2009/10/17 作成
東京湾・房総半島ツーリング
朝 4時20分・・・・眠い。
まだ外は真っ暗ですが、今から出発します。
10月を過ぎてから急に朝晩は冷え込むようになりましたね。Tシャツ、インナー、ライジャケの3枚重ね着では、ちょっと寒いです。それでも今日の予想最高気温は 25℃。日が登るまでの我慢かな。
今日の行き先は、房総半島。
遅ればせながら初めて「東京湾アクアライン」を使います。春先にETCを付けたのでいつか走ろうと思っていたのですが、NEXCOの渋滞予測を見るたびに行く気が失せていました。アクアラインは全長10kmちょいなのですが、「渋滞予測 20km」ってひどいですよね。
今日も朝 8~9時に下りが5km、17~20時に上りが最大15kmの渋滞予測が出ているのでこの時間帯を外して走ります。
5時45分、予定通りの時刻にアクアラインの海ほたるに到着、日の出に間に合いました。そして、天気予報通り晴れてくれました。う~ん、綺麗だ。気持ちがよい夜明けです。さすがにこの時間はまだ道路も海ほたるも空いていますね。
こっちは反対側、海ほたるから見た夜明け直後の東京の街並みです。
よく見ると、レインボーブリッジやお台場が写っているんですが判りますか?
↑のサイズだと判りづらいので、コメント付きの大きいサイズの画像を2種類用意しました。
←は、海ほたるから見た富士山です。靄がかかっているのでちょっと判りづらいですね。
右下には横浜ベイブリッジとランドマークタワーが写っています。こんな感じで海ほたるからは、東京湾越しに浦安から八景島辺りまでかなり幅広く眺めることができます。
アクアラインを渡って千葉県へ入りました。朝日を浴びて輝くアクアラインです。
アクアラインは走っていて気持ちよかったですが、やっぱり他の橋に比べると海面からの高さが低いですね。瀬戸大橋のように海面から高さがある橋の方が走っていて迫力があります。アクアラインはイメージ的に、山口の角島大橋に似ていますね。
上空は雲一つ無い青空、良い天気だ~。
ここから房総半島を東へ横断して太平洋を目指します。
千葉県と言えば、東京から気軽に行けるローカル線も魅力のひとつです。千葉県には、「小湊鉄道」、「いすみ鉄道」、「銚子電鉄」の3つのローカル線が走っていますが、今回は小湊鉄道といすみ鉄道を見に行きます。
まずは、小湊鉄道の「飯給駅(いたぶ)」に来ました。やっぱり鉄っちゃんが多いですね。カメラを構えた鉄っちゃんが3人ほど来てました。
飯給駅を出発した2両編成のキハ200系が走りすぎていきます。
やっぱり気動車は雰囲気が良いですね。電化しているとローカルなイメージが損なわれるので、架線が無い景色の方が好きです。
ここは、反対の畑側が良い撮影ポイントなのですが、バイクをフレームに入れる為にあえてこちら側から撮影しました。
小湊鉄道の終点「上総中野駅」まで来ました。ここから先は、いすみ鉄道が走っています。
五井駅→上総中野駅→大原駅は、お手軽に行けるローカル線のルートですね。五井駅と大原駅から先は、それぞれJRの内房/外房線を使って都内へ戻ることができます。
ちなみに、「上総中野」と書いて「かずさなかの」と読みます。
アルファベットで書くと「Kazusa-Nakano」。
う~ん、・・・・1文字違いだね(スルーして下さい)
大原方面からいすみ鉄道の車両が上総中野駅に入線してきました。
いわゆるレールバスですね。型式は、いすみ200系です。この車両は全国各地のローカル線で利用されているので見覚えのある方も多いと思います。
側面には、ムーミンが描かれています。ちなみに、ヘッドマークは車両毎に別のキャラクターが描かれていて、
1号車=ムーミン
2号車=フローレン
3号車=ムーミンパパとママ
5号車=スナフキン
6号車=リトルミィ
7号車=スニフ
が描かれているそうです。側面の絵柄も車両毎に異なっていますね。ちなみに←の写真は5号車(205)です。
続いて反対側の五井方面から小湊鉄道の列車が近づいてきました。
このアングルの写真は、見たことのある方も多いと思います。ここも小湊鉄道の撮影ポイントのひとつです。上総中野駅のプラットフォームから150mmで撮影しています。このローカルな雰囲気が良いですね~。アクアラインのおかげで、東京西部や神奈川方面からでも2時間弱でこられるので、ふらっと訪れるのも楽しいですよ。
2両編成のうち後ろのキハ214は再塗装されていない為、かなりレトロな雰囲気が漂っていました。再塗装されているキハ202の方が古くて昭和36年と書かれているので1961年製です。もうすぐ走り続けて半世紀ですよ。
←は、キハ200系のディーゼルエンジンです。むき出しになっているところが良いですね。シャフトが回転しているところも見ることができます。
車内の天井には扇風機が付いています。都内の鉄道では扇風機付きの列車はほとんど無くなりましたが、今でも京急の1000系は扇風機が付いていますね。
私は長いこと西武鉄道を使っていたので、子供の頃は黄色の車両が来たらアタリ(冷房車)、ピンクの車両はハズレ(扇風機)という古い記憶があります。
ローカル線とたっぷりと堪能したところで、再び東へ向かって走ります。
房総半島を横断して太平洋側の「太東崎(たいとうざき)」まで走ってきました。
ここはそれほど海に突き出た岬ではない為、景色はいまいちです。だけど、この辺りではここ以外に岬が無いのでついつい立ち寄ってしまいます。これで4回目かな。
太東崎から 5kmほど北上すると「九十九里浜」です。ここから約50kmほど扇状に九十九里浜海岸が広がっています。
今日は天気が良いので気持ちがよいです。サーファの数も多いですね。
もう少し北へ行くと綺麗な砂浜が広がっているのですが、この辺りは波打ち際が舗装されています。時間的に満潮が近いこともあって、結構な波しぶきが上がっていました。大きな波が来たら危険な予感が・・・。
九十九里浜まで走ってきたところで、ここからいっきに西へ向かい東京へ戻ります。国道409号線で木更津、アクアラインを越えて川崎まで戻ってきました。
アクアラインの東京側の玄関口は、神奈川県の浮島なのですが、このすぐ北には「羽田空港」があります。
9月 4日の日記にも書きましたが、羽田空港は現在「新国際線旅客ターミナル」を建造中です。←の写真は東京モノレールの新駅「国際線ビル駅」です。かなり完成形が見えてきましたね。
久しぶりに羽田空港へ立ち寄ります。
羽田空港には4つのパーキングがありますが、今日はP1駐車場に停めます。空港駐車場は各フロアに動物のキャラが描かれているのですが、連絡通路がある4Fのシンボルマークのパンダが・・・
メタボパンダ!!
可愛くない・・・・。
まずは、第2ターミナルの展望台へ来ました。さすが三連休の中日だけあってもの凄い人の数です。成田も休日には結構な見物客がいますが、羽田はもっと多いですね。
羽田空港は、第1ターミナルがJAL、第2ターミナルがANAと航空会社が分かれています。
空港写真は、成田空港編 にたくさん掲載したので、今回は控えめにいきます。成田空港に比べると羽田空港は見られる機体の種類の航空会社の数も少ないですしね。
今日の離発着パターンは、南から北へ滑走する34R離陸(A滑走路)、34L離陸(C滑走路)です。
このパターンの時は、第2ターミナルの展望台からA滑走路の離陸が見られます。
←の写真はスターフライヤーのB737のテイクオフです。
羽田空港の地下1階にある通路を使って、第2ターミナルから第1ターミナルへ移動しました。
今度は、C滑走路の着陸が見られます。ランディングと同時にギアから白煙が舞い上がるところが良いですね。
第1ターミナルの展望台からでも、A滑走路のテイクオフを見ることができます。
ちょうどビックバード越しにポケモンジェットが姿を現しました。現在国内線で2機就航しているポケモンジェットのうちの通称「お花ジャンボ」の方です。
ANAのホームページを調べたら、11~12月はポケモンジェットの就航便が公表されていました。以前は機材運用の都合上、どの便に使用されるかは当日まで判らなかったのですが、やっぱり家族連れで飛行機を使うなら狙って乗りたいですよね。ちなみに、11~12月の土日は、羽田~沖縄と羽田~千歳の1日各1往復が確定しています。
まだまだ人気が高いポケモンジェット。この羽田空港の離発着時間を狙って見に行くのも良いですね。
2:45起床、4:20出発、18:00帰宅・・・・さすがに疲れました。距離的には 300kmちょいしか走っていないんですけどね。今日はぐっすり寝られそうです。