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2006/04/23 作成、2017/04/25 更新

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まずは、これまで使用してきたデジカメについて紹介します。

初代デジカメ OLYMPUS C-840L

OLYMPUS CAMEDIAシリーズ C-840L

1998年に初めて購入したデジカメがOLYMPUS(オリンパス)のCAMEDIAシリーズ C-840Lでした。

当時は、まだデジカメが市場に出回り始めたばかりの為、性能も価格も今とは比べものにならないレベルでした。スマートメディアは、4Mと8M、USBには対応していない為、スマートメディア対応のフロッピーディスクアダプタ経由でパソコンにデータを転送していました。メディアへの書き込み速度も恐ろしいくらい遅いです。それでも手軽に撮ることができるデジカメは魅力に惚れ込み、4年間愛用してきました。

OLYMPUS CAMEDIAシリーズ C-840Lを使用して撮影した画像(補正なし)

この当時のコンデジの性能は、最悪でした。まず、風景写真だと晴れていないと話になりません。左の画像が、C-840Lで撮影した無補正画像なのですが、これが限界でした。この状態から少しでも曇ると、格段に画像が荒くなります。オリジナルの画像サイズは、640×480です。1280×960でも撮影できたのですが、スマートメディアの容量の都合上、あえて640×480で撮影していました。ファイルサイズは、640×480で約64KB/枚、1280×960で約210KB/枚でした。

2000~2001年のロングツーリングの写真はこのC-840Lを使って撮影したものです。

二代目デジカメ OLYMPUS C-3040Zoom

OLYMPUS CAMEDIAシリーズ C-3040Zoom

2001年に購入した二代目のデジカメが同じくOLYMPUSのCAMEDIAシリーズ C-3040Zoomです。2007年まで 6年ほど愛用していました。

C-3040Zoomのウリは、何と言ってもレンズの明るさです。F1.8という銀塩ではとても手が出ないその明るさのおかげで、多少暗くてもフラッシュをたかずに撮影ができます。もちろんシャッタスピードも普通より数段階高速に切れます。このカメラは、レンズ保護の為、常に41-43mmのコンバージョンアダプタとプロテクトフィルターを装着しています。おかげでとてもデジカメとは思えないほど、見た目が大きくごっついです。価格的に高いデジカメではありませんが、それでも気軽に撮るには充分なデジカメだと思います。

OLYMPUS CAMEDIAシリーズ C-3040Zoomで撮影したオリンパスブルーの青空と富士山(補正なし)

C-3040Zoomに買い換えると、(当時としては)撮影した画質が格段に向上しました。この頃からOLYMPUSの代名詞である「オリンパスブルー」を実感できるようになりました。やっぱり、青空の画質が良いですね。ツーリングで風景を撮影にするは適したデジカメでした。

ファイルサイズは、1280×960で約650~900KB/枚でした。

OLYMPUS CAMEDIAシリーズ C-3040Zoomでマクロ撮影した画像(補正なし)

接写もC-840LとC3040Zoomで性能差を感じました。最短焦点距離20cmのマクロ撮影は、C-840Lとは比べものにならないほど、鮮明で鮮やかな写真を撮ることができました。その後、このマクロを駆使して、旅先で数々の料理を撮影することになりました。あえて欠点を言えば、マクロ撮影するときは、ファインダーが使えないため液晶を使って撮影します。調子にのって撮影を続けていると、あっというまに電池を消耗します。

古いスマートメディア

記録媒体は、もちろんスマートメディアです。それも128Mbyte非対応。最初のC-840Lからスマメを使い続けてきた為、気が付くと64MB×2、32MB×4、16MB×6、8MB×2の計14枚もありました。しかし、これを全部足してもわずか368MB。時代から取り残されていますね(笑)。普段は、64MB×2と32MBが 2~3枚あれば充分に1日分の写真が撮れました。

三代目デジカメ OLYMPUS E-510

Olympus E-510

2007年に購入した三代目デジカメOlympus E-510、初の一眼デジカメです。もともと中学時代にPENTAXのME-1Superを愛用していた為、久しぶりの一眼復帰になります。2015年まで 8年間使用しました。

当然と言えば当然なのですが、やっぱりC3040と比べると全然違いますね。C3040も気に入ってるカメラなのですが、さすがにE-510と比べてしまうと機能面でも性能面でも違いを実感します。2007年夏以降のツーリング記は、このカメラで撮影した画像を使用しています。でも、画像サイズを400×300まで縮小してしまうとC3040と差が判りづらいですね。

Olympus E-510のダブルズームキットに付属している望遠レンズ(40-150mm)

E-510は、ボディ単体、14-42mmレンズ付きのズームキット、14-42mmと40-150mmレンズ付きのダブルズームキットがあります。私は、ダブルズームキットを購入しました。14-42mmは 35mm換算で28-84mm相当、40-150mmは 35mm換算で80-300mm相当です。私は銀塩時代にPENTAX純正のF4 35-70mmとTOKINAのF5.6 100-300mmを愛用していたので、このWズームレンズはほぼその当時と同じ感覚で使えそうです。しかし、この40-150mmレンズは小さくて軽いですね~。銀塩時代からはとても考えられないサイズですよ。

デジカメ用のコンパクトフラッシュカードとバッテリー

メモリは、CF(コンパクトフラッシュ)カード 2GB×4枚、4GB×1枚、xD-Pictureカード 2GB×1枚の計 14GBを使っていました。これは、最大11日間のロングツーリングでも十分に撮影可能な枚数から逆算した必要量です。普段は、SHQ(3648×2736)圧縮率1/2.7を使用している為、2GBのメモリ 1枚で約290~340枚撮影できます(※オリンパス公式データの撮影可能枚数は 約290枚、本体の液晶表示では 約260枚です)。

予備のバッテリーも必須です。純正 2個、サードパーティ製 1個の計 3個のバッテリーをローテンションで使用していました。

Olympus E-510で撮影した風景画像

使用感ですが、C3040zoomからE-510に切り替えてからの第一印象は、「空が青い」でした。C3040zoomがやや軟調に写るのに対して、E-510はやや硬調に写りました。最初のうちはコンストラストが鮮やかすぎてややきつい印象があったのですが、次第にこの色合いに慣れてしまいました。 むしろこちらの方が肉眼で見たイメージに近いと思います。より、オリンパスブルーを実感することができます。

Olympus E-510で撮影した暗い場所の写真

反対にC3040zoomからE-510に切り替えて一番戸惑ったのが、暗い場所での撮影でした。C3040zoomは、多少暗くてもとりあえずシャッターがおりてくれるのですが、E-510はそうはいきません。被写体周辺が暗すぎるとフォーカスが合わないためシャッターがおりません。また、AFフレームをデフォルトの 3点のままにしておくとフォーカスを合わせるためにフラッシュも 3回予備発光するので使い勝手が良くありません。こまめに設定を変更する等、慣れてしまえば問題ないのですが、慣れるまではかなり戸惑いました。

Olympus E-510で撮影した着陸直前の航空機

E-510のダブルズームキットに付属している、40-150mmレンズはお手軽に使えて便利でした。よっぽど遠くのものを撮影しない限り、このレンズがあれば充分です。この150mmレンズと手ぶれ補正機能を使って、三脚を使わずに飛行機を撮影してみるとこんな感じに撮ることができます。原寸は3648×2736ですが、Photoshopで720×540に縮小してシャープとコントラストを調整しています。これだけ撮れれば私には充分です。E-510は、値段もお手ごろで、デジタル一眼カメラの初心者にはぴったりのカメラだと思います。

Olympus E-510で撮影した動物園のチーター

40-150mmの望遠レンズは、F4-5.6のため、残念ながら素早く動く被写体には対応できません。反対に言えば、動きが遅い被写体なら十分に撮影できます。例えば、動物園のような場所ではこの望遠レンズがあればそこそこの写真を撮ることができます。

四代目デジカメ SONY α77Ⅱ

SONY製のデジカメ「α77Ⅱ」

ここまでずっとオリンパスのデジカメを愛用してきましたが、ついにSONYに浮気しました(笑) 2015年に購入した四代目デジカメは、SONY製の「α77Ⅱ」です。やっぱり、8年前に購入したE-510とは全然違いますね。デジカメの進化を実感します。

SONY製のデジカメ「α77Ⅱ」に取り付けたSIGMA製の望遠レンズ「APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」

望遠レンズは、SONY純正レンズではなく、SIGMA製の「APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」を選択しました。純正の望遠レンズより安く買えるため、手軽に始めたい人にはお勧めの一品です。

SONY製のデジカメ「α77Ⅱ」とSIGMA製の望遠レンズで撮影した航空機のサンプル写真

航空機の撮影は、α77IIとSIGMA 70-200mm F2.8の組み合わせで十分実用できます。左の写真ぐらい快晴なら、1/800secのシャッタースピード優先でF5まで絞れます。ここに掲載する都合上、400×300まで縮小していますが、オリジナルの画像サイズは6000×4000です。成田空港で民間旅客機も撮影してみましたが、問題なく撮ることができました。

SONY製のデジカメ「α77Ⅱ」とSIGMA製の望遠レンズで撮影したMotoGP(バイク)のサンプル写真

MotoGPもほぼ問題なく撮影できました。もてぎグランプリの開催は10月ですが、快晴の日中であれば、ほぼ問題ありません。1/1250secでF3.2~3.5、F2.8なら1/2000secで撮影できました。連写速度はα77IIならではの高速撮影で満足です。AF-Cモードでのフォーカス追従はそれなりでした。やっぱり、基本はAF-Sで確実に被写体を抑えて、連写はあくまで補助ですね。MotoGPクラスになると、AF-Sモードでの連写は、α77IIでも無理がありました。

SONY製のデジカメ「α77Ⅱ」とSIGMA製の望遠レンズで撮影したオートレース(バイク)のサンプル写真

α77IIとSIGMAの望遠レンズは、これから使い込んでいきたいと思います。

秋葉原のソニーサービスステーション

先日、秋葉原のソニーサービスステーションにα77IIを持ち込んで、デジカメのクリーニングサービスを受けてきました。ご参考までに、別のページ にレポートをアップしておきます。

ティルトシフトレンズ

ティルトレンズって知っていますか?

特殊な用途で使われる値段の高いレンズなのですが、それと同じようなエフェクト効果を得られる画像加工サイトがあります。簡単ですが実際に使用した結果を別ページにまとめてみました。

パノラマ写真

デジカメに付属しているパノラマ撮影、使っていますか? 私は使っていません(笑) 最近はパノラマ写真用のアプリがたくさん出ていますが、私は昔から手作業でペタペタと写真を繋げています。未だにこんな作り方している人はほとんどいないとは思いますが、別ページにまとめてみました。

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