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2015/05/20 作成、2020/02/13 更新

タイトル

1日目:渋滞を避けて前日に移動

地図

2015年 4月24日(金)晴れ

東京 → 彦根 413.6km

ロングツーリング出発

お久しぶりです、3年ぶりのロングツーリングになります。

今回のツーリングは、「日本列島縦断」です。なぜ、「日本一周」ではなく「列島縦断」かと言うと、スタート地点の佐多岬までとゴール地点の宗谷岬から先はフェリーと高速を使うからです。また、今回は四国も通りません。そこで「日本列島縦断」としました。

自分で決めた日本列島縦断ツーリングの条件は、以下の3つです。

1.本土最南端「佐多岬」から本土最北端「宗谷岬」まで走る。    

2.関門海峡トンネル以外の有料道路は使用しない。

3.津軽海峡は、最短距離の大間~函館航路を使用する。

この条件で走ってみます。仕事の都合上、初日は移動日にして午後半日だけ走ります。

12:45、いざ出発!!

ロングツーリング用のGoldwinのサイドバック

新装備を紹介します。Goldwinのサイドバック「GSM17402」です。容量は30リットル。

日本列島縦断とは言っても、今回はキャンプではなくホテルを使用するため、荷物は少ないです。荷物の大半を占めているのは、北海道を走る為の冬装備と 7冊のツーリングマップルです。

名神高速の彦根IC

東京から中央高速に乗り約400kmほど走って、名神高速の彦根ICで降りました。今日は移動日のため、このまま彦根市内で一泊します。

日本列島縦断ツーリングルート1日目

この先 ← のようなルートマップを随所に貼っていきます。クリックするとYahooルートラボ(LatLongLab)にジャンプします。

2日目:GW初日大渋滞・・・

地図

2015年 4月25日(土)快晴

彦根 → 大阪南港 173.3km

ロングツーリング二日目の朝

ツーリング2日目の朝です。

今日は、夕方に出航するフェリーに乗船するため、軽く琵琶湖周辺を散策してから大阪南港へ移動します。

中庭から見た彦根城の全景

まずは、「彦根城」です。彦根城と言えば、井伊家の居城です。 8:30の開場を待って中に入りました。小高い丘の上に城があります。

当時の面影が残る古い木々で作られた彦根城の中の廊下

城の中に入ると、今でも当時の面影を見ることができます。保存状態が良いですね。歩くと板張りの廊下がきしむ音が心地良いです。もちろん、ここは土足厳禁です。

天守閣へ上がるには、左下の写真のような急な階段を上っていきます。下の写真は、天守閣の中です。

彦根城の天守閣へ続く古くて急な階段彦根城の天守閣の中の部屋
彦根城の庭園「玄宮園」

彦根城の庭園「玄宮園」です。

広い敷地の中に大きな池があります。池の水面に逆さになった彦根城が映っているのが綺麗です。

彦根城の郵便ポスト

城内の敷地に設置されている郵便ポストの上にはこんなものが・・・。

本日のひこにゃん

彦根城と言えば、ゆるキャラの「ひこにゃん」が有名ですが、入り口にはひこにゃんが登場する場所と時間が書かれた看板がありました。

残念ながら時間の関係で今日はひこにゃんには会えません。

澄み切った青空と琵琶湖の湖畔に停めたバイク

彦根市街を出ると「琵琶湖」に沿って走ります。

さすがでかいですね。対岸が全く見えません。今日は天気も良く、気温も徐々に上昇してきました。

中庭から見た長浜城の全景

彦根から12kmほど走って長浜市に来ました。

「長浜城」です。

改装されて近代的な階段が作られた長浜城の中

長浜城は彦根城とは異なり、城内が全て改装されています。階段はもちろんエレベータまで設置されており、残念ながら当時の面影は消え失せています。天守閣に登ることはできますが、天守閣の外側に展望用の通路が設置されており、いまいちでした・・・・・残念。

長浜城のゆるキャラ「三成くん」

長浜城のゆるキャラ「三成くん」です。

ゆるキャラは、豊臣秀吉ではなくて石田三成がモチーフなんですね。

琵琶湖沿いの渋滞回避

本当は、このまま琵琶湖沿いに近江八幡を越えて大津まで走る予定だったのですが、大渋滞に巻き込まれました。これではとても琵琶湖を眺めながらのツーリングは無理なので、あきらめて国道 8号線に出て大津まで走ります。

軽トラックの荷台に乗ってる犬

途中で道の駅にバイクを止めたら、隣に止まっていた軽トラックの荷台からワン子が出てきました。

耳がロングダックスっぽいけど、雑種かな?

大阪南港で乗船待ちのバイク達

15:50、大阪南港に着きました。

大勢のバイクが乗船待ちしています。今日は、二等室には空きが残っていましたが、それ以外の部屋は全て満室でした。

フェリーさんふらわあの「さつま」

今日乗船する船は、大阪南港発、志布志港行きフェリーさんふらわあの「さつま」です。

元々、この航路を運営するのはダイヤモンドフェリーでしたが、2009年に商船三井に子会社化されて「フェリーさんふらわあ」になった為、船体の側面には商船三井フェリーでお馴染みの太陽のマークが描かれています。

船体は、1993年に竣工された為、現在運用されているフェリーの中ではかなり古い部類に入ります。

フェリーさんふらわあの「さつま」の車両甲板に止めるバイク

志布志航路の乗船順序は、バイクが一番最初です。

17:00乗船開始。船首から車両甲板に入ると、スロープを2段降りて最下層甲板へ。ここで180度ターンして船首にバイクを止めます。このバイクの止め方は、商船三井フェリーの大洗航路と同じです。車両甲板の一番奥に止めるため、乗船は一番最初ですが、下船は一番最後になります。

フェリーさんふらわあの「さつま」の車両甲板のバイク停車位置(乗船方法)

フェリーさんふらわあの「さつま」のファーストシングル船室

今回は、ファーストシングルを予約してみました。

この船には、長距離フェリーにしては珍しく、1人用の完全個室があります。さすがに、22年前に竣工したフェリーのため、設備は老朽化していますが、それでもフェリーの部屋としては十分です。むしろ、思っていたより広くて驚きました。「やや古いビジネスホテルの部屋」、と言った感じです。何より窓が付いているのが開放的で良いですね。TVは、衛星放送のみが受信できます。

フェリーさんふらわあの「さつま」のツーリスト

ここは「ツーリスト」、いわゆる大部屋です。

やっぱり、若干古いですね。一世代前のフェリーです。

フェリーさんふらわあの「さつま」のエントランス

エントランスです。

客室は、6~7階の 2層で、8階がレストランになっています。

紙テープで出航

17:55、定刻通りに大阪南港を離岸、出航です。

出航イベントで紙テープが宙を舞っていました。

フェリーのデッキから見た大阪湾の日没

出航するとすぐに湾内で180度回頭してから外洋に向かって速力を上げていきます。しばしの間、フェリーのデッキから大阪湾の日没を眺めていました。太陽が完全に沈んだところで船室に戻って、ツーリング2日目が終了。

 

↓ にある「3日目へ進む」のボタンをクリックすると、3日目のツーレポへ移動します。

日本列島縦断ツーリングルート2日目フェリーのデッキから見た大阪湾の日没

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