2009/02/11 作成、2019/06/10 更新
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古いブルートレインの写真
このページは、古い写真(1986~1987年)をスキャンしています。
おまけに沿線ではなく、「東京駅の構内」で撮影した写真が大半です。
![ブルートレイン出雲](f/op_01.jpg)
ブルートレイン「出雲」です。東京駅に到着して客車を切り離した直後の写真です。この日の牽引は、EF65-1059号機でした。今も「サンライズ出雲」として特急名称だけは健在です。1986年に東京駅の10番線ホームで撮影しました。
【出雲】
東京駅~出雲市駅
1998年ブルートレイン運転終了
2009年現在、サンライズ出雲として営業運転中
![ブルートレイン瀬戸](f/op_02.jpg)
ブルートレイン「瀬戸」です。東京駅に到着して客車を切り離した後に10番線と12番線の間にある線路で機回ししているところです。牽引は、EF65-1103号機でした。同じく「サンライズ瀬戸」として特急名称だけは健在です。
【瀬戸】
東京駅~高松駅(一部、松山駅)
1998年ブルートレイン運転終了
2009年現在、サンライズ瀬戸として営業運転中
![ブルートレインはやぶさ](f/op_04.jpg)
ブルートレイン「はやぶさ」です。後ろの 8番線に停車している湘南色の113系も今となっては懐かしいですね。富士と同じく、はやぶさも今年の 3月で廃止が決定しています。牽引は、EF66-39号機。
【はやぶさ】
東京駅~熊本駅
2009年 3月、廃止予定
![オハ24 ロビーカー(はやぶさ)](f/op_07.jpg)
オハ24、ロビーカーです。初めて登場したロビーカーは、はやぶさに編成されました。この1両だけ、青色のボディに鮮やかなウィングラインが描かれており、一際目立つ存在でした。このロビーカー登場以降、ブルートレインに様々な配置の寝台や座席が増えて、車両も多彩になりました。このロビーカーがきっかけとなり、のちの北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスへと受け継がれていきました。
![踊り子(185系)](f/op_11.jpg)
ちなみに、こっちが見慣れている185系の踊り子です。現在は、251系のスーパービューが多いですが、やっぱりこの姿が一番馴染んでいます。
![機回し(機関車の入れ替え作業)](f/op_12.jpg)
当時、東京駅は10番線と12番線の間に待避線がありました。ここを使って上野方面から品川方面へと機関車の入れ替える「機回し」を見るのが好きでした。
東京駅の9~10番ホームに入線したブルートレインの牽引車は、客車を切り離すと、機回しのために一旦上野駅側の本線上に退避します。
![機関車の入れ替え作業(機回し)](f/op_13.jpg)
その後、進行方向を反転させて10番線と12番線の間に待避線を使って品川方面に向かって後進で機回しします。この時、機関車のステップに作業員が乗る場合があります。EF65の後ろに見えるのは、東海道新幹線の14番、15番ホームです。手前には、12番線の車止めが見えます。12番線は機回しができないため、ブルートレインは、9番、10番ホームに入線します。
![機関車の入れ替え作業(機回し)](f/op_14.jpg)
機まわし中のEF66-53号機です(ブルートレイン「あさかぜ」の牽引機関車)。機回しした機関車は、ブルートレインの客車を品川客車区(東京運転区)に回送するために、反対側に連結します。この時、原則として、機関車は「1つ後に到着したブルートレインの客車」を回送します。
その他の鉄道の写真
![サロンエクスプレス東京](f/op_15.jpg)
ここから先はブルートレインではありませんが、サロンエクスプレス東京です。欧風車両の先駆けですね。地味な車両が多い中、このカラーリングは鮮やかで斬新でした。これ以降、凝った車両が増えてきたと思います。
![100系新幹線](f/op_16.jpg)
1985年にそれまでの 0系から初めてリニューアルされたニュー新幹線 100系です(写真は1986年(昭和61年)撮影)。これを初めて見たときは、感激でした! すらっと伸びた鼻先が美しいですね。今でも一番好きな新幹線です。
この写真は、試作車である最初のX0編成です。そのまま営業車両として使用されましたが、のちにX1編成に改造されました(写真は、改造前の試作X0編成です)。
![100系新幹線の二階建て車両](f/op_17.jpg)
100系の魅力のひとつがこれ2階建て車両。今でこそあらゆる特急に2階建て車両が採用されていますが、メジャーな2階建て車両は近鉄ビスターカぐらいでしたね。
0系が並ぶ東京駅の新幹線ホームでこの100系の二階建て車両は一際存在感がありました。
高崎機関区
![EF55-1号機 ムーミン](f/op_18.jpg)
ここから東京駅以外の写真になります。
まずは、1987年に高崎機関区で撮影したムーミンことEF55-1号機です。この前後非対称のフォームは斬新ですね。残念ながら、2009年 1月に現役を引退しました。個性のある魅力的な機関車が引退するのは非常に残念です。
![EF62-1号機、EF59-11号機、C58-363号機](f/op_25.jpg)
同じく1987年の高崎機関区から、EF62-1号機、EF59-11号機、C58-363号機のスリーショットです。これで気づいた方もいるかと思いますが、一番右に写っているC58は、秩父鉄道のパレオエクスプレス営業開始前の姿です。C58-363が車籍復活したのが1987年 3月 6日、JRの発足が1987年 4月 1日ですから、車籍復活直後の写真です。
翌1988年の3月15日がパレオエキスプレスの営業運転が開始され、2009年現在C58-363は現役で走り続けています。
国鉄民営化、JR発足初日
![EF70-1001号機](f/op_19.jpg)
1987年 4月 1日の高崎機関区の写真です。撮影年とヘッドマークで判ると思いますが、国鉄が民営化されてJRが発足した記念日です。「国鉄」という言葉の響きも懐かしいですね(笑)
私鉄を利用時に社内放送で駅が近づいたときに、
「○○駅、○○駅、国鉄×××線をご利用の方はお乗り換えです。」
というアナウンスが流れていたのを思い出します。
←の写真は、EF70-1001号機です。
![EF60-19号機](f/op_20.jpg)
同じくJR発足日。トリコカラーのEF60-19号機が別のヘッドマークを付けていました。
その他
![EF81-11号機](f/op_21.jpg)
EF81-11号機です。撮影年は1986年ですが、どこで撮影したかは不明です。EF81と言えば、やっぱりこの国鉄時代のローズカラーが好きです。
![EF58-93号機 青大将](f/op_22.jpg)
青大将ことEF58-93号機です。
1986年に大宮駅で開催されたイベント時の写真です。
![EF65-1028号機](f/op_23.jpg)
EF65-1028号機です。撮影年は1987年ですが、どこで撮影したかは不明です。JR発足後の写真のため、車体に「JR」のロゴが塗装されていますが、自分はこのデザインが嫌いでした。現在でも鉄道模型は、原則として、国鉄時代の機関車を購入しています。
![DD53-1号機](f/op_24.jpg)
DD53-1号機です。写真は高崎で撮影したものですが、この後、碓氷峠鉄道文化むらへ移されました。