2016/04/12 作成、2017/12/10 更新
1.開幕
ゲームスタート!
このマップは、最初から南東にそこそこ発展した都市が存在します。ただし、Master Edition(v4)以前のバージョンに収録されていたマップと同様に、初期設定のダイヤと編成はひどい状態のため、一度リセットする必要があります。
「ひしめきあう街」の全体マップは、こんな感じです。マップ中央付近に斜めに山岳地帯があり、平地が北側と南側に分断されています。平地の割合は意外と少なく、攻略の後半になると発展できる余地がなくなりそうな予感がします。平地も 0mと10mの境界線が長く、道路の発展の障害になりそうです。
まずは、南側の平地の開拓から着手します。
最初にオプション画面で設定を変更します。「詳細ダイヤグラム」の項目は、全てONに(チェック)しますが、最上段の「設定を列車、バス、トラックごとにする」の項目だけは、設定時のみONにします。理由は、ダイヤ変更は列車単位よりも全列車を対象にする方が頻度が高いからです。この項目をONにした状態で全列車を対象にダイヤ変更する場合は、毎回「全列車に適用」ボタンをクリックする必要があるため、面倒です。また、ダイヤの設定ミスも起こしやすいので注意が必要です。
今回は、初級マップ攻略編のため、地形変更(Geo)以外は全てアリとします。「銀行の借入」も「証券取引(株)」も「線路の隣町接続」も全て「あり」のルールとします。
この縛りなしルールなら、資金面で困ることはありません。早速、最初から銀行で2,000億円ほど借入しました。これで最初から存在する資金と合わせて、計4,000億円を第一期開発に投資することができます。
株ありルールなら惜しみなく投資することができるため、最初から10両編成の 5ホームで地上駅を建設しました。1、2、4、5番線を旅客用、3番線を貨物専用ホームとします。貨物専用ホームを作ると、運行管理がとても楽になります。
繁栄している街を起点にして、東、南、西の三方向に路線を延伸しました。新駅の数は、13ヶ所。最初は、2ヶ所の新設工場地帯と街から乗客を運んで沿線を発展させます。貨物列車は、東と西の 2区域に分担して資材を運送します。
新線の敷設と工場の建設に資金の大半をつぎ込んだ為、車両は初期配置の余剰編成を使いまわします。このマップは、最初から過剰な編成が運用されているため、編成には事欠きません。最初に購入するのは、貨物列車だけで大丈夫です。
いきなり事故発生!
う~ん、初期マップでこんなバグが発生するのはまずいですね・・・。このバグは、バス毎にダイヤを設定している状態で、バスターミナルに停止するバスと通過するバスが混在していると発生します。このバグが発生すると、事故渋滞も発生します。
2.資金確保 と 第二期延伸工事
沿線の発展が軌道に乗ってきたところで金策に走ります。銀行で借り入れた資金を元手に株式売買で資金を増やします。A列車で行こうシリーズの証券取引所は、初心者のための救済措置と言っても過言ではないでしょう。株取引で容易に資金を増やすことができるため、これさえあれば破綻することはありません。本来は、株取引禁止ルールでプレーするべきと考えますが、今回は初級マップのため、株を使って資金を増やします。
株取引で増やした資金を元に、第二期延伸工事を実施しました。東に 3駅、西に 4駅を新設、さらに工場地帯を 2つ増やしました。これで山岳地帯より南側の平野部は、ほぼ路線が行き渡りました。
街が発展してくると、朝夕のラッシュ時に満員電車が発生するようになりました。ゲーム開始時点で存在していた車両では、これ以上の乗客を運ぶことができないため、新規にE531系10両編成の車両を導入します。
株取引なしルールでプレーする場合は、資金節約のため朝夕だけ増発すれば良いのですが、今回は株取引ありルールの為、時間帯に依存したダイヤはほとんど設定しません。
ゲーム開始から 9ヶ月が経過、最初の2015年が終了しました。A列車で行こうは、決算期が12月のため、12月末で締めです。鉄道売上 480億円、資産 1兆、負債 2,500億、利益 ▲2,900億でした。まぁ、初年度はこんなもんですね。
※資産は、景気により増減するため、あくまで参考値です。
3.新幹線とリニア誘致
年が変わり2016年になりました。ここから本格的に鉄道売上の増やします。まずは、新幹線を誘致します。新幹線をマップの隅に誘致するのは、A列車で行こうの常套手段です。これで大幅に誘致費用を削減することができます。
A列車で行こうシリーズは、走行距離で運賃が決まります。そこで、マップの端から端まで線路を敷設して隣町に接続すると、大きな収益を上げることができます。10×10のマップ上で 9マス分の路線を使用すると、1編成を75~90分間隔で運用することができます。最初から運行本数を多くすると夜間に赤字になるため、開通時は20~30分間隔で 3~4編成、都市が発展してきたら10分間隔で 8~9編成まで増発します。
発展途上の街から隣町に接続しても、昼間なら下り783人(乗車率110%)上り約500人(乗車率60~80%)は乗車します。ただし、夜間は極端に乗車率が下がり、下りは 2桁(乗車率 3~10%)まで低下します。それでも隣町からの上りは50~60%の乗車率が見込めるため、24時間運転でも十分に利益が見込めます。
少しずつリニア新線を増やし、2016年12月時点で 4路線 16編成で運用しています。リニアは、稼ぎ頭です。ただし、路線を増やし過ぎると在来線の乗車率が下がってしまうため、そこは調整が必要です。
2年目(2016年)が終了しました。鉄道売上 1,480億円(+1,000億)、資産 1.7兆(+7,000億)、負債 2,500億(±0)、利益 △2,360億(+5,260億)でした。リニアの運用を開始したことで鉄道利益が大幅に増えました。総利益が大幅に増えたのは、株取引による利益が大半を占めているためです。
※資産は、景気により増減するため、あくまで参考値です。
4.山岳地帯の裏側を開拓
リニア増発に伴い鉄道売上が増えてきた為、ここで山岳地帯の北部にある平野の開発に着手します。まずは、東西に 4駅を建設して新路線を開通させました。ここから徐々に発展させていきます。
広域マップで表示するとこんな感じです。先に開通させた0m地帯の路線とは別に10m地帯に新規路線を開通させました。株取引で資金を貯めつつ、ここから東に新たに路線を敷設していきます。
3年目(2017年)が終了しました。鉄道売上 1.4兆円(+1.2兆)、資産 3.3兆(+1.6兆)、負債 9,700億(+7,200億)、利益 △5,740億(+3,380億)でした。リニア建設に多額の投資をした為、負債が大幅に増加しています。それでも、鉄道売上の大幅な増加から判る通り、この投資(負債)はすぐに回収できる見込みです。
2017年終了時の街(マップ)は、こんな感じです。山岳地帯の南側は、街の発展速度がやや鈍化しましたが、まだまだ発展の余地があります。北側は、今まさに発展中です。
5.不動産投資
2018年 6月、やっと 9,700億の負債を全額返済しました。ここから先は、資金を寝かして内部留保にしても意味がない為、不動産投資に回します。
街の発展が停滞している沿線を中心にがんがん建築します。A列車で行こう9は、不動産で利益を得るにはかなり時間を要します。不動産取引や子会社で利益を得ると言うよりは、乗車率と人口増加の方が恩恵が大きいかもしれません。
国際空港も開港しました。人口約15万人の発展途上の状態で強引に早期開港したため、赤字覚悟です。日本の地方空港と同じです・・・・・。それでも、A列車で行こうの国際空港は早期から稼ぎ頭になるため、できる限り早く開港したいところです。
子会社をがんがん建設した為、大赤字です(笑)
4年目(2018年)が終了しました。鉄道売上 3.1兆円(+1.7兆)、資産 5.2兆(+1.9兆)、負債 0億(-9,700億)、利益 △1.35兆(+7,800億)でした。稼いだ資金の大半を子会社建設に投資しているため、子会社費用に1.63兆を計上しています。
6.エンディングへの道
クリア直前、2020年 9月の全体マップです。駅間には、まだまだ空き地があり、発展の余地を残しています。ですが、ゲームをクリアするだけなら、街の発展はこの程度でも大丈夫です。
クリア直前、2020年 9月の決算状態です。資産が 9.3兆円ある為、この状態から銀行で上限まで借入して、子会社を全て売却すれば、ゲームクリア条件の資金10兆円に到達できます。
経営状態の推移グラフです。2017年以降に鉄道売り上げ(オレンジ)が急上昇しているのは、リニア路線の影響です。2018年から利益の大半を子会社の建築に回したので子会社評価(緑)が急上昇しています。
ゲーム開始から 5年 5ヶ月、資金10兆円を達成しました。あとは、10時になるのを待つだけです。
鉄道車両は、158編成を使用していました(在来線76、リニア68、貨物14)。パソコンの処理速度(時間の経過速度)は遅くなりますが、クリアまでの経過時間を短縮するなら、残り42編成も使用して200編成フルで走らせた方が早いです。