2015/06/27 作成、2015/10/31 更新
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上手くなりたい!!
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「響け! ユーフォニアム」の第12話を見て、衝動的に書いてしまったページです。
ほとんどノリと勢いだけで書いていますが、ご容赦ください。(_ _)
立ちはだかる・・・
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「上手くなりたい!!」
12話の久美子のこのセリフが・・・・・・ (;_;)
楽器をやっていれば、誰しもがぶつかる壁。そして悩み、苦しむ・・・・・。
共感を得た人も多いのではないでしょうか?
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「悔しくて死にそう!!」
そして、1年前の麗奈の気持ちを知ることに・・・・・・。
練習あるのみ!!

もちろん、基本は練習あるのみです。私も教則本を買って練習しています。が、実際にはそれだけではなかなか難しいですよね。よほど高いモチベーションが無い限り、日々の練習をキープし続けるのはたいへんだと思います。
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良い練習方法のひとつは、「自分の演奏を録音して聞く」ことだと思います。これは技巧ギターのスペシャリスト Kelly Simonzさんをはじめとして多くのプロプレーヤが同じことを言っています。
バンドを組んでいる人ならいつでもアドバイスをもらえますが、ソロプレーヤやこれから楽器を始めようとしている入門者の方は早い時期からレコーダを用意することをお勧めします。もちろんパソコンでHDD録音できる環境があれば、それで十分です。
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同じ練習でも、繰り返し練習はきついですね。同じフレーズを延々と繰り返す・・・。ユーフォでも夏紀先輩がオーディションに向けて、そして久美子がパート変更でひたすら練習を繰り返していましたが、あれを続けるのはたいへんだと思います。もちろん、夏紀先輩と久美子は吹部で吹くという目標があるのでまだ続けられると思いますが、ソロプレーヤには高い目標を持ち続けるのはなかなか難しいと思います。
基礎練習、大嫌い!!

基礎練習ってつらいですよね。ユーフォ第六話でも葉月が基礎練だけを続けて苦戦していたところに、久美子とサファイアが合奏の楽しさを教えることので乗り切っていましたが、楽器を始めたばかりの初心者がすぐに止めてしまう原因のひとつが基礎練だと思います。
私も幼稚園のときにピアノを始めたのですが、小二で挫折して止めました。理由は、練習曲ばっかり弾くのが楽しくなかったからです。もう一度音楽をやる気になったのは、それから 8年後の高一でした。
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そんな辛い基礎練習ですが、こればかりは避けて通ることができません。基礎練の譜面は、楽器屋のスコアコーナへ行けば腐るほどあります。
そんな中でも、楽器に初めて挑戦する人が弾くのは、やっぱり「ドレミファソラシド」ですよね。基本中の基本です。
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ピアノやキーボードを始めた人なら誰でも通る道、Cから1オクターブ上のCまで順に登っているフレーズです。
と~~ってもシンプルな譜面なのですが、これを綺麗に弾きこなすには相当な練習が必要です。正直な話、私も綺麗には弾けません!! 右手はそれほど苦労しないのですが、問題は左手です。まず、右手と左手の音を綺麗に合わせるのがたいへんです。
ちなみに、この C、D、E、F、G、A、B、C を半音上げて、C#、D#、E#(F)、F#、G#、A#、B#(C)、C# にすると、さらに難易度が上がります。

前の譜面をギター用のTAB譜面にするとこんな感じです。
キーボードと違って、両手のタイミングを合わせる必要は無いため、ギターの方が圧倒的に難易度は低いです。C、E、F、G、Bは、左手のポジションを変える必要が無いため簡単ですが、最初の内は Dと Aで引っかかるかもしれません。ちなみに私は初めてギターを購入してから、左手が動くようになるまで、毎朝出勤前にこのフレーズを練習していました。
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さっきとは反対にギターの方が難しい基礎練習譜面です。これはピアノやキーボードなら指三本で弾けるので楽勝なのですが、ギターだとちょっと難しいです。さらに前の譜面と同様に、Cから1オクターブ上のCまで順に登っていくとさらに難易度が上がります。
お手本を聴いてみる
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上手い人の演奏はとても参考になります! ユーフォ第11話の香織先輩と麗奈のソロ再オーディションのシーンもそうですね。
もちろん、テクなんて簡単に盗めるものではないけど、十分参考にはなります。特にギターやベースの教則動画(昔はビデオでしたが・・・)にワイプで写ってる手元の動きは、じっくりと眺める価値があります。耳コピしてると、「これどうやって弾いているんだろう?」、と疑問に思うことも良くあります。
これは、絵描きさん達が最初にトレースから入るのと同じですよね? そういう意味ではバイクの走り屋がコース取りやブレーキングのタイミングをトレースするのも同じですね。「マネる」は、とても重要だと思います。
ライブにたくさん行くのも良いですね。新しい発見もあるし、モチベーションのアップに繋がります。
いろんな楽器にふれてみる
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これはあくまで主観であり個人的な意見なのですが、いろんな楽器にふれてみることも大事だと思います。
バンドを組んでいる人なら、練習スタジオでたまに楽器を交換したりしますよね? そこでいろんなことに気づくのではないでしょうか? 実際、私はピアノから入って、キーボード → ギター と広げていきました。遊び程度ですがベースも買いましたし、学生時代は少しだけドラムもやってみました。先にキーボードをやっていると、コードを覚えているのでギターに入りやすいです。逆にギターで単音弾きをやってみると、キーボードの音の繋げ方も変わりました。意外と身近なところにもヒントや突破口があるものです。
違うジャンルを聴いてみる
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普段弾いている曲とは違うジャンルに触れてみるのも良い方法です。
特にジャズやクラシックは、全ての音楽に通じるものがあると私は考えています。機会があれば、全然違うジャンルのライブやコンサートを聴きに行って下さい。1つ前にも書きましたが、きっと新しい発見に出会えると思います。
私は地元の小さな楽団が開催している定期演奏会をよく聴きに行っています。小規模な演奏会なので、堅苦しくなく、気軽に聴きに行くことができます。「クラシックが大好き」という訳ではありません。普段はクラシックなんて全く聴きません。それでも、普段自分が聴いている音楽とは違うジャンルの曲を生で聴くのは、とても参考になります。
本題とは少し逸れますが、邦楽しか聴いたことが無い人は、洋楽を聴いてみることもお勧めします。私は、ZZ-TOPのライブに行ったことがきっかけでスリーコードに感化されました(笑)
【余談】
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【余談】
まさか、北宇治がサンフェスでYMOを選曲するとは・・・・。
今の若い人達にはわからないですよね? 私ですらYMO現役世代ではありません。私がYMOを知ったのは解散後でしたが、それでも初めて聴いたときに衝撃を受けて、学生時代にはYMOのコピバンを組んでいました。YMOについて語ると長くなるので、それはまた別のページに書きたいと思います。
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【2015/07/01 追記】
終わってしまいました・・・。
第13話(最終回)は、第 1話から第12話までの集大成となっており、吹部全員の成長が見られる良回でした。
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第二期あると信じています。
お願いします!! > 京アニさん、ポニーキャニオンさん
【2015/10/31追記】
劇場版と続編の作成が決定しました!!
公式サイト:http://anime-eupho.com/
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