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2019/07/30 作成、2020/08/26 更新
ワルキューレ(マクロスデルタ)
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Dancing in the Moonlight
作詞:北川勝利・acane_madder、作曲・編曲:北川勝利
【スコア修正履歴】
2020/06/15 : MP3 Sync(自動スクロール)対応譜面にアップデートしました。
2020/06/13 : アウトコーラスの出だし4小節分のコード記載漏れを修正しました。Ritardandoの記述位置を第21小節から第19小節に訂正しました。
2019/07/30 : 初版の楽譜をアップロードしました。
今回の曲は、劇場版マクロスΔ(デルタ)激情のワルキューレのエンディング主題歌、ワルキューレの「Dancing in the Moonlight」です。このサイトの掲示板に書き込んで頂いたリクエストを元に楽譜にしました。リクエストありがとうございます。やや大きい楽譜のため、現時点では十分な校正が完了していませんが、ご容赦ください。
今回、実験的にバンドスコアに近い6パートの楽譜にしました。メロディ・コーラス・キーボード×2・ギター×2・ベースとドラムパートを除いたフルスコアに近い形式になっています。次回リリース予定のScore Viewer v2.1は、パート単位の表示切り替え機能を実装する予定です。今回の楽譜は、その実験的な位置付けになります(現時点では、パートの表示切替ができません)。 Score Viewer v3.0でパート単位の表示ON/OFF切り替え機能を実装しました。 五線譜×6段+タブ譜×3段+コード+歌詞の中から任意のパートを選択して譜面を表示することができます。
楽譜の構成ですが、1段目は上下パートに分かれたメロディとコーラスのボーカル、2段目はキーボードで主にイントロのオルガンとストリング、3段目はキーボードで主にエレピ、間奏のリード、ベル系、4段目は左パンから聴こえるカッティングギター、5段目は右パンから聴こえるサブギター、6段目がベースです。通常の楽譜は、高さを最小化しているのですが、この楽譜はバンドスコアのように、原則として高さを固定しています(一部のセクションを除きます)。
イントロは、4段目のギターがメインです。この楽譜では、ハーフベンドを多用しています。
1段目のボーカルパートの譜面ですが、上段は主に美雲、フレイア、カナメのメロディ、下段は主にレイナとマキナのコーラスを書いています。ハモリパートは、二声または三声のコードになります。ただし、サビの追っかけは、パートに関係無く、歌っている順番に上下上下の順で書いているため、たまに美雲やフレイアが下段パートに来ることもあります。
イントロは、23小節目を境にキーが BからE♭に転調して、テンポもBPM110から130に変化します。上の24小節目から先の 4小節分の楽譜ですが、ここの A♭M7/F → B♭7 → Gm7/E♭→ Cm7 がこの曲の基本コード進行になります。 1度上がって、2度下がって、3度上がる王道のコード進行ですが、セクション毎に若干変化しています。C~Dメロ以外は、このコード進行が基本のため、セッションしやすい曲とも言えます。
40小節目からAメロです。このセクションは、キーボードのコード弾きが主なバッキングになります。1番はギターが休みでシンプルなバッキングですが、2番はギターも加わります。また、2番ではブレイクも入ります。このAメロは、特に問題ないと思います。ベースは、シンセベースですが、オクターブ弾きも多いのでスラップで弾くと楽しそうです。キーが E♭なので、ドロップDペグのベースでも大丈夫です。
Dancing in the MoonlightのAメロは、ワルキューレのマキナとレイナの仲の良さが溢れています。最初の小節は、マキナがメロディ で レイナが3度下のハモリ を歌っています。次の小節は、レイナがメロディ で マキナが3度上のハモリ を歌っています。こういうマキレイのパート分けの演出は良いですね。
48小節目からBメロです。ここからバッキングにギターも加わります。ストリングが派手に動き回っており、かなりインパクトがあります。ちなみに、2番のBメロでは、変則的に1小節加わります(ワ・ワ・ワンダフォーのところ)。コードにテンションが多いので、キーボードパートはピアノで弾いても良い感じの曲になると思います。
56小節目からサビです。まず、ヴォーカルは、3度下と 6度下の三声コードでハモっています。そして、ここからバッキングが、かなり華やかになります。キーボードのコード弾きはBメロで終わり、サビから先はギターのカッティングがリズムのベースになります。サビの出だし等、他のパートと重なっている部分は、正確に聴き取れなかったため、かなりアヤフヤです(すみません)。この楽譜は、あくまで参考程度にして頂けると助かります。5段目のサブギターの方は、比較的にシンプルな譜面です。
Dancing in the Moonlightの楽譜に記載しているリハーサルマークは、左の図の通りです。括弧の中の数字は、小節番号です。
一般的なA→B→サビ→間奏→2番や、1番→2番→C→リピートのような曲構成ではなく、Cメロ、Dメロを挟んだ間奏の後に2番になります。
88小節目から上のリハーサルマークで説明したDメロです。Cメロ終わりでキーが E♭から F#に転調して、Dメロ終わりで再び E♭に戻ります。ここは、キーボードが3パートあるのですが、書ききれないため2段目を上下2パートに分けています。5段目のギターは、Wahエフェクトの白玉です。
96小節目以降は、2回目の間奏です。ここは、2段目のキーボードがリードしているのですが、ここはギターで弾いても面白いので、あえてタブ譜面にしました。そのため、リハーサルマークIの 96~103小節だけ、他のセクションより楽譜が縦長になっています。このソロは、シンプルなのでキーボードで弾いてもギターで弾いても比較的に簡単です。
131小節目から 4回目のサビリピートです。ここでキーが半音上がって、E♭から Eに転調します。このセクションは、基本的にリピート前と同じですが、ヴォーカルパートが若干異なっています。ここは、フレイア(鈴木みのりさん)の伸びのある高音 F#が素晴らしいです。
Dancing in the Moonlightは、劇場版のエンディングテーマソングにふさわしいワルキューレらしい、明るく華やかな曲ですね。やっぱり、ワルキューレの歌は良いです!!
【余談】
マクロスΔ(デルタ)の人気は衰えないですね。TVアニメの放送終了後も、劇場版・ライブ・Web配信など、ワルキューレの活動が続いているため、まだまだとまらない。今後の活躍にも期待しています。