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2015/05/20 作成、2020/02/13 更新

タイトル

3日目:日本列島縦断スタート!

地図

2015年 4月26日(日)晴れ

志布志 → 国分 248.5km

フェリーのデッキから見た洋上(海上)の夜明け

朝です。

広い船室のおかげで、いつもより熟睡することができました。

フェリーのデッキ(洋上)から見た都井岬

志布志港着岸まで残り 1時間。

左舷前方に都井岬が見えてきました。都井岬は、2001年に走っていますが、ここでは野生馬を見ることができます。

宮崎県の志布志港に着岸したフェリーさんふらわさつまと下船したバイク

6年ぶりの九州上陸です。

案の定、下船に時間がかかりました。接岸はほぼ定刻通りの09:40でしたが、下船したのは10:05。まぁ、仕方が無いですね。

大隅半島の国道448号線

志布志港を出ると国道448号線で大隅半島を時計回りに走ります。

この辺りは、交通量も少なく、快適に走ることができます。

国道448号線は、途中まで太平洋岸沿いを走るのですが、海が見える場所は限られています。むしろ、適度な起伏もあり、気持ちがよいワインディングが楽しめます。

日本列島縦断ツーリングルート3日目コバルトブルーの海面が綺麗な大隅半島の海
本土最南端「佐多岬」の駐車場とバイク

志布志港から約120km、佐多岬の駐車場に来ました。良く見ると、同じフェリーに乗っていたバイクもいます。

ここへ来るのは、14年ぶりです。

本土最南端「佐多岬」の駐車場にあるガジュマルの樹

駐車場の片隅に生えているガジュマルの樹も健在でした。

懐かしいな~。

本土最南端「佐多岬」の看板

ここが本土最南端「佐多岬」です。

ここから、日本列島縦断ツーリングの始まりです。

目指すは、はるか先にある北の大地、本土最北端「宗谷岬」!!

そう言えば、以前にここにあった展望台が無くなっていますね。あの展望台の壁には、私と同じようにここ佐多岬から宗谷岬を目指す人や、反対に宗谷岬からここ佐多岬に辿り着いた人達の落書きが壁一面に書かれていたのですが、無くなってしまい残念です。

本土最南端「佐多岬」から見た綺麗な海本土最南端「佐多岬」から見た綺麗な海と断崖絶壁
佐多岬へ通じる道路の途中にある、有料道路時代の料金場の跡地

14年前に来たときは、佐多岬に通じる道路は有料でしたが、現在は無料になっています。

← この場所が料金所のあった場所なのですが、路面を見ると「トマレ」と書いてあり、今でも有料道路時代の面影が残っています。

佐多岬の道路わきに立っている、とある看板

佐多岬を出発するとすぐにこんな看板が視界に飛び込んできます。

佐多岬にある「本土最北端 宗谷岬 2700km」の看板

【↑ 本土最北端 宗谷岬 2700km】

これは良い看板ですね~。心くすぶられます。

ちなみに、Yahooルートラボで計算すると、佐多岬から宗谷岬まで最短距離で2,785kmでした。しかし、実際には最短ルートでは走りませんから、走行距離はこれよりはるかに増える予定です。

国道269号線のシーサイドライン

国道269号線に入ると、ここからシーサイドラインが続きます。

左手に鹿児島湾を眺めながら北へ向かって走ります。

桜島が見える道路

佐多岬から北へ80km走り、「桜島」に来ました。

噴煙を吹き上げる桜島

桜島の北東側では噴煙が吹き上がっています。

最近はテレビでもたびたび桜島のニュースが取り上げられていましたが、今日も桜島は活発に活動中です。

桜島の島内のいたるところに落ちている溶岩

桜島の南側を回る国道224号線沿いには、冷えて固まった桜島の溶岩を見ることができる場所が何ヶ所かあります。

地面は今も火山灰で覆われています。さすが、活火山ですね。

国分市内のホテルの駐車場とバイク

今日は国分市内のホテルに泊まります。

良く見ると隣に止まっていた豊田ナンバーのバイクは、HONDA DREAM CB750FOURでした。年代ものですね。

日本列島縦断ツーリングルート3日目

佐多岬から126.3km、まだまだこれからです。

4日目:九州を一路北へ!

地図

2015年 4月27日(月)晴れ

国分 → 久留米 277.2km

桜島の火山灰をかぶったバイク

げっ!?

ホテルの駐車場に止めていたバイク一面に桜島の火山灰が・・・・。

霧島神宮の大鳥居

国分市街を出て北上すると、すぐに「霧島神宮」の大鳥居が見えてきます。

← の写真を良く見ると大鳥居の下にバイクが止まっているのが判りますか? この鳥居がどれだけ大きいかがよく判ると思います。

霧島神宮の参道にある朱色の鳥居

霧島神宮の参道です。

まだ朝早いため、参拝者は全くいません。やっぱり、神社や仏閣は観光客がいない時間帯に訪れる方が、おごそかな雰囲気が楽しめて良いですね。

霧島神宮の勅使殿(境内)と通りがかった巫女さん

勅使殿の前で写真を撮ろうとしていたら、ちょうど巫女さんが通りかかりました。

今回のツーリングの成功を祈願してから先へ進みます。

霧島からさらに北へ向かう深い木々に覆われた道

霧島からさらに北へ向かいます。

この辺りは、高い木々に囲まれた林の中を走ります。

高千穂河原の駐車場

「高千穂河原」に来ました。

ここから多くの登山者が高千穂峰を目指します。さすがに自分は高千穂峰の頂上まで登っている時間は無いため、途中の展望台を経由して登山道の途中まで回ることにします。

高千穂峰の登山道

展望台までの登山道は整備されているため、歩きやすいです。

それでも日頃の運動を怠っていると体にこたえますよ。

高千穂峰の展望台

高千穂峰の展望台です。

展望台と言っても、ちょっと見晴らしが良い程度の場所です。ここまで登ってくるだけでも結構汗をかきました。周囲からは、鳥のさえずりだけが聴こえてきます。

高千穂河原の霧島神宮の社殿の跡地

高千穂河原には霧島神宮の社殿の跡地があります。元々はここに社殿があったのですが、鎌倉時代に高千穂峰の噴火により焼失したため、先ほど訪れた場所に移設されました

高千穂河原からえびの高原へと続く道

ここからさらに深い林の中を抜けて走ります。

硫黄山の噴火で入山規制されている「えびの高原」

高千穂河原から「えびの高原」まで走ってきました。

ロープが張られているな、と思ったら硫黄山周辺は火口周辺警報が発令されて立ち入り禁止になっていました。御嶽山、桜島、硫黄山、箱根山と、近頃はどこも火山活動が活発ですね。

硫黄山の噴火により全面通行止めの看板が立てられた「えびのスカイライン」

火口周辺警報の影響でえびのスカイラインこと宮崎県道1号線も通行止めになっていました。仕方が無いので、小林ではなくえびの市方面へ向かいます。

【追記】

硫黄山の火口周辺警報は、2015年 5月 1日に解除されました。

えびのスカイラインの通行止めも、現在は解除されています。

バイクのタンクの上に置いたツーリングマップルと40℃を示した温度計

あまりにも暑いので気温を計ろうと思って温度計をバイクをタンクバッグの上に置いたら、みるみる上昇して40℃超えに(笑)

実際には、27℃ぐらいでした。

うさぎの動物注意標識

霧島バードラインこと宮崎県道30号線でえびの市へ向かっていたところ、うさぎの動物注意標識を発見!! こんなところで新種に出会えるとは思ってもいませんでした。うさぎは、これが2個目の発見なのですが、1個目は場所が高松自動車道の路肩だった為、写真を撮ることができませんでした。

のどかな景色の国道445号線

ここから先は、国道445号線、熊本県道25号線、国道443号線、国道325号線を使っていっきに北へ向かって走ります。

途中、小畑駅など鉄道ファンの名所スポットがあるのですが、2009年のツーリング時に訪れているので今回はパスします。九州ツーリングに来たらここだけは絶対に外せない、という名所「阿蘇山」も過去に 2回走っている為、今回は走りません。

国道443号線沿いの山間部の景色快適に走れる国道325号線
ビルの屋上に着陸するヘリコプター

今日の宿を久留米にしたのは失敗だったかもしれません。国道 3号線で久留米市街に入るところで渋滞に巻き込まれました。

夕暮れ間近にホテルに着いて部屋から外を見たら、少し離れたビルの屋上にヘリコプターが着陸する瞬間を見ることができました。意外と見られる機会が少ないですよね?

明日 5日目は、九州を離れて本州へ上陸します。

日本列島縦断ツーリングルート4日目ビルの屋上に着陸するヘリコプター

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