2008/06/29 作成
草津・軽井沢ツーリング
今日は久しぶりに伊豆半島を走ります。都内からは東名高速を使ってしまえればわりと早くたどり着けるのですが、今回は国道246号線を使って下道で来ました。それでも朝 8時半には沼津市内まで来られたので下道もありかな。
沼津市内の県道17号線からは、駿河湾超しに富士山を見ることができます。湖越しに富士山を眺められる場所は多いけど、海越しで富士山を見られる場所は意外と少ないのです。
しかし、←の写真ではちょっと判りづらいかな?
アップにしてみました。
肉眼だともっとはっきりと見えるのですが、写真に撮ると輪郭がぼやけて判りづらいですね。富士山が空にとけ込んでいます。
駿河湾には、海上ホテル&レストランとして有名な「スカンジナビア」が停泊しています。少々古びてはいますが、スラりと伸びたなかなか綺麗な船体です。
【後記】
この写真を撮った 2ヶ月半後の 2006年 8月31日にスカンジナビア号は36年ぶりに母国スウェーデンで再びホテル/レストランとして営業するために、駿河湾を出航、船体改修の為に一路中国の上海へとえい航されていったのですが、出航から 2日後に和歌山県の潮岬沖で浸水により海底に沈没。 残念ながらこれが最期の姿になってしまいました。
県道18号線の途中に瞽女観音(ごぜかんのん)という展望台があります。
瞽女観音の展望台からは、戸田(へだ)港が一望できます。
駿河湾の入り江の中にたたずむ町並みを丘の上から眺めると、なかなか綺麗な景色です。
戸田温泉の名の通り、戸田は温泉地です。私も会社の社員旅行で何度か来ていますが、沼津からフェリーが出ているのでお手軽に行けるので便利です。ただし、フェリーが欠航になってしまうとここまで来るのがたいへんなんですよね。一度、修善寺経由でバスによる山越えの迂回ルートで来たことがありましたが、えらい時間がかかりました。
戸田峠から先は、一路南へ、「西伊豆スカイライン」に入ります。
スカイラインとは言っても、伊豆半島の東側と縦断する「伊豆スカイライン」とは異なり、こっちは無料道路です。さすがに、無料だけあり伊豆スカイラインと比べると若干舗装が荒れているところがありますが、それでもなかなかの快走路です。これだけ良い道路だともちろん走り屋さんがたくさんいます。もちろん、伊豆スカイラインに比べれば数は少ないです。あっちは・・・。
西伊豆スカイラインは、やや標高が高いこともあり朝はこんな感じで一面の霧に覆われてました。霧の奥から、爆音が轟いています。
西天城高原まで降りてきたところで、牧場の家へ寄って牛乳アイスを食べます。
自分以外にお客さんは誰もいませんでした。そのせいか、アイスもややシャーベット状態。う~ん、冷凍庫から出してきた作り置きかな? いまいちでした残念。
ここから西へ向かい駿河湾まで降りてきました。
宇久須(うぐす)までくるとすぐ近くに「黄金崎」があります。同じような名前で北海道 留萌の「黄金岬」も有名ですが、どちらもその名の通り夕日の名所ですね。
この辺りは海面も鮮やかで綺麗です。透明度も高いですね。
町まで戻ったところでかなり遅い昼食を取ります。
下調べなしで走ってきたときに役に立つのが、やっぱりツーリングマップル。掲載情報を頼りに、三共食堂に来ました。
ツーリングマップルを頼りに食堂へ来ると必ず出会うのが他のライダーさん。今回も入店前に1台、帰るときに別の1台が止まっていました。
ここの名物は、「小鯵鮨」と「笠子の味噌汁」。
小鯵鮨は、ひとつひとつ身の上にネギと生姜、身の下に大葉が敷いてあります。全部で13カンですが、握りはかなり小ぶりなので女性にも食べやすそうです。男性にはちょっと物足りないかな。笠子の味噌汁は、まるまる一尾入っており豪快です。
帰りも高速を使わずに下道で帰りました。う~ん、今回は安上がりなツーリングだったな。