2006/04/23 作成
草津・軽井沢ツーリング
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温泉の代表格とと言えば草津温泉。今回は 1泊 2日で草津まで走ります。
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都心から草津方面へ行くルートはいくつかありますが、軽井沢から鬼押ハイウェイと万座ハイウェイを使うルートはお勧めです。料金は少々高めですが、高原を抜ける快適な道路です。
軽井沢から鬼押ハイウェイに入るとすぐに「鬼押し出し園」に辿り着きます。
浅間山の火山噴火によって作られた大小様々な溶岩石が壮大な景色を作り上げています。まさに「鬼」の名にふさわしい景色でした。
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長野県の志賀高原に入る少し手前に、「芳ヶ平自然休養林」があります。
志賀草津道路の上から広大な草原と森林を一望することができます。中央には湿原が広がっているそうです。
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白根山の名所「湯釜」です。
怪しいほど綺麗な色ですね。
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草津よいとこ、一度はおいで~♪
ということで、「草津温泉」に到着。湯畑からもくもくと湯気が立ち込めています。
テレビの旅番組では良く見る光景ですが、実際にここ来て見ると良いですね。いかにも温泉街というイメージがぴったりの光景ですよ。
旅館で温泉マップをもらい、タオル片手に温泉巡り。寒い季節の温泉は最高ですね~、癒されます。
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今日草津温泉まで来たのは、実は社員旅行でした。現地集合なのでバイクで乗り付けます。
← は、宴会の一コマ。
社員旅行恒例のゲーム大会、今回は神経衰弱。
ここでは詳しいことは書けませんが、大盛り上がりでした(笑)
美味しいものを食べて温泉につかる。う~ん、たまにはこういう息抜きが必要ですね。

明けて二日目。
旅館の朝食を食べると、すぐに出発です。
帰り道は、鬼押を抜けてから国道146号線に入らず「白糸ハイランドウェイ」へ。
この辺りの紅葉は、もう終盤ですね。道路沿いの木々は散り始めています。ちょっと寂しい雰囲気が漂っています。
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白糸ハイランドウェイに入るとすぐに「白糸の滝」があります。
白糸の名前がついてる滝は全国各地にありますが、ここの滝は横方向に長いです。少し人間の手が入っている為、自然の滝というイメージとは少し違いますが、一列に流れ落ちる滝が綺麗です。
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軽井沢を越えて碓氷峠へ。碓氷峠の名所と言えば、ここ「眼鏡橋」です。正式名称は、「碓氷第3橋梁」、国鉄時代に作られた煉瓦アーチ橋です。
国鉄時代に信越線の新橋架橋に伴い廃止されましたが、その新橋もJRの新幹線開通により廃止されました。今でも、鉄道ファンに愛されている橋です。 今日はあいにくの天気でしたが、かえって薄暗いと森の中にひっそりとたたずむ古い煉瓦作りの橋が良い雰囲気を出しています。

信越本線の横川駅です。
長野新幹線開通に伴い、信越本線は横川駅が終点になり、EF63の重連姿も見られなくなりました。今でもホームにはEF63が展示されていますが、往年の勇姿は今や雨風にさらされて錆びだらけでした。鉄道ファンとしては、非常に寂しいですね。
横川駅の名物と言えば「峠の釜飯」。この駅で停車中に駅弁を買って、さらに旅を続けるという風景は見られなくなりましたが、駅前にはまだ釜飯の店が残っています。
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
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横川駅のすぐ隣に「碓氷峠鉄道文化むら」があります。
ここには、碓氷峠名物のEF63のトップナンバー(1号機)を始めとして、EF15、EF53、EF59など数多くの車両が展示されています。
中でも個人的にお気に入りなのが左の写真の重車(クレーン)「ソ300」です。正式には「橋桁架設用操重車」と言うそうです。架橋用に作られた大型クレーンとそれを支える16軸の車軸を有するその巨大な姿は圧巻です。しかも、これは自走可能なディーゼル車なのです。 一度現役で活躍している姿を見たかったな~。
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一泊二日のツーリングも良いものですね。
仕事の合間を見つけて、またツーリングに行きたいと思います。