スマホモードで表示中です。パソコンで閲覧されている場合は、ブラウザの横幅を広げてください。 

タイトル
タイトル

地図
タイトル

待ちに待ったゴールデンウィーク! 今年は有給 2日を使い 9泊10日で四国と九州へ行ってきます。先週末に前後輪のタイヤとメットのシールドを新品に換えて、ツーリング準備は万端。

まずは、近所のコンビニで食料とペットボトルを購入して、15時30分、有明へ向かって出発です。さすがに有明港までは30分強で着きます。フェリーターミナルに入ると既に20台以上のバイクが止まっていました。流石にGW、去年 6月の新潟港とは利用客の数が全然違います。船手続きを済ませ、待つこと30分、出航 1時間前に乗船開始。この時点でバイクの数は40台にまで増えていました。新日本海フェリーとは異なり、東九フェリーはバイクが一番先に乗船します。手荷物をかかえて 2等寝台へ。チケット予約時に既に部屋まで決まっているのも日本海のフェリーとは異なります。今回乗船するオーシャンサウスは船室に等級分けがなく全室2等寝台という特殊なフェリーです。船名から判るように、この船以外にあと 3隻あり、イーストとウエストは等級分けされているスタンダードフェリー、サウスとノースが全室2等のカジュアルフェリーと呼ばれています。

デッキへ出て外を眺めると、既に外は日が落ちていました。19時10分、定刻通り出航。お台場、有明の夜景が綺麗です。

有明港が遙か彼方へ遠ざかったところで船室に戻って食事をとります。ちなみに東九フェリーは、発券時に受け取ったプリペイドカードを使って、船内の自販機からカレーや麺類を購入できます。温めるための電子レンジも10個以上設置されています。フロアでは食事をしながらツーリングマップルを見ている人がたくさんいました。うちもコンビニおにぎりを頬ばりながら四国のツーリングマップルを片手に明日のルート計画を練ります。徳島港着岸は、18時間後です。


地図
タイトル

タイトル

朝 4時30分起床。外はしらじらと夜が明け始めていました。

午前8時、日が登ったところでデッキへでてしばしひなたぼっこです。日本海航路とは異なり、太平洋航路は行き交う船が多く見られます。沿岸が近いところでは、貨物船や漁船など 2~30隻の船が航行しています。上空を眺めると飛行機が雲を描きながら飛んでいました。なにも考えずにぼぉ~っと過ごす、贅沢な時間ですね。

フェリーが紀伊水道へ入ると進行方向右手に本州、左手に四国が見えてきました。

やがて、車両甲板から車止めを外す物音が聞こえてきて、入港が近いことが判ります。13時15分、予定より15分早く徳島港に入港。待っていたとばかりに、数十台のバイクが四国の大地へと駆け出していきます。負けずに自分も北へ向けて走り出します。これが四国初上陸です。

吉野川バイパスを北へ向かい、最初の目的地「鳴門公園」へ到着。駐車場にバイクを止めて、いざ大鳴門橋へ....行く途中でキー抜き忘れたことに気が付いて慌てて駐車場へ戻る。

予定通り、15:00の干潮時刻に到着しました。渦の大きさは潮の満ち引きに影響されますが、この時間は中潮でした。大鳴門橋には歩いて渡るための「うずしおの道」があります。海面から 45mの遊歩道を展望室まで歩いていくことができます。足下にはところどころにガラス張りの床が設置されている白波を立てる海面が見えます。淡路島が見えるところまで歩くと海面にはいたるところに見事な渦潮が現れていました。

この辺りは美しい青緑色の海面と白い波のコントラストが綺麗です。時間的に余裕があれば観光船で渦の近くまで行きたいところですが、今回は上空からの眺めのみで満足です。

再び鳴門公園まで戻ると、今度はエスカレータで鳴門山展望台へ登ってみました。ここのエスカレータは東洋一の長さで上にたどり着くまでには結構時間がかかります。

頂上からは、大鳴門橋とうずしおの先に淡路島を眺めることができます。

鳴門からは右手に日本海を見ながら高松市内へ向けて海沿いを走ります。

高松市内の手前でちょっと寄り道「屋島」へ登ることにしました。すでに夕暮れが近い屋島ドライブウェイは、通行量が全くないため気持ちよく走ることができました。源平合戦の地を見下ろしながら坂道を登っていきます。

屋島には、四国八十八カ所、第八十四番札所「屋島寺」があります。夕暮れが迫っていたため、境内には人影も見あたらず、ひっそりとしていました。

高松市内に入ると1泊 3,900円(税込)という格安のビジネスホテルにチェックインしてから、夕食を取りに出かけます。もちろん、うどんです。メニューは、「かけ 150円」。安いな~、さすが讃岐うどん御当地。「かやく 200円、ゆだめ 200円、かしわ 350円」、みたことのないメニューがたくさんあります。ここは「釜あげ 350円」をオーダ。釜あげは、その名の通りあっつあつのうどんが茹湯といっしょにでてきて、付け汁で食べるうどんです。こしがあって美味い! それに量が多い! これで350円とは安いですね。

汗だくになってホテルへ戻ると、22時にさっさと就寝。


地図
タイトル

タイトル

朝 5時、起床。朝から雲行きが怪しいです。

雨が本降りになる前に愛媛県に入りたいので、5時30分にホテルを出発。本当なら「栗林公園」に立ち寄る予定でしたが、今回は断念しました。高松西ICから高松自動車道に乗りしばらく走ると、やっぱり雨が降り出してきました。川之江JCTから松山自動車道へ入ったころには雨足が強くなってきたため、入野PAへ入りホットコーヒーを飲んで体を温めます。幸い東予丹原ICを降りる頃には雨もやみ、気温も上昇してきました。

今治市内を抜けて今治南ICから西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」に入ります。来島海峡大橋を渡り最初の島、大島へ降り立つと早速、「亀老山」へと登ります。頂上の亀老山展望台からは、来島海峡を一望することができます。多少曇っていますが綺麗です。

再びしまなみ海道へ戻り伯方大島大橋を渡ります。しまなみ海道に架かる橋は全て自転車用の通行路が用意されていて、この日も多くのチャリが走っていました。

伯方島、大三島、生口島を通り一気に「因島」まで走ります。ポルノグラフティで一躍有名になった因島です。

因島南ICから半時計回りに島を1週することにします。まず最初にテレビ塔の建つ小高い丘の上へと登ると、ここからは、弓削島、生名島、岩城島、佐島、赤穂根島、平内島、鶴島の浮かぶ日本海を一望することができました。いかにも「しまなみ」らしい綺麗な景色です。さらに島を回るとやがて「水軍スカイライン」へと入ります。右手に日本海を眺めながら断崖絶壁を走る気持ちの良い道路です。交通量も少ないですね。道路標識に広島県と書かれているのを見て、ここが四国ではないことを初めて知りました。

生口島のレストランに入り、しまなみ名物のタコを使った「鮹天うどん」を注文しました。海老天やイカ天はあっても鮹天は、めずらしいですね。ちなみに鮹丼というメニューもありました。

出てきた鮹天うどんにはおむすびが2つ付いてました。

生口島には、「耕三寺」というお寺があります。

入り口から非常に派手な作りになっていますが、ここは東照宮を真似て作られているそうです。あいにくの天気でしたが、大勢の観光客で賑わっていました。ここからいっきに松山市内を目指します。

斉灘を眺めながら国道196号線をひた走ると、松山市街が近づくにつれ交通量も増えてきました。「松山城」が見えてくると、路面電車と平行して市街地を走ります。

今日の宿、チサンホテルにチェックインを済ませると、さっそく代えのシャツと下着を持って、路面電車に乗ります。ちょっと古めかしい松山の路面電車は、乗っていてもかなり左右に揺れます。モータ音もいわゆる一昔前の電車の音で、これは乗っていて非常に楽しいです。15分ほどで終点「道後温泉」に到着しました。

路面電車を降りると、早速「道後温泉本館」へ行きます。

さすがに観光客が多く、入場券を買うにも列ができていました。300円で神の湯の入場券を買って風呂へと入ります。一番安い階とはいえ、草津温泉の滝の湯 800円に比べれば安くてリーズナブルです。ちなみに本館には別料金の 2階と 3階がありますが、さすがにGWだけあって満席でした。雨に打たれて冷え切った体にこの温泉は気持ち良かったです。湯船の壁には「坊ちゃん泳ぐべからず」と書かれた看板が貼ってありました。さすが夏目漱石の小説の舞台になっているだけありますね。

風呂から上がるとお約束、腰に手を当ててコーヒ牛乳を一気のみ。

帰り道の土産物店で松山銘菓「一六本舗タルト」と「讃岐うどん」を買って実家へ送りました。

 ついでに「伊予カンソフトクリーム」を買います。風呂あがりに冷たいソフトクリームは最高ですね。見た目が凄い綺麗なオレンジ色でした。

松山城にも立ち寄ってみましたが、さすがに時間が遅かった為、中には入れませんでした。

このまま宿に戻って就寝です。

 

地図
タイトル

タイトル

朝 6時、外は雨...。このツーリングに出る前から天気予報でGW前半の雨は予想していたとはいえ、残念です。

今日は松山から南へ走り四国の山々を巡ります。天気が良ければ石鎚スカイラインを通って「面河渓」まで行こうと考えていましたが、この天気では景色もいまいち期待できそうにないため、今回は断念します。

国道33号線を南下して一路「四国カルスト」へ向かいます。松山市街地を抜けると次第に山道へと入っていきます。途中、第四十四番札所大宝寺へ向かうお遍路さんに出合いますが、この雨の中の徒歩移動も大変そうでした。

標高が次第に高くなると雨は濃霧となり視界を遮ります。やがて前がほとんど見えない濃霧状態に。この視界の悪さは北海道の狩勝峠と良い勝負です。

ここまできてあきらめるわけにも行かないし、今日の宿がある「中村」もこの山々を越えた反対側に位置しているので、意を決して峠越えです。「地芳峠」を越えて「姫鶴平」へ到着。しかし、何も見えません。←の写真を見て頂ければ、どんな状態だったかお察し頂けるかと思います。本来なら眼下に岩々が点在するカルスト台地が広がっているはずなのですが...。とりあえずロッジで朝食をとり天候の回復を待ちます。

30分ほど時間を潰しましたが天候は一向に回復しません。そこでカルスト台地の東側まで走ることにしました。しばらく走ると霧が少し晴れ、カルスト台地の岩々と放牧されている牛を見ることができました。この辺りの牛は人慣れしているのか、じっとこっちを見据えています。

四国カルスト自然公園を抜けるといよいよ四国名物よさく道(国道439号線)へ突入です。よさく道は愛媛と高知を結び四国を縦断する道路です、道幅が極端に狭い上に舗装も悪く、これでも国道か?と疑いたくなるほど狭い道です、おまけに落石が多く、路上のいたる所に岩が落ちていました。

土佐海道へ出ると、進行方向右手に「四万十川」が姿を現しまし。、ここから道路と平行してその流れを見渡すことができる。さすが日本最後の清流と呼ばれるだけあり、深緑色の河面が美しいです。

四万十川の背後にそびえ立つ山々からは湯気のように霧が立ちこめ神秘的でした。この景色が大雨のせいでほとんど撮影できないのがもどかしいです。雨が一向に止む気配がないので、沈下橋に立ち寄るのも止めて宿のある中村を目指しました。ホテルに着いたときは、全身ずぶ濡れでした。


地図
タイトル

タイトル

5日目、今日も朝から雨です。四万十川にかかる鯉のぼりも元気なく垂れ下がっていました。

それでも天候の快復を願い、中村を出ると国道321号線をひたすら南下します。時より強く降る雨にもまけず 50kmほど走ると土佐清水市内へ入ります。ここから白皇山を突っ切る足摺スカイラインを通り「足摺岬」へ。途中お遍路さんも歩いていました。駐車場にバイクを止めて展望台まで歩くと、断崖の上から雄大な太平洋を眺めることができました。雨もすっかりあがり、岸に打ち上げる波の音だけが聞こえてきます。沖から吹き上げる風も心地よいですね。

足摺岬には、第三十八番札所「金剛福寺」があります。

四国八十八カ所の中では、一番南に位置するお寺です。足摺岬が観光名所になっているだけあり、このお寺には参拝客もたくさん訪れていました。

足摺岬を後にして国道321号線を走りますが、外の天気があまり良くないので、ここで「海洋水族館」に立ち寄ってみました。水族館に入るなんて久しぶりです。

どの魚も美味しそうですね。

国道321号線は、通称「サニーロード」と呼ばれています。海岸線に伸びるこの道路は、天気が良ければその名の通り快走できそうな道です。

海岸線沿いも非常に綺麗で、できれば天気の良い日にもう一度ここを走ってみたいものです。

宿毛まで走ると国道56号線で御荘を目指します。海岸線から離れてしばらく走ると第四十番札所観自在寺の前までたどり着きました。

ここから西海道路へ入り「西海」を目指します。西海は御荘から突き出た半島です。西海を時計回りにぐるっと一周してみます。さすがにこの辺りは観光客がほとんどいません。海岸線を見ながらの山道を登っていきます。よさく道とは違いミラーも綺麗なので対向車の心配をする必要もないのが嬉しいですね。

20kmほど走ると「高茂岬」へ到着しました。ここも足摺岬に負けず劣らず美しいところです。足摺岬は観光バスがくるほど人手が多いのに高茂岬には、自分以外に1組の家族しかいませんでした。どちらかと言うとこっちの方が好きです。

西海の道路は、一部非常に狭いですが、それでも通行量が少ないので気持ちよく走ることができました。

半島を一周して再び御荘まで戻ってきたところで、これまでとは反対方向に歩いてるお遍路さんを発見、逆打ちです。逆打ちは、その名の通り八十八番目の札所から逆順に辿ることで、順打ち 3回分の御利益があると言われています。四国に 4日間滞在している間に数多くのお遍路さんを見かけましたが、逆打ちを見たのはこの時の 1回だけでした。

御荘から北上して今日の宿「宇和島」へ到着。

フロントの人に教えてもらった郷土料理店「かどや」に入りました。宇和島の郷土料理と言えば、鯛めし、さつま、ふくめんです。今回は「さつま」を注文しました。さつまは、ほぐした魚の身と麦味噌を魚のだし汁でのばしたものを暖かい麦飯のうえにかけたものです。甘い麦味噌と薬味のみかんの皮の香りが良い! あっという間におひつのご飯をたいらげてしまいました。


Copyright (C) 2006-2016 KaK. ()

このページに掲載されている画像の転載は、再配布条件 をご参照ください。