中津峡ツーリング
10月31日です。東京近郊も朝晩はめっきり冷え込み、紅葉シーズンを迎えました。今日は、久しぶりに紅葉狩りツーリングに出かけます。
一時期は毎年中津峡まで走っていたのですが、ここ 2年間ほど他の場所を走っていた為、3年ぶりの中津峡ツーリングです。都内から国道299号線で秩父へ、国道140号線で中津峡まで走ります。途中にも紅葉の名所「東郷公園」があるのですが、この時期ではまだ早すぎて色付いていない為、今年は寄り道せずに走ります。
まずは、国道299号線で道の駅「果樹公園あしがくぼ」へ。
秋のツーリングシーズン真っ只中ということもあり、バイクの駐車スペースに大勢のライダーが集まっていました。丘の上に見えている電車は西武鉄道の秩父線です。
続いて、国道140号線沿いにある「大血川ドライブイン」です。
ドライブインとは名ばかりですが・・・・。
大血川ドライブインのすぐ側にある「金蔵落しの渓流」です。
ここも綺麗な場所なのですが、道路沿いに電線があるので写真を撮るにはいまいちかもしれません。それでも紅葉を眺めるには良い場所です。
それにしてもこの廃墟と化している大血川ドライブインは、いつまでこの状態が続くのでしょうか いつ来てもこの状態なのですが・・・。
三峰を超えて大滝に入ると埼玉県道210号線で北上します。
ここが中津峡の入り口です。この辺りの山々の色付き具合を見るとだいたいこの先がどの程度色付いているかが判ります。今年はまだ枯れ木が目立っていないのでピークはまだ先のようです。ちなみに観光サイトでは、3~5割りの色付きと書かれていましたが、観光サイトで「見頃」と表示される頃には既にピークが過ぎていることが多いので注意が必要です。(特に中津峡はそういう場合が多いです)
橋の欄干には紅葉を模ったパネルがはめられています。さすが、埼玉県の紅葉の名所。
例年、中腹より先がピークを迎える頃には、この辺りの木々は既に枯れ木が多くなります。今年は枯れ木も少ない上にほどよく色付いています。
中津峡は紅葉が少なく、真っ赤には染まりません。その分、このように黄と緑が混在した山々に赤色が点在しており、少し離れて見た景色の方が美しいです。
中津峡の中腹まで走ってきました。ここも毎回写真を撮っているポイントですが、あいかわらず綺麗です。ついついバイクを構図に入れて写真を撮りたくなります。
中津峡で唯一の食事処です。ここより手前で食事ができる場所は、秩父名物の「バイク弁当 大滝食堂」か道の駅「大滝温泉」ぐらいしかありません。
ここ名物は「しし汁」、その名の通りイノシシの肉が入った味噌うどんです。やっぱり、紅葉狩りで冷えた体にはこれが一番!
他にも秩父名物のこんにゃくを使った田楽もあります。
駐車場の片隅にはイノシシの剥製が置かれています。無造作に置かれているので、この前に車が止まっていると気が付かない人も多いと思いますが。
さらに、中津峡の奥へ向かって走ります。
奥まで来るとさすがに枯れ木も目立ちます。
中津峡は比較的に長い間、紅葉を見ることができますが、場所によってピークの時期が違う為、入り口で綺麗な紅葉が見られてもいざ先へ進むとがっかり、ということもしばしばあります。
中津峡の名物「持桶女郎もみじ」です。さすがに 10月末ではまだ少し時期が早く、色付きは五割程度と言ったところでしょうか。それでも赤と緑が混ざったこの紅葉は綺麗です。
角度を変えてもう1枚。
やっぱりこの周辺ではこの1本の紅葉が際立っています。
おまけでバイクを入れてもう1枚(笑)
さすがにこれは無理があるか・・・。
持桶トンネルの脇にある遊歩道は、落石により通行止めになっていました。
こんな感じで久しぶりに中津峡の紅葉狩りツーリングを楽しんできました。
本当はもう少し早く出発していれば、秩父市内へ戻ってミューズパークの銀杏並木を見に行きたかったのですが、家を出たのが遅かったのと、今日は陽もさして折らずかなり冷え込んでいた為、遠回りはせずにこのままぶらぶらと走ってから帰りました。