2018/11/26 作成、2019/11/15 更新
YS-11 飛行点検フライト
今日は、入間基地で実施しているYS-11とU-125による飛行点検フライトの様子を見るために 入曽多目的広場 に来ました。ここは、入間基地航空祭の当日に ブルーインパルス を見る観客で混雑する撮影スポットのひとつです。
入間基地所属のYS-11FC(52-1151)飛行点検機です。飛行点検機は、主に空港周辺の交通管制機器を点検するための機体です。赤と白のツートンカラーによる塗装は、飛行点検機であることを意味しています。
今日飛んでいるYS-11FC(52-1151)は、航空自衛隊が保有している11機のYS-11の中でも最も古い機体で1965年製です。53年も前の機体が今でも稼動しているのは、凄いと思います。
ちなみに、この機体がどれだけ古いかは、YS-11一般公開レポート を見て頂けると判ると思います。
続いて、公園の南から小さな機体が姿を見せました。
飛行しているYS-11は、入間基地の周辺で目撃することができます。これまでに目撃したYS-11の機体からR/W35アプローチ(南から着陸)時のおおよそのフライトルートを推測してみました。米軍通信基地の付近では、南に向かって飛行するYS-11を見ることができます。西武新宿線の航空記念公園駅の周辺では、西向かって旋回中のYS-11を見ることができます。それらの情報から、だいだいこんなルートを飛行しているものと思われます。ちなみに、U-125はこのルートよりもう少し南で旋回しているのを何度か目撃しています。自衛隊機もACARSを使用していると、もっと正確なルートが判るのですが。
再び、YS-11FCが入間基地にアプローチしてきました。こんな感じで何度も着陸態勢からのゴーアラウンドを繰り返します。飛来した時刻が15:04、15:09、15:18なので、おおよそ一周 5分で飛行しています。15:09と15:18の間が約10分空いているのは、その間に別の機体がアプローチしていたためです。