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2009/03/07 作成、2019/10/09 更新

タイトルタイトル

一体型と分離型

バイク用(二輪用)ETCの広告

バイク用ETCには、一体型と分離型があります。どちらを付けるかは悩むところですね。

ちなみに私は分離型を付けました。分離型は一体型より約1万円ほど高い為、一体型で不都合が無ければ一体型の方が良いかも知れません。分離型の良い点は、ハンドルにETCを付ける場合、アンテナとLEDだけで済むため、ハンドル周り煩雑にならないところです。その代わりに、本体は基本的にシート下に設置する為、ETCカードの出し入れが多少不便です。

分離型の二輪車用ETCの取り付け例

分離型の二輪車用ETCをバイクのハンドルに取り付けた例

左の写真は、分離型の二輪車用ETCを搭載した写真です。

どこに付いているかわかりますか?

分離型の二輪車用ETCのアンテナとLEDをステイに乗せてバイクのハンドルに取り付けた例

アップの画像です。 クラッチレバーのグリップ部分の根本にあるネジ蓋を外して、その上にアジャスタとステイを取り付けています。ステイの上には、アンテナとLEDが乗っています。

ショップの人に聞いたところ、ZZR400のようなセパハンに一体型ETCを取り付ける場合は、基本的に4点止めでないと難しいと言われました。一般的な1点止めのステイは、バーハンドル用の為、 ZZR400に取り付けるのは難しいそうです。カウル直付けも試してもらいましたが、ZZRのカウルは平面が少ないため、店側での取り付けは難しいそうです(あくまで「店側では無理」とのこと)。ZZRの小物入れにETC本体が入るか試しましたが、キーロックの裏側がETC本体にぶつかり蓋が閉まりませんでした。

分離型の二輪車用ETCの本体をバイクのシート下に搭載した例

分離型のETCの本体は、シートの下に設置しています。ZZR400の場合、工具入れの隣が空いているのでここにピッタリETC本体が収まります。カードの出し入れが簡単にできるように、本体はマジックテープで取り外しができるようになっています。

ZZRのシートはキーロックされている為、この本体から毎回ETCカードを抜き差ししなくても大丈夫だと思います。

バイクのシート下に設置した分離型のバイク用ETCの本体を取り外してカードを入れる蓋を開けたところ

マジックテープにより分離型ETCの本体をバイクから取り外して、蓋を開けたところです。この状態なら簡単にカードを抜き差しすることができます。

バイクのシート下に設置した分離型のバイク用ETCの本体の蓋を開けたところ

マジックテープで本体を取り外さなくても、ETC本体の蓋がこれだけ開くので、カードの抜き差しはできます。ただし、カードを固定するツメの長さが短いため、カードを挿入する時は、注意が必要です。

ETCカードを挿入する前と後でバイクのハンドルに設置した分離型ETCのLEDの色が赤から緑に変わったところ

分離型のETC本体がETCカードを認識すると、ハンドルに設置したLEDが赤から緑に変わります。カードを識別中は、LEDが点滅します。まれに、ETCカードのIC部分の接触不良で緑に変わらないこともあります。

助成制度(2019~2020年)

・助成金 :10,000円+QUOカード10,000円分(※)

・実施期間:2019年10月 1日(月)~ 2020年 3月31日(水)

・助成台数:先着100,000台

※:QUOカードは、先着50,000台、2019年12月31日(火)まで、ETC2.0は10,000円分、ETCは5,000円分

店舗リンク:2りんかんRICOLANDNAPS

以下は、終了した助成制度です。

・助成金 :10,000円

・実施期間:2019年 4月 1日(月)~ 7月31日(水)

・助成台数:先着35,000台

助成制度(2009年)

ここに記載されている内容は、2009年の助成制度であり、現在は終了しています。

助成金 :15,750円

実施期間:2009年 3月12日(木)~ 3月31日(火)

助成条件:「2年以上の期間」、「2回以上のお支払い回数」の両条件を満たすこと

     申込時にアンケートに協力すること

今回の車載器購入助成について簡単にまとめておきます。ちなみに私は、ETC購入を考えている側からこの発表があり、まさに渡りに舟だった為、飛びつきました。報道発表があったのが 3月 6日、ショップに予約を申し込んだのが 7日、助成開始が 12日で、設置したのが 13日でした。
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・助成金 :15,750円
・実施期間:2009年3月12日(木)~3月31日(火)
・助成条件:「2年以上の期間」、「2回以上のお支払い回数」の両条件を満たすこと、申込時にアンケートに協力すること
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※助成申請が 5万台に達しなかった為、4月以降も期間延長中です。
 2009/ 7/ 8、50,000台に達した為、今回の助成制度は終了しました。
 2009/ 7/ 5現在 48,997台
 2009/ 6/28現在 45,135台
 2009/ 6/16現在 40,241台
 2009/ 5/28現在 34,304台
 2009/ 5/ 7現在 28,493台
 2009/ 4/ 2現在 17,395台
 2009/ 3/19現在 5,896台

助成条件

気がかりなのが、「2年以上の期間」、「2回以上のお支払い回数」の条件ですよね。

私は2りんかんでETCを設置しましたが、このショップでは「2年後に100円を払う」という方法を使っています。つまり、ETC設置費用の総額から 100円を引いた額を一括で支払い、2年後に 100円だけを銀行振り込みすることで条件を満たすことができます。この方法なら、助成条件を満たすためにわざわざローンを組んで高い金利手数料を支払う必要がありません。

現時点でドライバースタンド(2りんかん)、オートバックス、イエローハットは、この方法を使っているそうです。他のショップも同じような方法を取ると思いますが、詳しいことはショップのスタッフさんにあらかじめ確認しておいた方が良いと思います。

ということで、この方法でETCを購入されたライダーさん、

2011年 8月(頃)に100円を振り込むのを忘れずに!!

覚え方は、「アナログ放送終了の1ヶ月後!」
ところで、本当に2011年 7月にアナログ放送は終了するのかな?
うちはいまだに地デジを買ってないのでアナログです。
最近はTVそのものを見る機会が減ってきましたよ。
 



【2009/ 7/ 8追記】
・助成申請が 5万台に達した為、今回の助成制度は終了しました。
【2009/ 7/ 6追記】
・7/ 5現在の申請数は 48,997台です。いよいよ残り 1千台です。
【2009/ 6/29追記】
・6/28現在の申請数は 45,135台です。いよいよ残り 5千台を切りました。
 このペースでいくと 2週間以内に 助成終了の 5万台に達する見込みです。
【2009/ 6/16追記】
・6/15現在の申請数は 40,241台です。いよいよ残り 1万台を切りました。
【2009/ 5/28追記】
・5/28現在の申請数は 34,304台です。
【2009/ 5/ 9追記】
・5/ 7現在の申請数は 28,493台です。やっと半分、まだまだ枠があります。
・四輪(車)は、4/28で115万台に達した為、助成が終了しました。
【2009/ 4/ 3追記】
・助成台数が20万台増えましたが、これは全て四輪(車)です。バイクは変わらず 5万台です。(四輪=115万台、二輪=5万台、計120万台)
・4/ 2現在の申請数は 17,395台です。2週間で 11,499台増えました。
【3/21追記】
・2りんかんは、入荷待ちの状態でも「仮予約」できるようになったそうです。
・3/18現在の申請数は 321,237台、1日で36,052台増えた計算ですが、車とバイクの内訳は判りません。
【3/19追記】
・追加の報道発表がありました。助成申請が 5万台に達しない場合は、4月以降も助成期間を延長するそうです。バイクは 3/19 3/17現在、申請数が5,896台なので、車に比べればまだまだ余裕がありそうですね。(車は27万9289台/95万台)
・2りんかんは、車載器の供給不足のため、3/14の時点で一旦受付終了しているそうです。
・オートバックスとイエローハットも品切れしている店が多いそうです。

ETC割引制度

ここに記載されている内容は、2009年のETC割引制度であり、現在の割引制度とは異なります。

国立府中→八尾

ETC割引制度があまりにも複雑すぎる為、ここで整理したいと思います。

まずは、2009年ゴールデンウィークに走った 東京 → 大阪 の料金計算例から。この時は、大阪南港からフェリーに乗るために中央高速の国立府中ICから近畿自動車道の八尾ICまで走りました。

高速に乗った時刻は 6:50、降りた時刻は 15:20 です。
ETC料金計算表1/4
 結論から言えば、正規料金 9,250円のところ 2,350円と 6,900円の割引でした。 なかなか大きな額の値引きです。

ETC料金計算表2/4
 各区間の正規料金はこうなります。
 中央自動車道の場合、八王子までは均一区間なので 500円、八王子から吹田までが 8,350円、吹田から八尾までも均一区間で 400円、合計 9,250円になります。

ETC料金計算表3/4
 では、割引後の料金を計算してみましょう。

 全部足すと合計は、300+700+1,000+350=2,350円になります。

 「あれ? 大津~吹田は、なぜ正規料金が 1,000円なの?」

と思われる方も多いのでは? 私も最初はここが疑問でした。
ETC料金計算表4/4
 おそらく真っ先に考えるのこの計算だと思います。
  ・八王子~吹田が 8,350円、八王子~大津が 7,650円だから、残り区間の大津~吹田は 8,350 - 7,650 = 700円では?

 次に考えるのが、
  ・大津~吹田は、この区間だけを走った場合の正規料金 1,150円では?

 残念ながらどちらも不正解です。
 大都市近郊区間とそれ以外の区間(上限 1,000円)を跨いで走る場合は、

 単価から再計算しないと正しい通行料が算出できません。

 まず、吹田~大津間の距離は、40.3kmあります。次に大都市近郊区間を走る時のキロ辺りの単価ですが、バイク(軽自動車)の場合は 19.68円/kmです。さらに料金区間が変わる為、ターミナルチャージ 150円が加算されます。これらの値から求めた料金に対して消費税 5%がかかる為、 (40.3km×19.68円/km+150円)×1.05=990.2592円、24捨25入により 1,000円になります。

以上、お疲れさまでした。

バイクでETCレーンを通過する

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