2017/04/17 作成、2019/11/15 更新
入間基地 飛行訓練
毎度お馴染み、航空自衛隊 入間基地です。今日は天気が良いので、入間基地の周辺で飛行訓練の様子を見に来ました。
場所はココ、滑走路の北端。定番の撮影スポットのひとつです。ちなみに去年 ブルーインパルスの展示飛行 を撮影したのは、反対側の滑走路南端の 入曽多目的広場 でした。
入間基地は17-35の滑走路一本のみですが、今日はほぼ無風状態で北から離発着する17を使用していました。
フェンスの内側は頻繁に自衛隊のトラックの通行や警備の巡回があります。
今日は、全部で 5機が訓練飛行していました。まずは、ブルーインパルスでもお馴染みの機体、T-4練習機が飛来しました。
続いて、もう一機、同じT-4練習機です。ブルーインパルスとはカラーリングが違うだけでずいぶんイメージが変わりますね。
コックピット周辺を拡大してみました。機長側の隊員はヘルメットのバイザーを上げていますね。
続いて、T-4練習機の後方からゆっくりゆっくりと大きな機体がアプローチしてきました。ちなみに、滑走路に正対してからのアプローチ距離があまりにも長いため、T-4練習機が途中から割り込んでアプローチしていました。
迷彩塗装のC-1輸送機です。民間の輸送機に比べると一回り小さいですが、それでも重厚感があります。
今日はタッチ&ゴー訓練中のため、ランディングと同時に再び上昇していきます。
北へ向かってアプローチすると入間川の上空で180度ターン。タッチ&ゴーの後、再びアプローチコースへ戻り、ひたすらこれを繰り返します。今日は 5機が同時に訓練中であったため、レシーバーで航空無線を聴いていても、着陸順序が「3番目」、「4番目」というタワーからの指示が頻繁に聴けました。
今日は気温が高いため、エプロンからの上昇気流により駐機中の機体が歪んで見えました。ハンガーの前には前回の熊谷基地のレポートにも書いたCH-47Jが駐機していました。
C-1輸送機は、2機が訓練していました。前の機体は 8号機、これは30号機です。
Touch & Goだけではなく、Go Aroundの訓練も実施していました。Go Aroundでは、C-1輸送機が大きな機体底面を見せながら急上昇していきます。
C-1輸送機の垂直尾翼に描かれているログマークには、"2nd TAG" と書かれています。これは、第2輸送航空隊(Second Tactical Airlift Group)の略です。
去年の横田基地のレポートにも書いた美しい機体が飛来しました。
Gulfstream AerospaceのガルフストリームIVです。民間のビジネスジェット機ですが、航空自衛隊ではU-4多用途支援機として採用しています。レジナンバーが05-3255なので、去年の横田基地のFriendship Festival(友好祭)で展示されていた機体と同じでした。この機体も第2輸送航空隊の所属機です。
こんな感じでのんびりと飛行訓練の様子を見てきました。
都内の桜はどこも見頃を過ぎました。桜の季節が終わるといよいよ新緑の季節ですね。またショートツーリングを計画しなくては。