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2016/09/23 作成、2019/11/16 更新

米軍横田基地 Friendship Festival(友好祭)

米軍横田基地の地図

6年ぶりに米軍横田基地のFriendship Festival(友好祭)に行って来ました。

関東以外のライダーの為に場所を説明すると、左の地図の場所です。東京の西、八王子のやや上の福生市に位置します。ちなみに、バイク用の駐車場は無いので、電車かチャリを使う必要があります。

米軍横田基地の第五ゲート

米軍横田基地の第五ゲートです。午前 9時オープンなのに11時に着いたので、既に混雑していました。

米軍横田基地Friendship Festival(友好祭)の手荷物検査

6年前の開催時は日本人はフリーパスでしたが、今年は身分証明書の提示と手荷物検査がありました。これも昨今のテロ対策の一環ですね。チェックはスムーズですぐに通過できました。

米軍横田基地の滑走路

横田基地の滑走路に来ました。早速、航空機展示を見て回りましょう。

今年は、F-22 ラプターもV-22 オスプレイも展示していません。F-22は、6年前の友好祭のレポートに書いています。

韓国烏山空軍基地(Osan Air Base)所属の第51戦闘飛行隊のA-10サンダーボルト

まずは、A-10サンダーボルトです。テールコードは、「OS」。韓国烏山空軍基地(Osan Air Base)所属の第51戦闘飛行隊の機体ですね。前回と同様に 2機が並んでいました。

韓国烏山空軍基地(Osan Air Base)所属の第51戦闘飛行隊のA-10サンダーボルト

No.283のA-10のラダーパネルの内側には Angry Draggin、NO.153にはドクロマークが描かれていました。

A-10サンダーボルトの機首に装備されている 30mmガトリング砲

A10と言えばやっぱり、この機首に装備されている 30mmガトリング砲ですね。

A-10サンダーボルトのBomb rackの装備されていたTGM(Training Guided Missile)

Bomb rackは、1番にのみTGM(Training Guided Missile)が装填されて、2番と 3番は空でした。もちろん、Ground Safety Pin Holeには、pinが刺さっていますよ。一番内側の機体より装備されているのは増槽タンクです。

キャノピーが開いてコックピットの座席が見えるA-10サンダーボルト

A10のコックピットは、キャノピーが空いていました。6年まではコックピットの中も公開されていたのですが、今年は実施していませんでした。残念。

F-16C Fighting Falcon(ファイティング・ファルコン)と横田基地の米軍人

続いては同じみの、F-16C Fighting Falcon(ファイティング・ファルコン)です。やっぱり、軍人が前に立つと絵になりますね。

F-16C Fighting Falcon(ファイティング・ファルコン)

これは単座式のC型です。前回の展示では、Weapon bayにAIM-120(Medium-Range)が装填されていたのですが、今年はAIM-9 Sidewinder(サイドワインダー)のみでした。

 

今年は、空軍のA-10、F-16のみの展示で海軍のF/A-18D Hornetは、展示されていませんでした。

第36戦闘飛行隊(36th Fighter Squadron)のフラッグ

2機のF-16の間にフラッグが掲げられていました。"36 FS"、第36戦闘飛行隊(36th Fighter Squadron)のフラッグですね。

航空自衛隊のF-15CJ Eagle

日本の航空自衛隊の機体も見ていきましょう。

まずは、F-15CJ Eagleです。これも単座の C型ですね。

正面から見た航空自衛隊のF-15CJ Eagle

F-15を正面から見るとこんな感じです。う~ん、やっぱりこうして正面から見るとF-22ラプターのかっこよさは別格ですね。航空自衛隊のF-16は、インテークにカバーが取り付けられていませんでした。やっぱり、せっかくの航空機展示なので、この方が良いですね。

洋上迷彩塗装のF-2(43-8524)

続いて、F-2です。洋上迷彩塗装の43-8524機が飛来していました。もちろん、F-16ベースの国内生産機体です。

洋上迷彩塗装のF-4E Phantom II(47-6905)

まだまだ現役で頑張っているF-4E Phantom IIです。こちらも洋上迷彩塗装機体(47-6905)です。同じ洋上迷彩でもF-2のブロック状とは異なり、こっちは波状ですね。

T-4練習機(26-5675)

ブルーインパルスでも御馴染みの練習機、T-4(26-5675)です。

空中給油機 KC-767の四号機(07-3604)

お待たせしました、今年の目玉のひとつ、空中給油機 KC-767Jです。KC-767を運用する航空支援集団 第一輸送航空隊は、小牧基地所属の為、関東のライダーにはなかなかお目にかかる機会がありません。今回はラストナンバーの 4番機が飛来していました。KC-767は、これまでにも何度か見ているのですは、四号機(07-3604)は初めて見ました。

空中給油機 KC-767Jの四号機(07-3604)

KC-767の全景はこんな感じです。Boeing-767をベースにしている為、みなさんも見慣れたシルエットだと思います。KC-767は、Freighter(貨物機)とは異なり民間機のB767をそのまま改造しているため、ボディにはウィンドウの後が残っています。それでいて民間機としての運用実績は無く、最初から改造機体としてハンガーアウトするため、Converted Freighterとも異なります。

空中給油機KC-767JのCargo Door

KC-767はマルチロール機として製造されているため、B767 Freighterと同じCargo Doorが取り付けられています。座席を全て取り外せば輸送機として使用することもできます。

駐機中の機体に電力を供給する発電機

展示駐機中はAPUを使用できないため、代わりに発電機が電源供給していました。

空中給油機KC-767JのLavatory(トイレ)

後方のドアから中を見るとLavatory(トイレ)が見えます。こういうところは民間機と同じですね。

空中給油機KC-767Jのフライングブーム

では、肝心のフライングブームを見ていきましょう。機体後方の下部に取り付けられている細長い物体が給油用のフライングブームです。現在は機体にピッタリと接続していますが、給油時にはこれが下りてきます。

空中給油機KC-767Jのフライングブームを下から見上げた写真

フライングブームの全景です。飛行中でもブームを安定させるためにウィングが取り付けられています。

空中給油機KC-767Jのフライングブームと機体のジョイント部分

ブームとボディの接合部です。ここだけ塗装が異なりますね。表面に凹凸をつけるために意図的に粒上の突起物があります。

空中給油機KC-767Jのフライングブームの先端にあるウィングと給油ノズル

フライングブームの先端部です。かすかに給油ノズルが見えますね。米軍のKC-135は、ウィングに部隊番号が記載されていましたが、自衛隊のKC-767には書かれていませんでした。

空中給油機KC-767Jの下部に機外カメラユニット

機体の下部にある機外カメラユニットです。KC-135は、機体後部のウィンドウからブームオペレータが肉眼で給油対象の機体を確認してブームをコントロールしますが、KC-767は、このカメラの映像を見てブームをコントロールします。

横田基地で公開している空中給油機KC-767Jと待ち行列

KC-767の機内見学の列が凄いことになっていました。これ待ち時間もそうとうかかるはずです。私は、機内見学したことがあるので、今回はパスです。

横田基地の米軍機

続いて、米軍の中型・大型機を見学します。

米海軍の対潜哨戒機、P-8A Poseidon

まずは、NAVYこと米海軍からP-8A Poseidonです。これは、Boeing 737-800をベースにした対潜哨戒機です。米軍以外にもインドとオーストラリアでも採用しています。

対潜哨戒機P-8A PoseidonのエンジンCFM56-7B

P-8A Poseidonは、ベースとなっているB737-800でも使用しているCFM56シリーズのタイプ7Bです。民間機でも使用しているため、この特徴的なちょっとつぶれた感じの独特なカウルを装着したエンジンはお馴染みですね。

対潜哨戒機P-8A Poseidonの機体後部と垂直尾翼の先端に取り付けられているINMARSATアンテナ

P-8Aの主要装備は、垂直尾翼の先端に取り付けられているINMARSATアンテナです。水平尾翼の下には、後方へ突き出したMAD(Magnetic Anomaly Detector)が装着できるのですが、米海軍の機体は取り付けられていません。主翼後方の下部(★印とNAVYの「N」の下辺り)には、Bomb bayのハッチが見えますね。P-8Aは哨戒機ですが、このベイに 5発分の爆弾を装填できます。

米空軍の輸送機MC-130JコマンドII

続いて、米空軍の主要輸送機MC-130シリーズの最新モデル、MC-130JコマンドIIです。

米空軍の輸送機MC-130JコマンドII

MC-130シリーズで特徴的なこの突き出た鼻先は、J型でも健在です。駐機中は、ピトー管にもしかっりと蓋が取り付けられていますね。

輸送機MC-130JコマンドIIの前方監視型赤外線、FLIR(Forward Looking Infra-Red)

突き出た鼻先の下には、ボール状のFLIR(Forward Looking Infra-Red)が装備されています。これは、前方監視型赤外線です。今は裏返しの状態で閉じていますが、監視飛行中はこれがぐるっと回転して開きます(後ほど開いている画像が出てきます)。

輸送機MC-130JコマンドIIの六翅プロペラ

J型の特徴は、何と言ってもこの六翅プロペラです。軍用機にはまだまだターボプロップエンジンが採用されていますが、六翅は珍しいですね。なかなかの迫力です。

輸送機MC-130JコマンドIIの格納庫

では、MC-130JコマンドIIの機内も見学してみましょう。

輸送機MC-130JコマンドIIの格納庫の内部

1つ前の写真を見ても判る通り、機体は円筒状なのですが、骨組みは四角柱になっています。壁面はその骨組みの隙間を利用したラックがあり、様々な器具や工具などが収納されていました。左側に置かれている円筒上の入れ物には「Super Chef」と書かれていました。最初に見たときは、「Chaff」と読み間違えました(笑)

輸送機MC-130JコマンドIIの格納庫の内部

え~と、First AID Kitは、救急セット。下にあるのは降下用のシューター、正面はコントロールパネルですね。ライティング、ヒーター、ロックコントロールなどのスイッチがありました。あとは、交流115Vと直流28Vのコンセントです。

輸送機MC-130JコマンドIIの格納庫の床

フロアは、Cargoと同じように等間隔にロックフックが取り付けられていました。レールは敷かれていません。

輸送機MC-130H コンバット・タロンII

次は、MC-130H コンバット・タロンIIです。1つ前に紹介したMC-130JコマンドIIよりも古い機体です。

輸送機MC-130H コンバット・タロンIIの格納庫の内部

あえて、フラッシュをたかずに、スローシンクで機内を撮影してみました。ほら、こういうシーンって映画でよく見ませんか?

The Dark Knight Rises (Batman)

機内の壁にはこんな文章が書かれていました。

 

"You think darkness is your ally? You merely adopted it; I was born in it, molded by it. The shadows betray you because they belong to me."

 

ググるまで何のことか判りませんでした。普段から吹き替え版しか見ない人には気がつかないですよね~。

上の方に書かれている撃墜マークは、実戦の出撃回数ですかね?
24回か・・・。

輸送機MC-130H コンバット・タロンIIの座席

座席はもちろん簡易的なものです。幅も狭いし背もたれは単なるネットですよ。シートベルトなんておまけのようなもんだし。

輸送機MC-130H コンバット・タロンIIの格納庫の内部

コックピットの裏手にはごちゃごちゃっと、様々な機材が積まれていました。左上のパネルは無線類でした。Tactical Radio衛星通信アンテナ、LOS、GPS、緊急用レシーバーなどなど。

一番座りたくない座席(輸送機MC-130H コンバット・タロンII)

一番座りたくない座席!!

 

いや、これアカンでしょう。絶対足が機外に出るって。

一番座りたくない座席(輸送機MC-130H コンバット・タロンII)

機体の外から見るとこんな感じです。

← の写真ですが、向かって右側が機首です。つまりこの席は後方に向いています。右上に見えるのは主翼です。つまり、すぐ隣には大型のターボプロップエンジンがあります。

怖えーーーーーーーー!!

オーストラリア空軍 第33飛行中隊所属の空中給油機 Airbus A330 MRTT(KC30-A)

さて、本日のもうひとつの目玉を紹介します。

オーストラリア空軍 第33飛行中隊所属の空中給油機 Airbus A330 MRTT(Multi Role Tanker Transport)をベースにしたKC-30Aです。

くしくも、米空軍の次期空中機KC-Xの入札でBoeing vs Airbusの熾烈な戦いを繰り広げた候補機であったKC-767とKC-30A、そしてKC-135がここ横田基地に勢揃いしました!!

オーストラリア空軍の機体に描かれているカンガルーのロゴマーク

KC-30Aの機体には、オーストラリア空軍旗にも使用されているシンボルのカンガルーが描かれていました。

空中給油機Airbus A330 MRTT(KC30-A)のフライングブーム

Airbus A330 MRTTのフライングブームです。一見すると、Boeingのフライングブームと同じですが、KC-767とは異なり機体の後方に大きく突き出しているのが判ると思います。どちらかと言うと、KC-135のフライングブームに似ていますね。

空中給油機Airbus A330 MRTT(KC30-A)のフライングブーム

フライングブームの先端を拡大してみました。Boeing社のブームとは異なり、給油ノズルが完全にカウルの中に収納されていて、外からは見えませんね。良く見るとウィングの先端にも何か尖った形状のものが取り付けられています。ライトニングアレスターじゃないですよね、これは何だろう?

空中給油機Airbus A330 MRTT(KC30-A)のフライングブーム

フライングブームと機体の設置面です。う~ん、この距離と角度だと拡大してもよく判らないですね。もっと接近してみたいものです。

Airbus A330 MRTT(KC30-A)の二眼カメラ

AirbusのA330 MRTTにも機体下部にカメラが取り付けらています。二眼カメラが左右に各 1ヶ所、正面に 3ヶ所の計 5ヶ所 10台のカメラがあります。二眼カメラなので、機内のブームオペレータは、3D画像を見ながらブームをコントロールすることができます。

Airbus A330 MRTT(KC30-A)の二眼カメラ

さらに、メインカメラとは別に、360°回転できる二眼カメラが左右 2ヶ所に設置されています。これは凄いな。

Airbus A330 MRTT(KC30-A)のプローブアンドドローグ方式の空中給油ポッドARBS(Aerial Refuelling Boom System)

オーストラリア空軍は、フライングブーム方式とプローブアンドドローグ方式の 2つの給油方法を採用しています。ウィングの下に付いているのが、プローブアンドドローグ方式用の空中給油ポッド ARBS(Aerial Refuelling Boom System)です。

ちなみに、日本の自衛隊は、(現時点では)フライングブーム方式のみを採用している為、KC-767Jにはウィングポッドが付いていません。

Airbus A330 MRTT(KC30-A)のプローブアンドドローグARBS(Aerial Refuelling Boom System)のプロペラ

KC30-AのARBSの先端には、小型のプロペラが付いていました。これは何のためだろう? 緊急時の発電用かな?

Airbus A330 MRTTのギア

A330 MRTTは、ギアも特徴的ですね。Boeing社のギアとは異なり、ホイールのジョイントがむき出しになっています。

米軍の空中給油機KC-135

KC-767、KC-30Aに続いて 3機目の空中給油機 KC-135です。

米軍の空中給油機KC-135のフライングブーム

KC-135は、6年前のレポート でたくさん取り上げたので、ここではさらっと流します。KC-135のフライングブームです。

以上!!

陸上自衛隊のUH-60JA Black Hawk(43110)

さて、残りのページを使って、ヘリを中心に取り上げたいと思います。

最初は、陸上自衛隊のUH-60JA Black Hawk(43110)です。御馴染みの機体ですね。

陸上自衛隊のCH-47J Chinook(52966)

続いて、陸上自衛隊のCH-47J Chinook(52966)です。この機体も災害派遣などのニュースでよく目にしますね。

航空自衛隊のCH-47J Chinook(52966)

同じCH-47J Chinook(37-4489)ですが、こっちの陸上自衛隊ではなく航空自衛隊の機体です。同じ迷彩塗装でも陸自と空自ではカラーリングが異なりますね。洋上迷彩も含めて比較してみると面白いです。

陸上自衛隊のAH-1S COBRA

陸上自衛隊のAH-1S COBRA(JG-3461)です。各国で活躍している機体の為、映画などでも良く目にする機体ですね。

真正面から見た陸上自衛隊のAH-1S COBRA

真正面から見たAH-1S COBRAです。やっぱり、細いですね。

左右の端にあるミサイルスロットには、TOW(Tube-launched Optically-tracked Wire-guided)の対戦車ミサイルを計 8発、その隣の円筒状の発射装置にはASR(Air to Surface Rocket)の空対地ロケットを計 38発、正面の20mm機関砲は750発を搭載することができます。

陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH-1J

陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH-1J(41893)です。

アメリカ海軍 第七艦隊 第51洋上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51 Warlords)所属のSH-60 Seahawk

前に紹介したUH-60 ブラックホークと同じベース機体ですが、こちらはアメリカ海軍 第七艦隊 第51洋上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51 Warlords)所属のSH-60 Seahawkです。

SH-60に搭載されている前方監視型赤外線FLIR(Forward Looking Infra-Red)

輸送機MC-130JコマンドIIのところでも紹介した前方監視型赤外線、FLIR(Forward Looking Infra-Red)ですが、SH-60 Seahawkは開いた状態で展示されていました。開いているところ見ると、イメージしていたのものとずいぶん違う、と感じる人も多いのではないでしょうか?

航空自衛隊のUH-60J(48-4579)

航空自衛隊のUH-60J(48-4579)です。こっちは洋上塗装ですね。

航空自衛隊の輸送機C-130H(95-1082)

航空自衛隊の輸送機C-130H(95-1082)です。

航空自衛隊の多用途支援機 U-4ガルフストリームIV(05-3255)

航空自衛隊の多用途支援機 U-4ガルフストリームIV(05-3255)です。今日は、すぐ近くの入間基地所属機が展示されていました。この機体は、入間基地周辺で飛行している姿 を何度か目撃しています。

ドラッグレースの整備中

航空機展示や出店以外にもドラッグレースのデモ走行も実施していました。

← は、メンテナンス中の写真です。すさまじい轟音を響かせてエンジンを回転させていました。

米軍横田基地の滑走路

以上、2016年の米軍横田基地 Friendship Festival(友好祭)の模様をお伝えしました。早く、F-35ライトニングがこないかな~。

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