多摩川競艇の場内（屋内）です。どことなく一昔前の駅ターミナルのような雰囲気ですね。発券機の台数も多く、かなりゆとりがあります。

今日は、第１～９レースが一般戦、最後の３レースが準優勝戦戦です。では、早速第１レースからいってみましょう。

第１マークで１枠の落合直子選手がイン逃げ。あっさりと勝負がつきました。果敢に突っ込んだ３枠の原加央理が２着。

落合直子選手のヘルメットのペイントも良いですね。オートレースの大木光選手のヘルメットを彷彿されるような、顔柄のペイントです。

第２レースは、２枠の伊藤玲奈選手が若干へこんだものの、１～４枠がほぼ一線でスタートラインを通過。

第１マークで３枠からまくった加藤奈月選手を先頭にして２枠の伊藤玲奈選手と１枠の内田亜希子選手が続いて、バックストレートへ。

まくりを決めて１着でゴールした加藤奈月選手です。

川口オートとは異なりここ多摩川競艇場は、室内スペースも無料です。夏場は、クーラーの利いたこの部屋から観戦するのも良いですね。

テーブルもあるのでこんな感じでノートパソコンを広げて作業しながらレースを楽しむこともできます。

第３レースは、イン枠の２名が突っ込むが、これはちょっと早いか・・・。

先行する中澤宏奈選手の後方で、千葉真弥、石井裕美、古賀千晶の３選手が混戦のまま第１マークをターン。

残念、１枠の中澤宏奈選手は、やっぱりフライングで返還欠場でした。

中澤選手が脱落して、俄然白熱するトップ争いは、３枠の石井裕美選手が先行して２周回の第１マークをターン。

４枠の古賀千晶選手が２着の入線して 3-4-2で決着。

スタート＆ゴールラインに設置されている大時計（発走合図機）です。オートレースの大時計は、秒針が 5秒/180°ですが、ボートレースの大時計は、12秒/360°です。高さはほぼ同じなのですが、横幅が大きい分、ボートレースの大時計の方が大きく感じますね。

第４レースは場所を変えて第２マークで観戦します。待機行動中の６選手。

インスタートの１枠 菅野はやか選手が逃げて、枠順通りの1-2、３着に稲生夏季選手が入り、1-2-6でした。

多摩川競艇場は、食事処の数が少ないです。川口オートなどの公営競技場と比べるとかなり寂しいですね。一番大きな店は、ここ「ウェイキー」です。

多摩川競艇場ウェイキーの名物は、この「牛炊」です。牛角煮で使われるような脂身の入った牛肉と野菜を煮込んだ雑炊です。肉はもちろん、出汁が美味しいです。確かにこれなら名物メニューでも納得の味です。

続いて第５レースも２マークで観戦します。待機行動中。

第１マークでまくりを決めた３枠 古川舞選手がそのままトップで２マークを通過、スタートが若干遅れた１枠 原加央理選手とダッシュから攻めた６枠 倉持莉々選手の２着争い。

第６レースは、外枠のダッシュ勢が好スタートからまくりをかましました。

第１マークでまくりを決めた千葉真弥選手と喜多須杏奈選手が先頭で第２マークを通過。

イン枠の二人が５～６着に沈み4-5-3で決着。う～ん、これも当たらないわ・・・。

多摩川競艇場内にある売店「ウェイキープラザ」です。店内には、レースボートの他にも、マスコットキャラの「静波まつり」のポップも展示されていました。

第７レースは激戦でした。１周目の２マークを通過した時点で１枠 鈴木成美選手と２枠 真子奈津実が横一線で通過。見応えがあります。

３着争いも接戦でした。高橋悠花選手と内田亜希子選手が横一線のまま、ボートのフロントを持ち上げて加速していきます。こういうレースは見ていて楽しいですね。

多摩川競艇にも予想屋さんがたくさんいます。話を聞いているだけでも、参考になりますね。

第８レースは、再び第１マーク近辺に戻って観戦します。１枠から好スタートで逃げを決めた古川舞選手。

勝負の焦点は２着争いに。４枠 清埜翔子選手が一歩リード。２枠 古賀千晶が追います。

１着でゴールした競艇の古川舞選手です。５レースに続いて本日２勝目、絶好調です。古川選手のヘルメットのペイントも良いですね。いろんな柄が散りばめられています。

多摩川競艇場の屋外スタンドはこんな感じです。どこか懐かしい昭和の雰囲気を感じますね。

これまた昭和の雰囲気が残る場内の売店です。古めかしいロッテのアイスクリームのクーラーボックスが良いですね。

ちなみに多摩川競艇場の場内には、飲み物の自動販売機がほとんど設置されていません。その代わりに無料のスタンドが何ヶ所か設置されており、麦茶、緑茶などが無料で提供されています。

第９レースは、本日最後の一般戦です。３枠 中澤宏奈選手がややへこんだものの、ほぼ横一線でスタートラインを通過。

枠なりで波乱も無く第１マークを通過。

そのまま1-2-3で決着。山下友貴選手の貫録勝ちでした。

ここからいよいよ準優勝戦です。各レースの上位２着が優出です。

準優勝戦の１レース目です。インから塩崎桐加、西村歩、金田幸子の３選手が発進。

６選手がほぼ一線でスタートラインを通過。第１マークへ突っ込みます。

第１マーク、イン勢３名の激しい攻防が繰り広げられます。

１枠 塩崎桐加選手が立ち遅れたところにアウトから３枠 金田幸子選手のまくり、インから５枠 遠藤エミ選手の差しが決まりました。

バックストレートは、わずかに先行する３枠 金田幸子選手を５枠 遠藤エミ選手が好モーターを活かして抜きにかかります。

見事に金田幸子選手を抜いた遠藤エミ選手がトップでゴール。準優勝戦１着で優出を決めました。

第１マークでまくった金田幸子選手が２着に入り優出です。

レース終了後に１着で優出した遠藤エミ選手の公開インタビューがありました。

今日は、第10レース発売中に次節の多摩川蛭子カップから使用される新ボートのお披露目がありました。永井彪也選手による新ボートの試走です。

アウト勢、渡邉優美、小野生奈、深川麻奈美の３選手がダッシュでスタートラインへ。

１枠から逃げた長嶋万記選手が先頭で第２マークを通過。

１枠に続いて、5-3-2-6で第２マークを通過。

レースはそのままイン逃げを決めた、長嶋万記選手が１着で優出です。

競っていた２着争いは、５枠 小野生奈選手がリードしてゴール。優出を決めました。

長嶋万記選手の公開インタビューです。終始笑顔で明るいインタビューでした。

本日最終レース、準優勝戦の３レース目です。各選手が枠なりで待機行動中。

スタートラインへ向かって突っ込みます。ほぼ一線でスタートラインを通過。

バックスレートでは、１枠 平山智加選手、２枠 平田さやか選手、５枠 喜井つかさ選手が競ります。

第２マーク、インから平山智加選手を先頭にターン。

豪快な水しぶきを上げて各選手が第２マークを通過していきます。

１枠からイン逃げを決めた平山智加選手が余裕で１着ゴールです。

２着には、平田さやか選手が入り優出を決めました。

たまにはオートレースだけではなく、ボートレースも良いですね。また、機会があれば多摩川競艇場に来たいと思います。