2015/12/26 作成
成田空港ツーリング
今日は、5年ぶりに成田空港に行ってみます。
成田空港は、都心を通り抜けて京葉道路を使うのが最短ルートなのですが、このルートは朝 7時を過ぎると渋滞に巻き込まれます。そこで、今回はアクアラインと圏央道を使って木更津経由で成田空港へ行くルートを使います。西東京や埼玉方面に在住のライダーには、「千葉県で圏央道」、と言うと違和感を感じるかもしれませんね。
このツーレポは、飛行機の話しか出てきません。
圏央道の高滝湖PAです。2013年にできた比較的に新しいPAですが、見ての通り殺風景です。このPAはトイレのみで売店も自販機も設置されていません。その割りに多数の車が止まっているのは、千葉県内の圏央道ではここが唯一のPAだからです。
ミラノ(MXP)発 成田(NRT)行 Cargolux Italia C85735便
Boeing 747-400 Freighter (LX-YCV)
イタリアの航空輸送会社Cargolux ItaliaのB747-400です。この747はFreighter機なので、見ての通り2階部分以外には窓がありません。代わりに翼の後方には大型のSlide Cargo Door、鼻先にはNose Cargo Doorが設置されています。
福州(FOC)発 成田(NRT)行 厦門(アモイ)航空 MF809便
Boeing 737-800 (B-5435)
馴染みが少ないかもしれませんが、厦門航空の機体です。厦門は台湾の対岸に位置する中国の都市です。厦門航空は、今年の 8月から成田航路を就航しました。現在、週 4便のフライトがあります。
台北(TPE)発 成田(NRT)行 ANA Cargo JA8664便
Boeing 767-300BCF (JA8664)
この機体は旅客機からフレータへの改造機です。2010年にエアーニッポン所有のB767をフレータ(BCF:Boeing Converted Freighter)に改造しました。よく見るとボディに窓枠が残っており、旅客機の名残があります。
北京(PEK)発 成田(NRT)行 中国国際航空 CA925便
Boeing 777-200 (B-2059)、鳳凰の特別塗装機体
1つ上の写真と同じ中国国際航空のB777ですが、こちらは鳳凰の特別塗装機体です。
今日もワイドレシーバICOM IC-R6で航空無線を聞きながら撮影しています。最近は、ZOOMのICレコーダH1を使って航空無線をレコーディングしています。ICレコーダはいろんなメーカから多数の機種が発売されていますが、LINE録音できる機種は意外と少ないものです。このZOOMのH1はライン録音端子があり、単三電池1本で駆動する為、ワイドレシーバと相性が良いです。
航空無線に関する話は、いずれ別のページに書き綴りたいと思います。ICOM IC-R6については、こちらのページ に少しだけレポートを書いています。
Boeing787と言えば、特徴的なのがこのロールスロイス製エンジン「トレント1000」の切り込みが入ったカウルですね。シェブロンノズルを初めて見たのは、B-787の検証プログラム(日本発飛来) でしたが、気がつけばあれから 4年も経っています・・・・。
北京(PEK)発 成田(NRT)行 全日本空輸 NH956便
Boeing Boeing 787-8 (JA815A)
1つ上の写真と同じANAのB787ですが、こちらはボディにでかでかと「787」とペイントされています。これなら飛行機に詳しくない人でもすぐに判りますね。
ニューヨーク(JFK)発 成田(NRT)行 UA79便
ユナイテッド航空 Boeing 777-200ER (N78005)
これは旧コンチネンタル航空の機体ですが、2010年の合併によりユナイテッド航空の塗装機体に変わりました。
ホノルル(HNL)発 成田(NRT)行 DL579便
デルタ航空 Boeing 747-400 (N665US)
この機体はノースウエスト航空の機体でしたが、2008年の経営統合によりデルタ航空の塗装機になりました。ジャンボジェットことBoeing747-400は、徐々に見る機会が減ってきましたが、まだまだ海外の航空会社や貨物機では現役で頑張っています。
シンガポール(SIN)発 成田(NRT)行 UA804便
ユナイテッド航空 Boeing 777-200ER (N794UA)
これも御馴染み、ユナイテッド航空のスターアライアンス塗装機体です。こういうシンプルでモノトーンの機体も好きです。
アトランタ(ATL)発 成田(NRT)行 DL295便
デルタ航空 Boeing 777-200LR (N703DN)
同じBoeing777ですが、これはLR(Longer Range)仕様の機体です。1つ上のB777-200ERの写真と比較すると、一回り大きなエンジンが付いているのがお分かり頂けるかと思います。B777-200ERは、General Electric製のGE90-110B1シリーズの大型エンジンが取り付けられています。
ソウル(ICN)発 成田(NRT)行 KE0551便
大韓航空カーゴ Boeing 747-400F(Freighter) (HL7439)
大韓航空の貨物機、Boeing 747-400F(Freighter)です。大韓航空のフレータは旅客機と全く同じ塗装の為、ぱっと見だと気が付かない人もいるかもしれませんね。
サンフランシスコ(SFO)発 成田(NRT)行 UA837便
ユナイテッド航空 Boeing 747-400 (N119UA)
後ろの方に小さく見える銀色の機体は、34R(B滑走路)にアプローチしているジェットスター・ジャパンの札幌(新千歳)発 GK106便です。
サンノゼ(SJC)発 成田(NRT)行 NH171便
全日本空輸 Boeing 787-9 (JA837A)、STAR WARSのR2D2仕様、特別塗装機体
ANAのCMでもお馴染みになりました、スターウォーズのR2D2仕様の特別塗装機体です。ボディに「STAR WARS」のロゴがペイントされているのでまだ判りますが、これが無かったらかなり怪しいだけの機体ですよね。なぜこのデザインにしたのだろう? それでも、C-3POよりはマシかな?
ちなみに、この機体は同じB-787でも787-8ではなく787-9です。
シアトル(SEA)発 成田(NRT)行 NH177便
全日本空輸 Boeing 787-8 (JA820A)
1つ上のSTAR WARS塗装機は787-9ですが、こっちは787-8です。違いが判りづらいかもしれませんが、ドアとドアの間の窓の数を比較すると上の787-9の方が間隔が広いことが判ると思います。787-9は、787-8より全長が約 6mほど長く、座席数も40席程度増えています。
ちなみに後ろに移っている機体は、香港発の日本航空JL736便です。
ソウル(GMP)発 成田(NRT)行 UA78便
ユナイテッド航空 Boeing 737-800 (N33294)
この機体も元々は、コンチネンタル航空の所属でした。上下に分かれたウィングレットが印象的です。
ホノルル(HNL)発 成田(NRT)行 KE2便
大韓航空 エアバスA330-300 (HL7709)
エアバスの機体は、飛行中はとても綺麗なのですが、着陸態勢に入ってギアを降ろすとどうも見栄えが良くないんですよね。
ダラス・フォートワース(DFW)発 成田(NRT)行 AA175便
アメリカン航空 Boeing 777-200ER (N766AN)
アメリカンは、昔の銀色むき出しの機体が特徴的でしたが、現在のこの塗装に変わってからは見栄えが良くなりましたね。個人的にはこっちのペイントの方が好きです。
新潟発 成田(NRT)行 NH3240便
ANAウイングス DHC-8-Q400 (JA857A) エコボン(エコペイント機)
奥の34R(B滑走路)にANAウイングスのエコボンが飛んできたので写してみましたが、さすがに200mmレンズではこれが限界でした。
ホノルル(HNL)発 成田(NRT)行 CI17便
チャイナエアライン エアバスA330-300 (B-18359)
チャイナエアラインは、白色のボディに青とピンクのペイントが美しい機体なのですが、この時間になると西日で機体が赤く照らされるようになってしまいました。
バンコク(スワンナプーム)()発 成田(NRT)行 TG676便
タイ国際航空 エアバスA380-800 (HS-TUA)
いつ見てもA380はでかいですね。A380を見るのは、シンガポール航空、ルフトハンザ航空、エールフランス航空に続いて、これで 4社目です。大韓航空のA380も成田空港に就航していたのですが、残念ながら見る機会がありませんでした。
ちょっとしたハプニングがありました。ランディング目前でJA317JがGo-around(着陸復行)。すぐに無線のチャンネルを切り替えたのですが、原因は不明でした。ほぼ無風の天候なのに珍しいですね。
後でflightradar24を確認するのを忘れたのですが、この後34Lには戻ってこなかったので、34Rにランディングしたと思われます。
ロサンゼルス(LAX)発 成田(NRT)行 AA169便
アメリカン航空 Boeing 777-200ER (N772AN)
さすがにこの時期は夕暮れが早いですね。現在15:55ですが、既にまともに撮影できないほど西日が強くなっています。
桜の山からは、成田空港の第一ターミナルにスポットインしている機体を眺めることがきます。手前には貨物機用のカーゴエリアもあります。
スポットに駐機中の機体がライトに照らし出される景色も綺麗ですね。
これだけ暗くなると成田空港にアプローチ中に機体のライトがはっきりと見えます。よく見ると左に1機、右に1機、そして中央に1機の計3機がアプローチしているのが判ります。
今回は東京へ戻らず、そのまま成田市内のホテルで一泊しました。
2日目です。今日も昨日と同じくA滑走路の南端に来ました。
デンパサール(DPS)発 成田(NRT)行 GA880便
ガルーダ・インドネシア航空 777-300ER (PK-GID)
ガルーダ・インドネシア航空のデザインも綺麗になりましたね。この航空会社の昔の塗装は、窓枠を赤色で縁取るという斬新なペイントの時期がありました。
チューリッヒ(ZRH)発 成田(NRT)行 LX160便
スイスインターナショナルエアラインズ エアバスA340-300 (HB-JMB)
現在時刻は、8:38ですが、11月末のこの時間だとまだ陽が低く撮影には不向きです。機体に影ができてしまい、写真はいまいちですがご容赦ください。
フランクフルト(HHN)発 ミラノ(MXP)経由 成田(NRT)行 KZ089便、日本貨物航空 Boeing 747-400F(Freighter) (JA07KZ)
ここから貨物機(フレータ)のオンパレードです。まずは、お馴染みの日本貨物航空。
香港(HKG)発 成田(NRT)行 LD208便
エア・ホンコン(DHL)Boeing 747-400BCF (B-HUS)
この機体は元々南アフリカ航空の旅客機をキャセイパシフィック航空がフレータに改造したBCF(Boeing Converted Freighter)機です。その後、エアー・ホンコンの所属になりました。BCFなので、Nose Cargo Doorがありません。
仁川(ICN)発 成田(NRT)行 PAC232便
ポーラーエアカーゴ(DHL) Boeing 767-300F(ER) (N644GT)
ベースが767-300ERなのでウィングレットが付いています。
アムステルダム(AMS)発 成田(NRT)行 KL861便
KLMオランダ航空 Boeing 747-4000 (PH-BFT)
昔から一環してこのスカイブルーの塗装を変更しないKLMオランダ航空の機体です。
成田(NRT)発 ヌーメア(NOU)行 SB801便、エアカラン(エア・カレドニア・インターナショナル) エアバスA330-200 (F-0JSE)
太平洋航路を飛ぶ機体は、テイクオフするとすぐに大きく右旋回して弧を描きます。
二日目は 航空科学博物館 も見学してきたのですが、写真のボリュームがかなり大きいため、雑記のページにレポートをアップしました。Boeing 747セクション41の機内ガイドツアーの模様を中心にコックピットの写真も多数掲載しています。良かったら引き続きご覧下さい。