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2015/05/20 作成、2020/02/13 更新

タイトル

5日目:九州から本州へ!

地図

2015年 4月28日(火)晴れ 時々 曇り

久留米 → 浜田 323.5km

ロングツーリング五日目の朝、久留米のホテルからバイクで出発するところ

ツーリング5日目の朝です。

今日は九州から本州へ上陸します。

早朝で交通量が少ない国道200号線と路肩に止めたZZR400

今日も平日のため、できる限り渋滞を避けて走ります。

福岡市街には近づかないように、あえて国道200号線を使って東へ向かい、大分方面から北九州市を目指します。

ふぐの絵が描かれた関門海峡トンネルの九州(門司)側のトンネル入り口とその前に止めたZZR400

久留米から約100km走って、関門海峡トンネルの門司側の入り口に来ました。

関門海峡トンネルを通過するのはこれで 4回目です。ここが今回の佐多岬~宗谷岬間のツーリングで使用する唯一の有料道路になります。ちなみにバイクの通行料は、100円です。

ツーリングマップル九州編から中国・四国編へ

関門海峡を抜けて本州に上陸したところで、ツーリングマップルを九州編から中国・四国編に変えます。冒頭でも書きましたが、今回のツーリングでは、ツーリングマップル 7冊を全て積んでいます。ツーリングマップルには 1冊にまとめた全国編もあるのですが、地図の尺度が全然違うため、やっぱり 7冊あった方が安心なのです。

日本列島縦断ツーリング5日目のルート(下関~長門)

この辺りで瀬戸内海側から日本海側へ本州を縦断する道路は何通りかあるのですが、角島大橋へ向かう国道191号線、萩へ向かう国道490号線、津和野を経由する国道 9号線はどれも過去に走っているので、これまでに一度も走ったことが無い国道316号線で「長門」へ向かうことにしました。(「ながもん」ではありません、「ながと」です。)

一度も走ったことが無い人は、国道191号線で角島大橋経由、鉄道ファンならC57山口号が見られる津和野経由ルートをお勧めします。

長門市内の青海島にある寿司屋のアジのタタキ丼

長門市内に入ったところで、青海島でちょっと遅めの昼食にします。

「アジのタタキ丼」です。やっぱり、日本海側へ来たら海鮮ですよ。

国道191号線の看板(距離標識)、益田まで83km、須佐まで56km、萩まで21kmの表示

ここまでほぼ北へ北へ向かって走ってきましたが、ここから日本海沿いに北東へ向かって走ります。

国道191号線に入り益田方向へ向かいます。車はそれなりに走っていますが、信号も少なく流れは良いです。

日本海に突き出た小火山の「笠山の展望台」

萩市外の先に「笠山」があります。

ここは日本海に突き出た小さな山で標高112mの小火山です。島をぐるっと一周すると展望台まで上がることができます。

笠山から見た日本海

笠山から見た日本海は絶景です。

↑ の写真は、パノラマ撮影してみました。向かって右側に見える小島は順に、相島、羽島、尾島、肥島、櫃島、大島です。

崖の下に大きな穴が開いている笠山の火口

笠山の火口です。

想像していた火口とはずいぶん違いますね。火口というよりは洞窟、といった感じでした。

国道191号線と日本海

再び国道191号線で日本海沿いに北東へ向かって走ります。

今日は平日ですが、交通量も意外と少なくスムーズに走ることができました。

赤潮で真っ赤に染まった日本海

う~ん、日本海も綺麗なところばかりではないですね。赤潮が発生して、一面染まっている場所もありました。

ちなみに、手前に見える線路は、山陰本線です。

山陰本線の石見神楽ラッピング車両 キハ126

山陰本線には、石見神楽のラッピング車両が走っています。キハ126の二両編成です。石見神楽とは石見地方の伝統芸能です。前面も側面も歌舞伎のような面をかぶった舞手が描かれています。

浜田キャッスルホテルの屋根のある駐車場に止めたバイク

今日の宿は浜田市内に取りました。

シングルで予約していたのですが、ツインにアップグレードしてもらえました。部屋が広いです。

日本列島縦断ツーリング5日目のルート(久留米~浜田)浜田キャッスルホテルの広くて綺麗な部屋

6日目:9年前と同じルートを逆送で

地図

2015年 4月29日(水)曇り のち 晴れ

浜田 → 豊岡 353.8km

ツーリング6日目の早朝、浜田キャッスルホテルの前で出発準備するZZR400

今日はひたすら東へ向かって走り、島根県、鳥取県を横断して兵庫県に入ります。

ホテルの前で出発準備をしていたら通りがかった通学途中の学生さんが、「おはようございます」、と挨拶してくれました。こういう習慣が根付いている地方って良いですね。

出雲大社の入り口、鳥居と石碑

最初に訪れたのはここ、「出雲大社」です。

出雲大社にお参りするのは、9年ぶりです。

出雲大社の入り口、鳥居と石碑を横から見たところ

9年経つといろいろと変わりますね。

以前は、鳥居の前にある出雲大社の石碑の前にバイクを止めて記念撮影することができたのですが、現在は歩道が整備された為、ここにバイクを止めることはできません。

出雲大社の参道

出雲大社の参道です。

緩やかな坂を下ると松林の中を抜けて境内へと通じています。現在、出雲大社は平成の大遷宮により表門は修造中でした。

出雲大社の参道平成の大遷宮により表門は修造中

出雲大社の名物のひとつ、拝殿の注連縄です。でかいですね。

ここはあくまで拝殿なので、本殿はこの裏手にあります。

ちなみに、出雲大社は「二拝二拍手一拝」ではなく「二拝四拍手一拝」でお参りします。今は境内にもお参り方法が掲示されているので、多くの参拝者が四拍手していました。

出雲大社の本殿

出雲大社の裏側に回ってきました。

一番大きな建物が本殿です。

出雲名物の郷土料理、福めしと出雲そば(出雲大社の近くの店)

ここで少し早い昼食にします。

今日の昼食は、「福めしと出雲そば」です。福めしは、鯛の身と薬味をのせたお茶漬けです。愛媛名物の鯛めしは、鯛ごはんの上にとろろをかけますが、ここの福めしはお茶をかけます。

出雲名物の郷土料理、福めしのお茶漬け

こんな感じで、ご飯の上に鯛の身と薬味をかけて頂きます。

ご飯が2杯分ありますが、さらっとしているので軽く食べ切れます。

国道431号線で海沿いに止めたバイク(ZZR400)

国道431号線で宍道湖、松江市外を抜けて境港まで走ってきました。

中海の先に見えるのが境水道大橋です。あの橋を超えて米子市内へと向かって走ります。

国道から見た大山

米子市内に入ると、目の前に「大山」が近づいてきます。

大山は、3年前の2012年に走っていますが、ここも気持ちが良い道がたくさんあります。お勧めのツーリングルートです。

国道 9号線の看板(距離標識)、京都296km、鳥取87km、倉吉50km

米子市内から先は、ひたすら国道 9号線を使って東へ走ります。ここから京都まで 296km、結構距離がありますね。

道の駅「大栄」にあるコナンの銅像

道の駅「大栄」にあるコナンの銅像です。

ここも変わっていないですね。9年前と同じようにコナンの手の上にペットボトルをのせて写真を撮りました。

道の駅「大栄」にあるコナンの看板

あれ? 看板が変わっている?

以前はここにバイクに乗った蘭とコナンが描かれた看板があったのですが、違う看板に変わっていました。

青山剛昌ふるさと館

道の駅の裏手にこんな建物ができていました、「青山剛昌ふるさと館」です。建物の前に展示されているのは、阿笠博士の愛車フォルクスワーゲンですね。

コナンの少年探偵団の銅像

コナンの少年探偵団の銅像もありました。コナン、歩美、光彦、元太、灰原の 5人がいます。

観光客が少ないゴールデンウィークの鳥取砂丘

鳥取と言えば、「鳥取砂丘」。

ここも以前に訪れていますが、やっぱり鳥取砂丘に来ないと鳥取に来た気がしないので。

9年前は真夏に来たので、この砂丘の坂を汗だくになって登った覚えがあるのですが、今回は 4月でまだ涼しいため、楽に登ることができました。

鳥取砂丘の急勾配を登っていく観光客鳥取砂丘の一番高いところから内陸側の眺めたところ
鳥取砂丘とアクエリアス

これも 9年前にやったネタですが(笑)

 

豊岡のホテルの駐車場に止めたバイク

今日は兵庫県の豊岡に泊まります。正確には豊岡から10kmほど南に行った場所にあるホテルです。

あたり一面には水田が広がっており、とてものどかな場所です。案の定、夜はカエルの大合唱でした。

佐多岬からの走行距離が 1,000kmを超えました。まだまだ先は長い!

日本列島縦断ツーリング6日目のルート(浜田~豊岡)豊岡のホテルの広い駐車場を部屋から見たところ

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