2009/06/07 更新

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出発!

8年ぶりにゴールデンウィークにまともな休みが取れました。

1年前のGWは引越、2年前も引越、3~7年前は仕事・・・。ここ7年間でフェリーの予約も2回キャンセルしてます。久しぶりに休みが取れたのも不況のおかげかな(笑)

春のロングツーリングと言うことで、今回は北ではなく西へ行きます。相棒のZZR-400もチェーン/スプロケ/フロントタイヤ/オイルを交換してツーリング準備万端。

いざ西へ!!

ETC搭載

先日、ETCを搭載しました。

前々から付けようとは思っていたのですが、そんな矢先にETCの助成制度が来たので、助成開始の翌日にはETCを付けてました。

二輪用ETCは値段が高いのが難点ですが、今のペースでツーリングを続けていれば比較的早く元が取れるはずです。何よりライダーにとって高速の料金所をスルーできるのは嬉しいです。バイクは車より支払いに時間がかかるしね。

双葉SA

6:30に東京を出発、中央高速に乗ってひたすら西へ走ります。

ETC割引の影響もあり、ここのところ土日の高速道路はいつも渋滞していましたが、今日は比較的に空いています。

八王子ICを抜けた辺りから 5kmほど渋滞していましたが、バイクならこの程度の渋滞は楽勝。すり抜けをしていればあっという間に渋滞を抜けます。SAも若干混雑していますが、それでも駐車スペースが見つからないというほどの混み具合ではありませんでした。二輪の駐車スペースは埋まっているところが多かったかな。

双葉SA

双葉SAから見た南アルプスの尾根は、まだたくさん雪が残っていました。

今日は快晴で日差しが強いですが、それでも山間部は涼しいです。中央高速の場合は、山梨から長野を越えて岐阜に入るまでの区間は標高も高く、Tシャツ+インナー+ライジャケの3枚重ね着で走っても少し寒かったです。

逆に名神高速に入った辺りからは、暑くなってきました。寒暖の差が結構ありますね。

中央高速→名神高速→近畿自動車道と乗り継いで大阪市内へ。

大阪南港

今日はスケジュール的に余裕があったので、かなりゆっくりしたペースで走りました。16:30に大阪南港に到着。570kmを10時間かけて走るスローペースでした。

ちなみに高速料金は、ETCの休日特別割引により \9,250→\2,350 と正規料金に比べて \6,900の割引でした。さらにNEXCOポイントが47ポイント付きます。

この料金計算は、簡単そうに見えて意外と複雑です。なぜこの金額になるのかは、↓のページで詳しく解説しています。


 

大阪南港で上船待ちしているバイクは 30台ぐらいでした。やっぱり関西、関東近県のナンバーが多いですね。オンロードばかりでオフ車はほとんど見あたりません。

宮崎カーフェリー みやざきエキスプレス

今回は、大阪南港から宮崎カーフェリーで宮崎港へ渡ります。

港には、「みやざきエキスプレス」が接岸していました。このカラーリングのフェリーは久しぶりに目にしました。今から8年前、社名がまだマリンエキスプレスだった頃に川崎~宮崎航路でこの赤白カラーのフェリーに乗ったことがありました。川崎航路が廃止されていないければ、関東地方から九州へ渡るのがもっと楽なんですけどね。有明から北九州へ渡る航路はあるのですが、途中で徳島を経由するため約35時間かかるの難点です。関東ライダーにとっても大阪南港発のフェリーが便利です。


宮崎カーフェリー みやざきエキスプレス
本日の空席状況

本日の空席状況は、2等寝台と2等(カーペット部屋)にまだ空きがあります。GWのこの時期に空きがあるとは・・・。やっぱりこれも高速道路\1,000効果ですかね?

どこまで走っても\1,000の高速は安上がりですが、体力的にはフェリーの方が楽です。休日特別割引の影響で経営が苦しいと聞いていますが、個人的にはフェリー会社を応援しています。

ちなみに乗船開始時には、2等寝台と2等も満席になっていました。

東国原知事の笑顔が良い宣伝効果になっていますよ。

シェルティーラッピングカー

港の駐車場で素敵なキャンピングカーを発見!

シェルティー(シェットランドシープドック)のラッピングカーです。シェルティー好きの自分としては、これは惹かれます。実際にシェルティーが乗っているかどうかまでは確認できませんでした。

バイクで町中を走っていると、たまに信号待ちしている車の左側をする抜ける瞬間に、不意に助手席の窓から犬が顔出してくることがありませんか?

大阪南港

19:10、定刻通り大阪南港を出航。

大阪の夜景をバックに一路九州へ。約13時間の船旅です。

 

東京~大阪~宮崎ルート
 

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船上の夜明け

5:30、デッキへ出ると東の水平線に雲越しに登る朝日を見ることができました。

これまで何度もフェリーに乗っていますが、洋上の日の出を見られる確率は低いです。たいてい水平線付近には厚い雲がかかって朝日は見られないものです。これだけ綺麗な朝日を見られたのは初めてかもしれません。これは幸先が良いです。

宮崎港

8:20、宮崎港が近づいてきました。

このまま接岸するかと思いきや、タグボートが近づいてきたので変だな? と思っていたら、湾内で180度回頭を始めました。短距離フェリーは、接岸前に回頭することがありますが、長距離フェリーでは初めてです。回頭は出港時にするのが一般的だと思っていましたが、違うのかな?

回頭する理由の一つが接岸するサイドの問題なのですが、船や飛行機は古い慣習により左側にボーディングブリッジを付けて乗降するのが一般的です。特に飛行機はほぼ100%この方法なのですが、日本のフェリーは必ずしもそうではないようですね。

9:02、下船。バイクでは 3年ぶり 3回目の九州上陸です。

タグボート宮崎上陸
宮崎自動車道 小林IC

え~と、いきなり渋滞に巻き込まれました・・・。

宮崎港から国道10号線で西へ向かったところ、事故渋滞に巻き込まれて抜けるのにえらい時間がかかりました。まずい、間に合わないかも・・・。

仕方がないので、緊急手段を発動。九州上陸早々ですが高速を使います。小林ICから宮崎自動車道、九州自動車へ乗り継ぎ熊本県の「人吉」を目指します。ETCを付けてから、躊躇なく高速を使うようになった気がします。これって罠にハマってる?

 

JR九州 肥薩線 人吉駅
 今年のツーレポも鉄道ネタがあります。鉄道には興味がない、という方は↓ボタンをクリックして頂ければ、ショートカットできます。


 高速の人吉ICで降りると、そのままJR九州 肥薩線の「人吉駅」へ直行。

城壁のような真っ白な壁で囲まれた駅舎の前に、天守閣を模したからくり時計が立っていました。なかなか綺麗な作りの駅舎です。

人吉駅

人吉駅の構内には、こんな歴史を感じさせる煉瓦造りの車庫がありました。ここは雰囲気が良いですね。

時間待ちをしている間に、宮崎ナンバーのライダーさんと私と同じく東京から来たという鉄っちゃんと雑談していました。

しばらく付近を散策したところで、本日の主役が登場。

SL人吉号 58654(8620形)

12:10、定刻通り人吉駅に走ってきたのは、「SL人吉号 58654(8620形)」です。

SL人吉は、1988年から17年間、九州を走っていたのですが2005年を最後に運転されていませんでした。それが今年復活したと聞いて、これは見に行くしかない、とここまで来ました。

山口号、磐越物語号のC57に比べると二回りほど小さいボディですが、それでも力強い走りは健在です。なにより復活したばかりの漆黒の車体は非常に綺麗でした。ちなみに、この8620形は、パレオエクスプレスことC58の原型となった蒸気機関車です。車体に貼り付けられたナンバープレートの下には「大11」の文字が。製造されたのは大正11年(1921年)、今から 88年前に製造されたSLです。

SL人吉号 58654(8620形)SL人吉号 58654(8620形)
SL人吉号 58654(8620形)SL人吉号 58654(8620形)
SL人吉号 58654(8620形)SL人吉号 58654(8620形)
SL人吉号 58654(8620形)

本当は、このまま14:39発の折り返し運転まで見ていたいところですが、時間も無いのでこのへんで切り上げます。

人吉駅の駅弁売り

人吉駅の駅の構内では懐かしい駅弁売りの姿が見られました。

「べんとぉ~、え~、べんとぉ~」のかけ声がホームに響いています。今の若い人達はもう知らないでしょうね。私が小さい頃ですら、都内近郊では駅弁売りの姿は見られませんでした。

駅弁を買って鉄道で旅するのも良いですね。いつか鉄道の旅をしたいな~、と思っているうちに東京駅発のブルートレインも全滅してしまいました。やっぱり、行けるうちに行かないとダメですね。

ホームに停車しているのは、別府行き九州横断特急キハ185です。

肥薩線 大畑駅

もう少し鉄道ネタが続きます。

人吉駅から南へ 約 7km、国道221号線から県道189号線に入り、えらく古びた細い道をずんずんと抜けていくとその先にJR肥薩線「大畑駅(おこば)」があります。この県道は、とても駅まで続いているとは思えないほどローカルな道でした。

大畑駅は、黒い木造作りの駅舎が時代を感じさせます。これまた良い雰囲気です。もちろん無人駅ですよ。

駅舎の中には、大量の名刺が貼ってありました。そう言えば、北海道の幸福駅もこんな感じで名刺がたくさん貼ってありましたね。

肥薩線 大畑駅肥薩線 大畑駅
肥薩線 大畑駅

駅の看板も古い作りですが、時刻表も昭和の香りがしますね。「駅」が「驛」、「発」が「發」、「午後」が「午后」になってます。もちろん、今年の3月にダイヤ改正されている為、この時刻表が作られたのは今年です。

肥薩線 大畑駅

ホームには13:36発 吉松行きの普通列車「いさぶろう3号」が停車していました。

さて、この列車はどっちに走っていくでしょう?

手前のホームに停まっていて、白色のヘッドライトが点灯しているから、普通なら手前に向かって走り出しますよね。

でも、正解は奥へ向かって走ります。つまり後退していきます。

肥薩線 大畑駅

う~ん、この写真で判るかな?

大畑駅を後退で出発した列車が矢印の場所を左から右へ向かって走っています。

ここまで書けば鉄っちゃんでなくても気が付いているかと思いますが、ここ大畑駅では今でもスイッチバックが行われています。

大畑駅から吉松方面へ向かう列車は、駅をバックで出発して、一旦待避線に入ります。そこから進行方向を変えてループ線を登っていきます。ちなみに、人吉方面から大畑駅へ進入する時も駅で方向転換します。

つまり、この大畑駅で →、←、→、と2回方向転換します。

肥薩線 大畑駅肥薩線 大畑駅
肥薩線 大畑駅

と、文章で書いてもなかなか伝わらないと思いますので、↓に図を書きました。大畑駅から隼人方面に向かって急な峠になっている為、列車はループ線を使って勾配を登っていきます。

大畑駅は、鉄ちゃんに限らず名所になっています。この日も私以外に4人ほど駅を訪れている人がいました。もちろん、全員観光客です。この駅は人里から離れている為、一般乗降客はいないと思います。↑の写真にも写っている夫婦の方と少し話をしましたが、南さつま在住の方でした。

おまけで、A列車で行こう2001で再現した大畑駅のスクリーンショット(左下)を貼っておきます。上の写真を見比べて頂けると、位置関係が掴めると思います。

肥薩線 大畑駅肥薩線 大畑駅
国道221号線 人吉ループ橋

肥薩線を十分堪能したところで、一路鹿児島市内を目指します。

国道221号線は、途中に「人吉ループ橋」があります。列車だけではなく車やバイクもループを使って矢岳の急勾配を登っていきます。

桜島(鹿児島)

人吉から南へ走ること90km、国道10号線で鹿児島へ向かって走っていると、徐々に「桜島」が近づいています。

今日は天気良く桜島がよく見えます。大隅半島側に位置する桜島ですが、薩摩半島側から薩摩湾越しに見る桜島も良いですね。

このツーリングに出発する前に桜島噴火のニュースが流れていた為、どうなるかと思っていましたが、今日は噴煙が全く上がっていません。この写真を撮っている時に話しかけて頂いた元ライダーという地元の方に聞いたところ、数日前までは噴煙が上がっていたそうです。

城山展望台(鹿児島)

鹿児島市内に入ったところで「城山展望台」に登ってみました。

城山は、国道のすぐ裏手にある小高い山です。ここからは鹿児島市内と桜島が一望できます。夜景の名所にもなっているそうです。

さて、ここで恒例のパノラマ撮影をしてみました。今回は写真の繋ぎ方を少し改良してみました。これまでのパノラマ写真より繋ぎ目がスムーズになっていると思います。ちなみに↓のパノラマ写真は、6枚の写真を1枚に合成しています。オリジナルのサイズは7644×2350です。
 さらに、今回はJpeg版だけではなく、Silverlight版を用意してみました。Silverlight版は、マウスのホイールを使って拡大縮小ができます。良かったら試して下さい。Silverlightがインストールされていない場合は、インストールアイコンが表示されるはずです。

城山展望台(Silverlight形式)
城山展望台(Jpeg形式 3900x1200, 587KB)
城山展望台(Jpeg形式 1280x394, 95KB)

※Silverlightとは?
 Microsoftが無償で提供しているWPF/XAML形式の画像表示ツールです。簡単に言えば、Microsoft版のFlashです。
 管理人は、Windows XP + Firefox5, Google Chrome 2, IE8, Opera9, Safari4 で動作確認しています。
 詳しいことは、↓のページに書いてます。
Silverlight

 

鹿児島市電

鹿児島市内には路面電車が走っています。

路面電車が走っている街って良いですね。都内にも都電荒川線が走っているのですが、走っている区間が限られている為、なかなか見る機会がありません。

←のような湘南色の路面電車が走っているのを見るとちょっと惹かれます。

西郷隆盛像(鹿児島)

市内に巨大な西郷隆盛像が立っていました。さすが鹿児島!

上野公園にある西郷隆盛像よりもこっちの方が凛々しい顔立ちをしていますね。なにより若く見えます。

薩摩紀行(わっぜぇか丼)

鹿児島と言えば黒豚!

今回はあらかじめ黒豚の店をチェックしていたのですが、行ってみたら休みでした・・・。

急遽別の店を探して見つけたのがこの店「むじゃき亭」です。注文したのは、薩摩紀行というセットメニューなのですが、「わっぜぇか丼」という黒豚の丼が付いています。

「わっぜぇか」と言うのは、この地方の方言で「わぁ~でっかい!」という意味だそうです。確かにその名の通り、ボリューム満点の丼ぶりでした。

鹿児島名物 しろくまベイビー

そして、セットメニューのデザートがこれ、鹿児島名物「白熊(しろくま)」です。

おそらく九州以外の人でも知っているはず。スーパーのアイスボックスでも見かける、あの白熊です。このむじゃき亭は、元祖白熊の店です。一見、かき氷の上にフルーツがトッピングされているようですが、かき氷の中にはバニラアイスが隠れています。スプーンで氷とアイスを混ぜて食べると美味しいです。

ちなみにこのセットメニューに付いているしろくまは、「しろくまベイビー」なのですが。これのどこがベイビーなんだ!? ヘビーです。

満腹になったせいか、ホテルに戻るとそのまま21:00就寝。


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