2016/07/17 更新

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 まず最初に・・・ここは バイク整備をできない超初心者向けの話 です。
 自分でバイクを整備できるようになりたい方が、ここを見ても役に立ちません(笑)

 私は、バイク整備に関してはド素人です。
 それでもバイクに乗っているといろいろとトラブルに遭い、その度に少しずつですが勉強しています。
 ここではこれまでのトラブル経験を元に、「最低限これだけは必要」、と感じたことを書き綴っていきます。
 定期的にオイル交換をしましょう。乗り方のスタイルにもよりますが、目安は3,000km~5,000kmと言われています。私は、ロングツーリングのスケジュールに合わせて、できるだけ前後に交換するようにしています。
 オイル交換は、自分でもできますが廃油処理が面倒なので、ショップに任せてしまう方が楽ですね。オイル交換時に側で見ていて、どのくらい汚れているかとか、粘度が失われているかとかチェックしておくと、次回交換までのインターバルを計る目安になります。
 オイルには様々な種類がありますが、私は自分で交換しないので、量り売りのオイルを選んでいます。量り売りなので必要な量だけ購入することができます。
 オイル交換時にエレメント(フィルター)も交換しましょう。目安は、2~3回に 1回です。
 オイル交換は、たいていどこのバイクショップでも頼むことができますが、私はよく「2りんかん」を使ってます。量り売りしてるのが良いですね。オイル会員になれば1年間は工賃が無料です。
 ちなみにZZR400の総オイル量は 3.7リットルですが、エレメントを交換しない場合のオイル量は 約2.8リットルです。仮にリッター2,000円とすると、
費用は 2.8リットル×200円/リットル=5,600円です。
 エレメント交換する場合は 約3.2リットルです。リッター2,000円とすると、
費用は 3.2リットル×200円/リットル=6,400円です。
2りんかんオイル会員カード
 どんなにメンテが苦手な人でも、これだけは自分でやりましょう。
 屋根付きガレージにでもバイクを止めない限り、どうしてもチェーンの錆び対策が必要です。また、乗っているとチェーンの油はどんどん薄くなります。
 定期的にチェーンオイルを差しましょう。スプレー式のチェーンオイルは、普通のバイクショップに売っています。これを吹き付けると、チェーンが白っぽくなりますが、これでOKです。(→の写真は、明らかに吹きつけミス(笑)) DID製のプロケアセットに換えたところ、こっちの方が良かったのでこれからこの製品でいきます。白くならない液状タイプです。(詳細は↓参照)
 また、長い間乗っているとチェーンは弛んできます。おかしいと思ったらショップの人に見てもらいましょう。弛みすぎるとチェーンが他のパーツに触れて異音がすることがあります。実際、私はチェーンが弛むまでメンテしなかったら、近所のバイクショップでご年輩の整備士のおっちゃんに怒られたことがあります(笑)

 錆びが酷くなったり、弛みが調整できなくなったらチェーンを交換しましょう。チェーンと合わせてスプロケも見ておきましょう。スプロケを交換する場合は、少し工賃が高くなります。仮に、チェーン 23,000円、スプロケ 3,500円(フロント)、9,200円(リア)、工賃8,500円とすると、
費用は 23,000+3,500+9,200+8,500=44,200円・・・結構高いです。メッキ加工されていないチェーンならもっと安いです。
 チェーンの伸び調整は、2りんかんに頼むと 525円でやってくれます。

チェーン+スプロケ交換
DID チェーンルブ&チェーンクリーナー
チェーンメンテチェーンメンテチェーンメンテ
1)メンテ前2)クリーナ&ルーブ3)まずはクリーナで汚れ落とし
チェーンメンテチェーンメンテチェーンメンテ
4)ウェスで拭き取り5)ルーブ吹きつけ6)余分な油を落として完了
 チェーンが完全に伸びきってしまったら調整だけでは対応できない為、交換しましょう。また、チェーンを交換する時は、スプロケットも同時に交換することをお勧めします。
 ちなみに、ZZR400のスプロケットの歯数は、N型が15/52、K型が15/49が標準値です(X.A.M のサイトに車種別の値が掲載されています)。

 右側の写真に写っているのは、チェーンがD.I.Dの「530ZVM-X-120ZB S&S」、リアスプロケがX.A.Mの「Classic A6404-52T」です。写真には写っていませんが、フロントスプロケはX.A.Mの「Classic C6304-15 530-15T」を使っています。
チェーンとスプロケットを交換した後のバイク
↓ の写真は、28,000km走行した後のスプロケットです。フロントスプロケは、歯が削れて左右非対称になっています。リアスプロケも歯が崩れてめくれてます。ちなみにリアスプロケの歯が1個置きに削れているのは、リアの歯数が52で偶数だからです。
28,000km走行した後の磨耗したフロントスプロケット28,000km走行した後の磨耗したリアスプロケット
↓ の写真は、下が28,000km走行した後のチェーン、上が交換した新品チェーンの切れ端です。もちろん張った状態ではないので違って当然なのですが、それにしても下のチェーンは完全に伸びきってます。手で触っても明らかにグラついているのが判ります。ここまでチェーンが磨耗してしまうと、寿命です。
28,000km走行した後の磨耗したバイクのチェーン
 バイクに乗るからには、タイヤ交換も避けては通れません。
 スリップサインが見えたら交換しましょう。スリップサインが見えなくても、おかしいなと思ったら交換しましょう。安全第一です。
 ロングツーリング編にも書きましたが、私はまだ大丈夫だろうと交換せずにツーリングに出て失敗したことがあります(苦笑)
 また、走っていると何故かタイヤに釘が刺さります。どうして?? と思うのですが、何故か釘がささるのです。これまでに2回経験しています。
 釘がささってもすぐにはパンクしないので、そのまま普通に走ることはできます。ただし、気がつかずにそのままにしていると少しずつ空気が漏れていく場合があるので、こまめにタイヤの表面をチェックしましょう。釘がささった程度であればタイヤを交換しなくても修理できます。ショップに頼んで穴を塞いでもらいましょう。
釘が刺さったタイヤ
仮に、フロント 11,100円、リア 16,900円、工賃 1,900円、窒素ガス充填 500円とすると、
費用は 11,100+16,900+1,900×2+500×2=32,800円です。
交換前のフロントタイヤ交換後のフロントタイヤ
↑は交換直前の写真です。これで 10,700km走行した状態ですが、向かって左側の消耗が激しく、溝が消えてスリップサインが完全に見えています。この状態でも乾いた路面なら走れますが、雨が降ると急激に滑り出します。もう寿命ですね、無理は禁物です。
タイヤは BRIDGESTONE BT-92、右側の新しいタイヤは DUNLOP GPR-100 です。今は GPR-200を使ってます。
 ちなみに、私は都内なら マッハ(江戸川橋)レーシングマックス(府中)でタイヤ交換を頼んでいます。
 どちらもバイクタイヤの専門店です。
タイヤショップ「マッハ」タイヤショップ「レーシングマックス」
 タイヤの標準空気圧は、スイングアームに張ってあるシールに書かれています。
 ZZR400のフロントは 225kPa(2.25kgf/cm2)、リアは 250kPa(2.50kgf/cm2)です。
 定期的にチェックしましょう。私は近所のガソリンスタンドのセルフサービスを使ってます。
タイヤの標準空気圧(スイングアームのシール)
 私がタイヤの空気圧を調整するときは、エアーゲージとエアーチャージホースを使用しています。ガソリンスタンドに設置してある空気入れ(エアーチャージ)はバイク用に作られていない為、ブレーキパッドが邪魔してノズルが刺さらない場合があります。そこで、エアーチャージホースを使って空気を入れます。空気圧の測定にはエアーゲージを使っています。このエアーゲージは、空気圧調整用のコックがあり、入れすぎた空気を抜きながら圧力を調整することができます。
 
エアーゲージとエアーチャージホース
ガソリンスタンドの空気入れこの空気入れは刺さらないエアーチャージホース
ガソリンスタンドの空気入れですが、このタイプのノズルは角度が浅いので、エアーチャージホースを使って繋ぎます。
 今のバイクはメンテナンスフリーのバッテリーが積まれている為、普通は定期的に乗っていれば問題はありません。私は、冬場でも最低2週間に1回は乗るようにしています。くれぐれも過放電にならないように注意しましょう。
 それでも、バッテリーは経年劣化により充電可能な上限量が徐々に減っていきます。目に見えて自然放電するようになったらバッテリーを交換しましょう。私は、 YUASA(ユアサ)の「YTX12-BS」を使っています。ライダーにはお馴染みにバッテリーですね。ちなみに、↓のAmazonリンクのショップは、バッテリー液注入&初期充電済みのバッテリーを売っています。面倒くさがりの人にはお勧めです(笑)
バイク用バッテリー
 参考までに、ZZR400のバッテリーは、バッテリーケースの下に設置されています。バッテリーを交換する場合は、シートを外してからさらにバッテリーケースとシート固定用のブランケットを止めている 4ヶ所のボルトを外す必要があります。右の図のように、バッテリーケースを外すと下のバッテリーが見えるようになります。ZZR400のバッテリーが設置してある場所
 定期的にバイクに乗れない人には、バイク用充電器がお勧めです。
 これさえあれば、梅雨時や積雪時など、数週間バイクに乗れない状況でもバッテリーの電圧を維持することができます。高い商品ではないので、ひとつ持っておくと何かと安心です。私が使用している↓のBAL製は、2000円ちょいですが、安い製品なら1000円以下でも売っています。
バッテリー充電器
 乗り換える前のZZR-250は、古いバッテリーが使われていた為、定期的に給水する必要がありました。バイクショップでバッテリー用の純水を買ってくればOKです。バッテリー補充液(純粋)
    バイクのバッテリー充電とバッテリー交換
Amazonは、液入り充電済みのバッテリーが購入できます。
ZZR-400は、N型と K型でバッテリーの種類が異なります。
バッテリーの種類は、GSユアサ バッテリー適合検索ページを参照して下さい。( [バイクの入り口]-[バッテリー適合検索] )
 ブレーキパッドも重要なパーツです。定期的にチェックして厚みが無くなっていたら交換しましょう。
 右の写真では判りづらいかもしれませんが、4枚のブレーキパッドの内、左上の 1枚だけが異常に磨耗しています。残念ながら、どうしても均等には力が分散しないため、減りやすいパッドと減りにくいパッドが出てきます。1枚だけ見て大丈夫だと思っても、他のパッドは磨耗していることもあるので注意が必要です。
磨耗したバイクのブレーキパッドの交換
 下の写真は、パッドが磨り減ってプレートが見えている状態です。この状態でフロントブレーキをかけるとディスクローターにプレートが接触して異音が発生します。こうなる前にブレーキパッドを交換しましょう。ちなみに私は、ロングツーリング中にこの状態になり、できるだけフロントブレーキを使わず帰ってきました(笑)
磨耗したバイクのブレーキパッドの交換
 ラジエターのリザーバの液面がLOWに近づいたらラジエター液を補給しましょう。
 注入口が側面カウルに被っていますが、頑張ればカウルを外さなくても補充できます。補充液は、400cc缶で700円ぐらいです。
 私は自分で「補充」はしても「交換」したことありません。交換する場合は空気抜きする必要がある為、2りんかんでラジエター液の交換を頼むと 3時間ほどかかるそうです。
ラジエターのリザーブタンク
 ZZR400は、プラグ交換時にカウルを外す必要があります。自分で交換する場合は問題ありませんが、ショップに依頼する場合はカウル脱着料を取られる場合が多いため、車検時に合わせて交換すると追加料金が発生しないのでお得です。バイクのプラグ交換
 ZZR-400なら車検時にメンテしてもらえばほとんど問題は解決です。プラグ交換、エアークリーナエレメント清掃、キャブドレン抜き、クーラント交換、ブレーキキャリパー清掃、ブレーキフールド交換等々。もちろんそれなりにお金はかかります。
 車検費用は、ショップによりますが、だいたい 5万円+部品交換代ぐらいですね。
 ZZR-250は車検が無いので、定期的にショップに頼んでチェックしてもらうと良いでしょう。
車検伝票
 ここから先は、トラブル話を交えていきます。
 走行中に急にクラッチレバーの感触が変わりしっかり握らないとクラッチが切れなくなりました。おかしいと思った瞬間に「バチッ!!」と音を立ててクラッチワイヤーが切れました。
 クラッチワイヤーが切れてもギヤはローに戻すことができます。あとは押しがけでエンジンがかかったら、近くのショップまで頑張ってローギヤのみで辿り着きましょう(笑)
 (※クラッチを切らずにシフトアップする方法もありますがミッションを痛める可能性があるのでここでは触れません)
 クラッチワイヤーの交換は簡単なので自分でもできますが、潤滑油を差すために専用の工具が必要です。
 ある日走行中に急にエンジンがストールしました。
 その後なんどセルを回してもエンジンがかからなくなり、仕方なく近くのショップまでバイクを押して運びました。真夏だったのでもの凄いたいへんでした・・・。
 ショップで見てもらったところ、キャブレターに小さなゴミが詰まっていました。原因は、タンクの錆びです。ZZR-250は古いバイクだったのでタンクの内側の錆びが剥がれてキャブレターの中に屑が貯まったようです。キャブレターをオーバホールして、さらに再発防止の為に、タンクとキャブレターの間にフューエルフィルターを付けてもらいました。
 定期的にバイクの水抜きをするのも効果的だと思います。水抜き剤は、ガソリンスタンドでも入れてもらえます。
 真夏や渋滞の中を走った後は、エンジンを止めてもラジエターのファンが回り続けることがあります。これは湯温を下げるためですが、このファンをコントロールしているのがサーモスタットです。
 サーモスタットは、湯温が低下すると自動的にファンを停止させるので、そのままほっておけば良いのですが、ある時これが壊れてファンが回りっぱなしになりました。その結果、バッテリーを食い尽くしてエンジンがかからなくなるトラブルが起こりました。
 これはレアなトラブルだとは思いますが、こんなこともあるんです。
 長距離走行記にも書きましたが、北海道ツーリング中にフロントハブのケースアッシが破損しました。これも普通あり得ないトラブルなのですが・・・。
 ケースアッシとは、フロントタイヤの軸部分にあるケースで中にメータスクリューが入っています。ケースアッシが破損しても走行上の問題はないのですが、中のメータスクリューが空回りするようになるとメータ類が使えなくなります。実際にスピードメータ、オドメータ、トリップメータが使えなくなりました。タコメータだけは、エンジンから計測するので生きています。
 都内で走る分には何の問題もないのですが、北海道ツーリング中にトリップが使えなくなるとかなり不便だということを実感しました。
 これはバイクに乗り始めた当初の話ですが、ある時、パネルに表示されるウィンカーが点滅していないことに気がつきました。その時はさほど気にもせずにそのまま乗り続けていたのですが、あとからそれがライトケーブルの断線を意味していることを知りました。つまり、ウィンカーが使えない状態でずっと走り続けていたのです(笑)
 後から考えると危険だったなと思います。帰宅後にシートを外して中をチェックしたら、ショップの店員がメンテ後にジャックを繋ぎ忘れていたことが原因だということがわかりました。
 テールランプが切れました。ブレーキライトは点くのですが、常時点灯のライトが点かなくなりました。
 ZZRは、ダブルフィラメントのバルブが2個付いていますが、この時は2個とも常時点灯側のフィラメントだけが切れてブレーキ側は生きている、という状態でした。
 新しい超耐振バルブにしました。一般バルブは 240円ですが、超耐振バルブは 380円、この値段差は微妙なところですね。
 本当はLEDに交換したいところですが。
バルブ交換
 Kawasakiバイク乗りの宿命、オイル漏れです(苦笑)
 最初はにじむ程度だったのですが、日を増すごとに悪化して、最後はアンダーカウルに水溜りならぬ、オイル溜まりができるまでに悪化しました。エンジンオイル量も目に見えて減少しており、センタースタンドを立てた状態でのぞき窓から見てもオイルの油位線が上昇してこないくらい減っていました。
オイル漏れ

 ガスケットの交換で無事に解決しました。→ の写真は、交換した古いエンジンヘッドのガスケットとヘッドカバーボルトのリングです。ガスケットは、一見すると問題なさそうに見えますが、良く見ると、やっぱりねじれによって歪んでいます。リングは、りシリンダーヘッドと接触している側はゴムが擦り切れて金属がむき出しになっています。一番ひどいリングは、錆びていました。
バイク御ガスケット交換
 ZZRに限らずほとんどのバイクには、交換パーツのカタログが存在します。このカタログは大手ショップに行けば購入できますが、Kawasakiのバイクならオンラインでパーツカタログを検索できます。URLは、http://www.kawasaki-motors.com/parts_cat/ です。
 これを見れば、取り替える部品がどれか判ります。
 私は、割れてしまったフロントフェンダーを交換したことがあります。交換作業は、ショップに頼みました。
 初めて乗鞍林道でコケた時、苦労したことがありました。
 バイクは一度転倒してしまうと、キャブレターの中に液体のままの状態のガソリンが流れ込んでしまい、セルを回してもエンジンがかからなくなります。バイクを寝かせていた時間にもよりますが、こういうときはしばらくそのままほっておくと、やがてキャブレターの中のガソリンが気化して再びエンジンがかかるようになります。
 この時は、初めての転倒だったのでそんなことも知らず、慌てた覚えがあります(苦笑)
 自宅に帰ってきてから割れたカウルはパテで修復しました。もちろん元のようには戻りませんが・・・。

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