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2006/04/23 作成、2018/07/27 更新

タイトルタイトル
新日本海フェリー「らいらっく」船内の客室通路

これまでに乗船した各社フェリーの船室の写真を集めてみました。

いしかり S寝台(太平洋フェリー )

個室感覚の太平洋フェリー「いしかり」S寝台の部屋

仙台~苫小牧航路の太平洋フェリー「いしかり」のS寝台です。「いしかり(3代目)」は、2011年に就航した比較的に新しい船体です。この船体から新たに登場したのが、個室感覚の1段ベッドが設置されているS寝台クラスです。

1段ベッドのため、天井が高く、圧迫感がありません。各部屋は、カーテンではなくブラインドで仕切られています。ベッドの上には液晶テレビも設置されています。

太平洋フェリー「いしかり」S寝台の部屋の外観と通路の荷物置き場

1段ベッドのため、天井が高く、圧迫感がありません。各部屋は、カーテンではなくブラインドで仕切られています。ベッドの上には液晶テレビも設置されています。

苫小牧港フェリーターミナルに停泊中の太平洋フェリー「いしかり」の船首
個室感覚の太平洋フェリー「いしかり」S寝台の部屋の中にある荷物置き場

S寝台の液晶テレビの上には、荷物を置く棚があります。もちろん、通路にも荷物を入れるロッカーはあるのですが、ベッドの上にも荷物を置けるのが良いですね。ヘルメット以外の貴重品などを置いておくと便利です。デイバックなら2個置ける程度のスペースがあります。

太平洋フェリー「いしかり」S寝台の部屋の通路で各ベッドのブラインドが降りた状態

S寝台の室内です。私が利用した部屋は、各通路に2×2ベッドがあり、計8個のベッドが見渡せる状態でした。カーテンではなくブラインドなので、ちょっとおしゃれに見えます。

太平洋フェリー「いしかり」S寝台のベッドに設置されている液晶テレビ

S寝台のベッドに設置されている液晶テレビでは、衛星放送だけではなく、船首カメラの画像も見ることができます。左の写真は、仙台港に着岸前の画像で、良く見ると港が近づいてきていることが判ります。飛行機の客席に設置されているディスプレーと同じですね。

ふくおか2 二等洋室(ツーリスト) (名門大洋フェリー )

カプセルホテルのような名門大洋フェリー「ふくおか2」の二等洋室(ツーリスト)の二段ベッド

新門司港と大阪南港を結ぶ名門大洋フェリー「ふくおか2」の二等洋室(ツーリスト)です。このフェリーは、今ではお馴染みになった互い違い2段ベッドをいち早く採用した船です。2002年の就航当時は、この形式の2段ベッドは目新しく、画期的でした。

この写真は、2段ベッドの下段です。上段は、反対側の通路から入るため、互い違いになっています。通常、2段ベッドの隣に設置されているはしごが無い点が大きなメリットです。このベッドも仕切りは、カーテンではなくブラインドのため、カプセルホテルのように見えます。

カプセルホテルのような名門大洋フェリー「ふくおか2」の二等洋室(ツーリスト)の二段ベッドの上段逆推進で新門司港フェリーターミナルに接岸中の名門大洋フェリー「ふくおか2」
名門大洋フェリー「ふくおか2」の二等洋室(ツーリスト)の二段ベッドへ続く通路の階段と荷物置き場

この写真は、2段ベッドの上段です。上段側の通路は、階段になっています。このフェリーは、私が利用した部屋は、1つの通路に1部屋のため、通路の荷物置き場も自分だけが利用できる状態でした。とても快適に過ごすことができました。緑を基調とした室内も良い雰囲気です。

さんふらわあ さつま ファーストシングル(フェリーさんふらわあ)

フェリーさんふらわあ「さんふらわあ さつま」のシングル個室部屋のファーストシングル

大阪南港~志布志港航路のフェリーさんふらわあ「さんふらわあ さつま」のファーストシングルです。その名の通り、1人用の個室で、1つの船に3部屋しかありません。1993年に就航した古い船体のため、室内もやや古いビジネスホテルのような部屋ですが、それでもこの広さは快適です。これだけ広いと、ほぼホテルと同じ感覚で過ごすことができるため、船室とは思えません。

部屋には、小さいながら窓もあり、テレビも設置されています。他にも浴衣やタオルなども用意されています。

大阪南港と志布志港を結ぶ「さんふらわあ さつま」のシングル個室部屋のファーストシングル大阪南港に停泊中で乗船待ちのフェリーさんふらわあの「さんふらわあ さつま」
大阪南港と志布志港を結ぶ「さんふらわあ さつま」の二等部屋(カーペットの大部屋)

ちなみに、この写真は、さんふらわあ さつまの二等部屋(カーペットの大部屋)です。就航から25年も経過していることもあり、やっぱり最近の新しいフェリーに比べると見劣りします。

さんふらわ さっぽろ ドライバーズルーム(商船三井フェリー)

商船三井フェリー「さんふらわ さっぽろ」のドライバーズルームの一段ベッド

大洗港と苫小牧港を結ぶ商船三井フェリー「さんふらわ さっぽろ」のドライバーズルームの一段ベッドです。元々、ドライバーズルームはトラックドライバーの専用部屋でしたが、途中から二等寝台として利用するようになりました。二等寝台を予約すると、ドライバーズルームが割り当てられることがあります。二等寝台が2段ベッドなのに対して、ドライバーズルームは1段ベッドのため、ちょっと得した気分になります。

商船三井フェリー「さんふらわ さっぽろ」のドライバーズルームの壁にある寝台番号配置表大洗港に停泊中で乗船待ちの商船三井フェリー「さんふらわあさっぽろ」
商船三井フェリー「さんふらわ さっぽろ」のドライバーズルームの一段ベッドと荷物置き場の台

さんふらわ さっぽろは、1998年に就航した古いフェリーのため、船室もやや古いです。ドライバーズルームの1段ベッドには、荷物置き用の台が設置されています。そこそこ大きいスペースのため、大きな荷物でも置けます。

らいらっく 2等寝台(新日本海フェリー)

新日本海フェリー「らいらっく」の2等寝台の部屋の通路

新潟~小樽航路の新日本海フェリー「らいらっく」の2等寝台です。オーソドックスな2等寝台ではしごで登るタイプの二段ベッドです。この船は、ベッドにコンセントがありません。充電する場合は、船首にあるフォワードサロンのコンセントを利用することをお勧めします。

新日本海フェリー「らいらっく」の2等寝台の部屋にある二段ベッド新潟港に停泊中の新日本海フェリー「らいらっく」

みやざきエキスプレス 2等寝台(宮崎カーフェリー)

大阪南港と宮崎港を結ぶ宮崎カーフェリー「みやざきエキスプレス」の2等寝台の部屋

大阪南港と宮崎港を結ぶ宮崎カーフェリー「みやざきエキスプレス」の2等寝台です。この船もオーソドックスな二段ベットですが、1996年に就航した古い船のため、設備はそれなりに老朽化しています。ベッドのライトが、頭の上ではなくベットの横の壁側に付いています。また、二段ベッドにしては珍しく、荷物置き用の棚も設置されています。

宮崎カーフェリー「みやざきエキスプレス」の2等寝台の二段ベッド大阪南港に停泊中の宮崎カーフェリー「みやざきエキスプレス」と乗船用のブリッジ

大函丸 ファーストシート(津軽海峡フェリー)

大間港~函館港航路の津軽海峡フェリー「大函丸」のファーストシート

大間港~函館港航路の津軽海峡フェリー「大函丸」のファーストシートです。2013年に旧船のばあゆに代わって就航した船です。ファーストシートは、10席のみの専用部屋でリクライニングできる大型のシートが設置されています。足元はかなり広くゆったりと足を伸ばしてくつろぐことができます。正面にはテレビが1台設置されています。

乗船時間がわずか 1時間30分の短い航路のため、このゆったりした席でうとうとしていると、あっという間に北海道に着いてしまいます。

津軽海峡フェリー「大函丸」のファーストシートのチケットと座席番号大間港フェリーターミナルに接岸している津軽海峡フェリー「大函丸」と車両甲板への乗船待ちをしているバイクとライダー
大間港~函館港航路の津軽海峡フェリー「大函丸」の二等部屋(カーペットの大部屋)

左の写真は、「大函丸」の二等部屋(カーペットの大部屋)です。一般的は大部屋ですが、就航してから年月が経過していないため、とても綺麗でした。船首にあるスタンダードルーム(二等部屋)もお勧めです。ちなみに、前述のファーストシートとスタンダードルームの間にカジュアルシートというクラスも存在します。

えさん 2等(津軽海峡フェリー)

青森~函館航路の津軽海峡フェリー「えさん」の二等部屋

青森~函館航路の津軽海峡フェリー「えさん」の二等部屋です。

この船は、この二等部屋のみで他の等級はありません。えさんは、小型フェリーのため、部屋もそれほど大きくありません。乗客は互いに適当な間隔を空けて寝ていました。現在青森~函館航路に就航している4船は、どれもスイートやコンフォートなどの上位クラスが設置されています。

函館港フェリーターミナルに接岸している津軽海峡フェリー「えさん」

前述の二等部屋は、1988年に就航した「えさん」の船室です。この船は、2010年に退役したため、現在は、青森~函館航路で運行していません。

第二天長丸 (三和商船フェリー)

熊本と天草を結ぶ三和商船フェリー「第二天長丸」の船内キャビン(座席)

熊本の長島に位置する倉之元港と、天草の下島に位置する牛深を結ぶ三和商船フェリー「第二天長丸」の船室です

乗船時間がわずか30分という短距離航路のため、船室は座席のみです。1993年に就航した船ですが、2009年に乗船したときは、かなり綺麗でした。

熊本と天草を結ぶ三和商船フェリー「第二天長丸」の船内キャビン(座席)倉之元港に接岸する直前の三和商船フェリー「第二天長丸」(両頭型フェリー)

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