2007/08/04 作成、2015/07/18 更新
国道の話 をまとめていて気が付いたのが、「国道以外でも良い道路がも多い」。そこで突発的にこのページを作りました。
もちろん都道府県道は国道よりもさらにたくさんあります。とても全部を載せることはできないので、ここではその中から少しだけピックアップしてみます。少しずつ本数を増やしていきますよ。
ページを2つに分けました。道道(北海道)編と都府県道(本四国九州)編です。
【2015/07/18追記】秋田県道23号線~岩手県道23号線、秋田県道131号線~山形県道210号線を追加しました。
※評価()は、管理人の主観で付けています(走行当日の天候にも左右されています)。北海道は若干辛めに付けてます。
青森県道40号線は、八甲田山の北側を走る快走路です。
八甲田山の周りは、東を国道394号線、南と西を国道103号線(一部重複区間)、北を県道40号線が走っています。一通り走ってみましたが、北と東は八甲田山を眺めながら走ることができました。南と西はカーブも多く林などに遮られるところが多いですね。
しかし、残念ながら天候がいまいち。晴れた日にもう一度走ってみたいです。
「八幡平アスピーテライン」こと、秋田県道23号線~岩手県道23号線です。
ここ八幡平アスピーテラインも雪の回廊の名所のひとつです。ゴールデンウィーク中でも十分に雪が残っており、雪道を楽しむことができます。日がよく当たる山頂付近より、途中の大沼近辺の方が雪が深いこともあります。ちなみに一番高い「大深沢展望台」でも標高1,560mと、国道292号線に比べると標高はかなり低いです。
「鳥海ブルーライン」こと、秋田県道131号線~山形県道210号線です。
鳥海ブルーラインは、秋田県と山形県にまたがる鳥海山を越える県道です。ゴールデンウィーク中でも多くの残雪があり、途中の山道は雪の壁の中を走ります。ただし、私が走ったときは、国道292号線や八幡平アスピーテラインに比べると、雪壁の高さが若干低く、残念ながら「雪の回廊」とまではいきませんでした。それでも消え行く雪景色は美しく、暑さを忘れてひと時の涼を感じることができました。
秋田県道298号線は、八郎潟の干拓地「大潟」の中を走る直線道路です。
ここも見事な直線道路です。約 5kmの直線道路が続いた後に、45度曲がり再び約 5kmの直線道路が広がっています。道の両脇に木々が立ち並ぶため水田を眺めることはできませんが、気持ちの良い直線道路です。
岩手県道41号線は、重茂半島を回り本州最東端「トドヶ崎」へ行くための道です。と言っても、県道41号線が続いているのは、姉吉まで。そこからトドヶ崎までは、バイクを降りて片道 3.8kmの道を歩く必要があります。
この41号線もやや険しいところがあります。姉吉から北側は、まだカーブもそれほどきつくなく楽ですが、南側が道幅も狭くちょっとやっかいですね。まだ交通量が少なければ良いのですが、意外に地元車が多くいきなり対向車が出てくることが何度かありました。
群馬県道33号線は、榛名山へと続く道路です。6月には満開の山ツツジを見ることができました。
榛名山周辺には、県道28号線と33号線と 2本の道がありますが、どちらも快走路です。早朝の28号線も気持ちよく走ることができました。ライダーの数も多いです。
埼玉県道210号線は、中津峡の山間を抜ける道路です。
中津峡は、秩父の紅葉の名所でシーズン中は大勢の観光客で賑わいます。最近は道路も整備され走りやすくなりました。奥へ進むほど寂れた雰囲気になっています。
長野県道84号線は、日本の道路最高地点へと続く乗鞍高原道です。
さすがに標高が高いだけあり、周りの景色は綺麗です。気温もかなり低いですね。乗鞍高原の先には乗鞍スカイラインが続いているのですが、残念ながら一般車は通れなくなってしまいました。観光客が多いため、通行量はかなり多いです。大型バスも通ります。
尾道側からしまなみ海道に入ると、最初に渡る島が向島です。この島は、西瀬戸自動車道を使うと通過して次の因島に渡ってしまう場合が多いようです。尾道大橋を渡ってきても最初の交差点でほとんど車が国道317号線に進んでしまう為、この県道377号線を使う人は地元の方ぐらいでした。
ツーリングマップルにも「おすすめルート」の線が引かれていなかったのでそれほど期待してはいなかったのですが、意外の良い道路でした。何と言っても、交通量が少ないのが良いですね。
島根県道338号線は、大根島へ渡る為の道路です。
これも少し変わった道です。島への続く道なのですが道の両側にはすぐに海があり、堤の上を道が走っています。向かって右側はすぐ海ですが、左側はやや地面が盛られている為、海は見えづらいです。地図上で見ると、海の上を道が走っています。
山口県道32号線は、秋吉台のカルスト台地を走り抜ける道路です。
ここも心地よいワインディングが続く快走路です。案の定、早朝は走り屋さんがたくさんいました。秋吉台の鍾乳洞の開場時間が 8:00からなので、その前にここを一走りするのもお勧めです。
周防大島こと屋代島を走る県道です。北を走る国道437号線、南を走る県道 4号線、60号線で島をぐるり一周できます。
ここは海がめっちゃ綺麗です!! 高低差こそ少ないですが、交通量も少なく良いシーサイドラインです。バイクを停めてエメラルドグリーンの海をぼ~っと眺めるのも良いです。
屋代島はぐるっと一周するだけでも約90kmあります。
山口県道276号線と言えば「角島大橋」。ツーリングマップルを始めとして数多くのツーリング雑誌にも掲載されている為、ご存知のライダーも多いでしょう。おそらく、走ったことがあるライダーも多いと思います。
エメラルドグリーンの海の走る一筋の橋が絵になります。斜張橋のようないわゆる吊り橋では無い為、橋の両側にケーブルやロープが無いた為、景色も楽しめます。
ただし、GWは超渋滞します。特に橋を渡りきった先の角島は、灯台までずっと渋滞していました。帰りは、橋の先から先までほぼ全部渋滞してました。
南阿波サンラインこと徳島県道147号線です。徳島県の日和佐から牟岐まで続く全長17kmのシーサイドラインです。
ここも景色が良い快走路です。やっぱり、走り屋さんのスポットになっていました。南阿波サンラインには、第一から第四まで4つの展望台があるのですが、どうやら第一と第三の間を往復しているようです。
九州ツーリングと言えば、やっぱり阿蘇山周辺のルートは欠かすことができません。中でも大観峰から草千里ヶ浜を越えて阿蘇山の南北を結ぶこの国道212号線と熊本県道111号線は、メインルートと言って良いでしょう。向かって東側の阿蘇山方向はもちろん、西側の景色も素晴らしいです。