国道51号線は、千葉市を起点として成田、香取を通り、鹿島から太平洋岸沿いに北上して水戸まで走る国道です。海から少し離れた内陸部を走っているため国道から海は見えませんが、直線的に道が伸びているため走りやすい国道です。

毎年10月に茨城県の自動車安全運転センターで 全国白バイ安全運転競技大会 が開催されています。会場は、国道51号線より国道245号線の方が近いのですが、国道51号線が重要になる場合があります（詳細は後述）。

全国白バイ安全運転競技大会は、ほぼ毎年、MotoGP日本グランプリ と開催日がバッティングします。 つまり、ツインリンクもてぎへ行くライダーによって、周辺のホテルが予約で埋まります。ツインリンクもてぎに近い真岡はホテルの数が少なく、２日目と決勝の前日は予約を取るのが難しいです。茂木や宇都宮の周辺のホテルを取れなかったライダーが水戸、那珂、常陸太田へ流れてくるため、茂木より東側のホテルも予約が取りづらくなります。ちなみに、白バイ大会の会場があるひたちなか市内のホテルは、早めに予約すれば取れます。ただし、１日目（土曜日）の宿泊費は普段より高く設定されている場合があります。

そこでお勧めなのが、神栖周辺のホテルです。神栖には、安くて綺麗なホテルが複数あります。イベント開催日でも比較的に予約が取りやすいです。神栖から自動車安全運転センターまでは約60kmありますが、国道51号線は信号が少なく、土日の早朝は交通量も少ないため、比較的に短時間で移動することができます。

商船三井フェリーの北海道航路の出発地である大洗港フェリーターミナルは、国道51号線の近くにあります。ただし、都内近郊から大洗港を目指すライダーの大半は、国道６号線 か 常磐自動車道 を利用するため、国道51号線はほとんど利用しないと思います。