : JOAPO013A
お勧め度 : ★☆☆☆☆
No.694 八丁湖コース(10km)
東松山の東にある八丁湖周辺の「東松山・八丁湖コース」です。
ここは八丁湖コースは元々東松山Bコースで、二つのコースは一部のポストが重複しています。八丁湖は、フレンドシップハイツをスタートして八丁湖へ戻るコース。東松山コースは、きらめき市民大学をスタートして八丁湖より西側を回るコースです。
このコースはどちらも住宅街の中がルートに設定されています。元加治や高麗のような秩父方面のコースとは違い、どちらかと言うと町中を散歩するようなコースです。お手軽に回れるのは良いのですが、ほぼ全てのルートがアスファルト道なので歩きづらいのが難点です。第8コントロールから第9コントロールへ向かう途中の道だけは、唯一舗装していない道でした。
八丁湖コースの終盤、第9コントロールの手前には史跡「黒岩横穴群」があります。 ここが昔の墓穴です。この周辺ではと吉見百穴の方が有名なので、黒岩横穴群は知らない人も多いかもしれませんね。
No.329 寄居Aコース(6.5km)
スタート地点 : JR八高線・秩父鉄道・東武東上線 寄居駅 正喜橋(埼玉県大里郡寄居町)
ルート : 郊外平地コース、距離6.5km、ポスト数 11ヶ所
ネットプリント : JOAP329A
お勧め度 : ★★☆☆☆
No.673 寄居Bコース(4.6km)
スタート地点 : JR八高線・秩父鉄道・東武東上線 寄居駅 正喜橋(埼玉県大里郡寄居町)
ルート : 郊外平地コース、距離4.6km、ポスト数 8ヶ所
ネットプリント : JOAP329A
お勧め度 : ★★☆☆☆
寄居駅の少し先にある正喜橋からスタートする「寄居A・Bコース」です。このコースは、鉢形城の跡地を回るコースです。A・B2つのコースがありますが、距離が長いAコースは車山の外側を回ります。距離が6.5km、4.6kmと短く、回り道をしなければ短時間で回ることもできます(後述参照)。
Aコースでは、第3コントロールと第4コントロールの間に車山があります。
もちろん、最短コースで回るなら山を迂回して舗装道路を歩けば良いのですが、私はあえて車山越えをして見ました。距離は短いのですが坂はややきつく、道の脇にはロープが張ってあります。傾斜がある割には歩行用の段差が無い為、下りは転ばないように注意が必要です。
ちなみに車山の頂上からの展望は、あまり良くありません。あえてここを登る必要はないかな?
第4コントロールから先は、舗装された一般道を歩きますが、東松山コースとは違いこっちは周辺の住宅も少なくのんびりと回ることができます。それでも秩父方面のコースに比べるとやっぱり物足りないと感じるかも知れません。
No.401 藤野園芸コース(7km)
中央線の藤野駅からスタートする「藤野園芸コース」です。中央高速でも相模湖ICを降りてすぐです。
甲州街道から桂川を渡り南側の丘陵地帯を回るコースです。距離的には都内から比較的近いのですが、下道を使うと八王子駅前、津久井湖周辺、相模湖周辺と休日の午前中に混雑する渋滞ポイントがいくつもあるので意外の時間を要します。
このコースは、前半の第3ポストまでは展望の無い林の中を抜けるコースです。第2コントロールが小高い丘の頂上にあるのですが、そこからの景色はいまいちでした。
マイナーな場所だけあってこの辺りをハイキングしている人は少なく、のんびりと回れるコースです。脇道はたくさんありますが、分岐点に標識があるので非常に判りやすいルートです。
第4ポストへ向かう途中から第6ポストまでは舗装道路になっています。ごく普通の道でした。可も無く不可もなく。前半の1~3ポストぐらいの道がずっと続いていると良かったんですけどね。
ちなみにこのコース沿いの道ばたにはいろんなオブジェクトが立っています。変わったオブジェクトが多いですが・・・。
No.727 越生梅林コース(6.8km)
スタート地点 : JR中央本線 藤野駅(埼玉県入間郡)
ルート : 郊外散策コース、距離 6.8km、ポスト数 9ヶ所
旧コース名 : おごせ休暇センターコース
ネットプリント : JOAP727A
お勧め度 : ★★★☆☆
越生のニューサンピア埼玉おごせからスタートする「越生梅林コース」です。古いコース案内には、ウェルサンピア埼玉おごせと書かれていますが、施設名称が変更されています。
このコースは、旧おごせ休暇センターコースを改修して新しいコースナンバーが振られた新コースです。旧越生Bコースの第2~3ポストを削って、コース西側に新たに第7ポストが追加されています。ちなみに旧越生Aコースの一部のポストは、現在の越生コース(No.003)に含まれています。
このコースは、全長6.8kmと比較的に短いコースですが、起伏に富んでいます。第1、第3、第7ポストに向かうルートが登り坂になっています。
森の中を抜けるルートは、ハイキングコースになっていない為、人通りがほとんどありません。道ははっきりとしていますが人が通った気配が少ない無い場所もあります。倒木が多く歩きづらい場所もあります。
特に第1ポストから第2ポストを向かう道は注意して下さい。私がコースを回ったときは、←の写真のように膝上から腰丈ぐらいまである深い草が生い茂っていて進むのがかなり困難になっていました。迂回する場合ですが北側の川沿いに道は不明瞭な為、大回り覚悟で南側の舗装道路から回ることをお勧めします。
2月中旬から3月上旬にかけて第5ポストがある越生梅林周辺は、大混雑します。越生梅林周辺の駐車場も車でいっぱいになります。ここの梅林も見事な梅を見ることができますが、オリエンテーリングを回る時期と観梅の時期はずらした方が良いと思います。私は7月にコースを回りましたが、もちろん梅林には誰もいませんでした。
私が小学生の頃からあった「オリエンテーリング 100キロコンペ」です。
当時、いくつかのパーマネントコースで距離認定を申請した覚えがあるのですが、当時の認定書は無くしてしまった為、あらためてゼロから申請し直すことにしました。
とりあえず、あらためて100kmを目指してみます。
100km達成しました。
日本オリエンテーリング協会から100キロコンペ達成証が送られてきました。これは、100km毎に申請できるので踏破距離が200kmに達すれば、もう1回申請することもできます。
ちなみに申請時に日本オリエンテーリング協会に送付する各コースの距離認定書は、裏面に「済」の印が押されて達成証と共に戻ってきます。
距離認定は、ルートマップに付いているコンペ参加カードでも申請できますが、郵便払い込みでも申請できます。専用の払い込み用紙は、申請先の日本オリエンテーリング協会からもらえます。申請は、1コース 200円です。
ちなみに、ネットプリントではない店舗販売のマップの中には、移転前の協会の住所が記載されているものがあるので注意して下さい。私は一度古い住所宛に送って、宛先不明で戻ってきました(笑) 「港区芝」は旧住所で、「渋谷区神南」が新住所です。