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2022/02/02 作成、2022/05/08 更新

国道55号線の地図

Googleマップ上に描画した国道55号線の地図

2022年 5月 8日をもちまして、国道ルートマップの公開を終了させて頂きます。

四国周遊3国道

国道11号線、国道55号線、国道56号線を繋いだ四国を一周するルートの地図

国道11号線、国道55号線、国道56号線を結ぶとほぼ四国を一周することができます。厳密には、足摺岬に行くには国道321号線、佐田岬へ行くには国道197号線のようにこの3国道だけでは完結していませんが、四国一周ツーリングする時には欠かせない国道であることには変わりありません。

阿南市を走る国道55号線と道路標識

国道55号線は、徳島から高知まで時計回りに四国を走ります。途中、四国ツーリングでは欠かせないスポットのひとつ、室戸岬を通ります。国道走行中は、四国八十八ヶ所を巡礼しているお遍路さんの姿もよく見かけます。歩道が狭い区間やトンネルの中は、注意して走行しましょう。

高知県美波町大戸を走る国道55号線と道路標識国道55号線と道路距離標識(室戸89km、海陽(旧海南)36km)

蒲生田岬(四国最東端)

蒲生田岬(四国最東端)の広い駐車場に停めたバイク

阿南市で国道55号線から徳島県道26号線に入り約16km走ると、四国最東端「蒲生田岬」に着きます。四国四端は、どこも岬の近くまで道が整備されているため、楽に回ることができます。蒲生田岬には大きな駐車場があり、ここから岬の先端まで遊歩道が整備されています。四国最東端の記念碑は、岬の先端ではなく、遊歩道の入り口付近に設置されています。

国道55号線と四国最東端「蒲生田岬」の地図蒲生田岬(四国最東端)の記念碑
四国最東端「蒲生田岬」から見た岸壁と海四国最東端「蒲生田岬」の先端にある展望台と崖から見える海

南阿波サンライン

心地よいワインディングが楽しめる南阿波サンライン(徳島県道147号線)

海沿いに走っている国道55号線ですが、一部の区間は内陸側に道路が位置しているため海が見えません。徳島県の美波町から牟岐町の区間は、国道55号線より南阿波サンラインこと徳島県道147号線を走ることをお勧めします。南阿波サンラインは、心地よいワインディングが楽しめる快走路です。途中、道沿いに第一、第三、第四の3ヶ所の展望台があり、綺麗な海を眺めることができます。ただし、走り屋さんも走行しているため、ライダーは注意が必要です。

国道55号線と南阿波サンライン(徳島県道147号線)の地図南阿波サンライン(徳島県道147号線)の展望台から見た綺麗な海

土佐浜街道(シーサイドライン)

美しい海岸線沿いに快走できるシーサイドライン、土佐浜街道こと国道56号線

国道55号線は、別名で土佐浜街道とも呼ばれています。特に野根から室戸岬を回って奈半利までの区間は、海沿いに走る快適なシーサイドラインです。天気が良ければ綺麗な海を眺めながら気持ちよく走ることができます。ここが四国ツーリングの定番スポットになっている理由も良く分かります。

土佐浜街道こと国道55号線の綺麗な海を見ながら走れるシーサイドライン区間美しい海岸線沿いに快走できるシーサイドライン、土佐浜街道こと国道56号線
国道55号線沿いにある鹿岡の「夫婦岩」

室戸市の周辺には、国道沿いに観光スポットが点在しています。ここ鹿岡の「夫婦岩」もそのひとつです。シーサイドラインを一気に走り切るのも楽しいですが、時間をかけて観光地を巡りながらのんびりと走るのも楽しいです。

室戸岬

室戸岬の海岸に立てられた看板

国道55号線で南に向かって走ると室戸岬に着きます。室戸岬は、足摺岬や佐田岬と並ぶ四国の代表的な岬です。室戸岬の海岸には、荒々しい岩があり、打ち寄せる波が大きな波しぶきを立てています。岬の周辺には遊歩道があり、のんびりと散策することもできます。国道を挟んで反対側には、四国霊場第24番札所「最御崎寺」があります。お遍路さんにとっては、1つ前の第23番札所「薬王寺」からここ最御崎寺まで国道55号線に沿ってひたすら歩き続ける約75kmの区間が最初の試練となっています。

国道55号線と室戸岬の地図高台にある灯台から見た室戸岬の海岸と太平洋
室戸岬の荒々しい岩肌に飛び散る波しぶき室戸岬にある四国霊場第24番札所「最御崎寺」

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