2019/05/16 作成、2022/05/08 更新
国道7号線の地図
2022年 5月 8日をもちまして、国道ルートマップの公開を終了させて頂きます。
国道7号 vs 国道345号
新潟市内から日本海沿いに北上して秋田を経由して青森へと続く国道7号線です。東北ツーリング時の主要道路のひとつです。
ですが、この国道7号線は、海沿いではなく内陸を走っている場所が何ヶ所かあります。特に村上~勝木間は、内陸を走る国道7号線より海沿いを走る国道345号線の方がお勧めです。国道沿いに羽越本線が並走しているため、鉄ちゃんにも国道345号線の方が魅力的でしょう。
青森315kmの距離標識
新潟から国道7号線をひたすら北上してくると、酒田市の手前で初めて距離標識に「青森」の文字が登場します。北へ北へと走ってきたライダーにとって、この「↑青森315km」の文字が出てくると、とてもワクワクします。
酒田市街
国道7号線は、酒田市内に入ると市街地を避けるようにやや東を走っています。そのため、酒田市街はついつい通り過ぎてしまいがちですが、時間に余裕のあるライダーさんは寄り道すると良いでしょう。酒田市街には、「山居倉庫」があります。山居倉庫は、明治時代に建築された庄内米の米保管倉庫です。今での当時の蔵が保存されています。
鳥海ブルーライン
国道7号線沿いにある観光スポットのひとつ、「鳥海山」です。酒田市を通り過ぎると進行方向右手に大きな鳥海山が見えてきます。鳥海ブルーラインこと県道210号線に入り、鳥海山の鉾立展望台までバイクで走ることができます。鳥海ブルーラインは、ゴールデンウィークでも雪が残っています。立山黒部アルペンルートや八幡平アスピーテラインほどの迫力ある雪壁ではありませんが、それでも鉾立展望台から見る残雪は美しいです。
秋田~青森
国道7号線は、秋田から青森まで内陸部を走ります。周辺には、男鹿半島、田沢湖、八幡平、十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山、白神山地、弘前城など、多くの観光スポットがありますが、国道7号線はそれら合間を縫うように走っています。海が好きなライダーさんは、能代から鯵ヶ沢まで五能線が並走している国道101号線を走ることをお勧めします。