2019/12/13 作成、2019/12/19 更新
街の規模
A列車で行こう9の画面上でレポートの都市情報を見ると、現在プレーしている街の「人口」と「規模」が表示されます。この規模は、人口の値により変化します。
人口 | 規模 |
---|---|
49,999人以下 | 村 |
50,000人以上 | 町 |
100,000人以上 | 街 |
200,000人以上 | 市 |
500,000人以上 | 小都市 |
1,000,000人以上 | 中都市 |
2,000,000人以上 | 大都市 |
5,000,000人以上 | メガロポリス |
普通にプレーすると、人口が5,000,000人を超える前に資金10兆円に到達してエンディングが流れるため、「メガロポリス」を目にするプレーヤーは意外と少ないかもしれません。
居住率
はじめに
A列車で行こう9には、「居住率」の設定が存在します。簡単に説明すると、発展していない街の住居には空き部屋が存在します。 これがゲーム序盤で思うように人口が増加しない大きな原因となっています。
初心者向けの基本技 にも記載しましたが、具体的な例で示すと、何も無い町に高層マンション3(最大居住者数 2,530人)を建設しても16人しか入居しません。これは、居住率が0.63% しかないためです。
居住率の算出方法
居住率は、産業ポイントの合計に比例して増加します。 具体的には、産業ポイントの合計が200,000pt未満の場合、2,000ptで 1%増加します。普通にゲームをプレーする分には、それほど意識する必要がありませんが、効率良くゲームを攻略するには序盤に産業ポイントを稼ぐことが重要なポイントになります。
産業ポイントの詳細は、産業比率と産業ポイント編 を参照してください。
簡単な例で説明します。ARヒルズと高層マンション6を建設した場合の居住率と人口を計算します。ARヒルズと高層マンション6の産業ポイントを合計すると 8,400+1,150=9,550ptです。高層マンション6の居住定員(※)は、1,000pt× 2=2,000人です。居住率は、9,550÷200,000=4.775%です。従って、人口は、2,000×4.775%=95.5人≒95人 となります。
※居住定員は、住宅ポイントの2倍です。
住宅ポイントを全産業ポイントの25%の割合でバランスよく発展させたと仮定します。この場合、序盤はなかなか人口が増えず苦戦しますが、途中から急速に人口が増加 します。実際にA9をプレーしていると、これを実感する場面が良くあります。
しかし、産業値が200,000ptを超えて居住率が100%に達すると、急激な人口増加はストップ して、建設した住宅の定員数分しか人口が増えなくなります。この現象も、A9をプレーしていると、実感することがあります。
産業ポイント200,000pt(居住率100%)の街
「産業ポイント200,000pt(居住率100%)の街」とは、どの程度発展した街でしょうか?
ご参考までに、初心者マップ「ひしめきあう街」のゲーム開始直後の産業ポイントは、約126,000ptで居住率は約63%です。この値で、おおよその規模が想像できると思います。
簡単な算出方法として、居住者数200人の「ホテル1」を建設する方法があります。人口が 50人増えれば居住率は25%(50,000pt)、100人増えれば50%(100,000pt)です。
裏技(反則技)
産業ポイントが高い建造物は、建設コストも税金も高く、ゲーム序盤に建設するのは困難です。そこで、低コストで産業ポイントを稼げる小型アイテムを大量に設置するという手法があります。「裏技」と言うよりも「反則技」に近いですが、ゲーム開始直後に 縁台を4,000個 設置すると産業ポイントが200,000pt(居住率100%)になります。しかも、建設コストはわずか 2億円!! 繰り返しになりますが、この方法はお勧めはしません。