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2015/05/20 作成、2020/02/13 更新

タイトル

9日目:日本海シーサイドライン

地図

2015年 5月 2日(土)快晴

新潟 → 秋田 295.3km

ツーリング9日目の朝、新潟市内のホテルの前

ツーリング9日目です。

今日も日本海沿いに北上します。

新潟市内を出て北上する国道345号線

新潟市街を出たら、まずは国道345号線を走ります。

今日も快晴、ここまで雨なしとこれまでにないほど恵まれたゴールデンウィークツーリングになっています。

国道345号線沿いにある海岸沿いの浅瀬

海岸沿いの浅瀬では、釣りや水遊びで楽しむ家族連れが大勢いました。一足お先にゴールデンウィーク入りしてツーリングしていましたが、昨日から世間も本格的にゴールデンウィークに突入しています。

国道395線の美しいシーサイドライン

国道395線は、新潟市内から60kmほど走って村上を超えると、そこから先はシーサイドラインになります。

ここから国道 7号線に入り酒田市内まで続く約70kmの区間は、美しい日本海を眺めながら走ります。

ツーリングマップル関東甲信越編から東北編へ

ツーリングマップルを関東甲信越編から東北編へチェンジします。

これで 6冊目です。

JRの羽越本線を走行する貨物列車

この辺りは国道と併走する形でJR羽越本線が走っているのですが、途中で貨物列車を見つけました。

梅田発、札幌行、「4093レ」と牽引車のEF510-13号機

梅田発、札幌行、「4093レ」。吹田貨物ターミナルと札幌貨物ターミナルを 29時間半で結ぶ高速貨物列車です。

牽引車は、EF510-13号機。通称は、「RED THUNDER」。JR東日本に所属しているブルートレイン牽引用のEF510は都内でも見ることができましたが、JR貨物所属のEF510は日本海縦貫線(北陸線~信越線~羽越線~奥羽線)でないとなかなか見ることができません。

道の駅「笹川流れ」とJR羽越本線の桑川駅

道の駅「笹川流れ」で一休み。ここは、JR羽越本線の桑川駅と道の駅が一体になっています。

今日はライダーもたくさんいました。

道の駅「笹川流れ」の夕日丼

名前に惹かれて「夕日丼」を注文してみました。

大きな海老が2本のった白身の海鮮丼に茶碗蒸しと小鉢が付いています。海沿いに走っていると、どうしても食事は海鮮ものが中心になりますね。

国道 7号線のシーサイドライン

再び、国道 7号線で日本海沿いに北へ向かって走ります。

まだまだ、海が続いています。

国道 7号線の青森315kmの標識

【↑ 青森 315km】

ついに、国道の距離標識に青森の名前が出ました!!

ずっと走り続けてやっと目的地の名前が出てくると嬉しいですね~。とは言っても 315km、まだまだ距離があります。

道の駅「鳥海」のだだちゃ豆ソフトクリーム

道の駅「鳥海」でソフトクリームを食べました。

この緑色のソフト、何味か判りますか?。

正解は、「だだちゃ豆」です。だだちゃ豆と言うと、宮城の特産品というイメージを持っている方も多いと思いますが、ここ庄内地方の特産品です。味は、豆の味がしっかりと残っており、ソフトクリームとしては良くできています。

鉢立展望台の鉢立展望台へと続く鳥海ブルーライン

ここまでずっと海沿いを走っていたので、ここでちょっと方向転換。

鳥海ブルーラインこと山形県道210号線に入ります。

鳥海ブルーラインの道路わきに立っている熊注意の看板(遊佐町)

路肩には、熊注意の看板が。

残雪が残る鳥海ブルーライン

標高が上がるにつれて、路肩に残っている雪の量が増えていきます。

残雪が残る鳥海ブルーライン

気温が高い日が続いているため、雪の壁の中から木々の枝が突き出しています。それでもまだこれだけの残雪が残っているあたりは、さすが鳥海山。

残雪が残る鳥海ブルーライン

鳥海山の「鉢立展望台」まで登ってきました。バイクで上がれるのはここまでです。ここから先は登山道になっています。それでも標高が1,000mを超えているため、あたり一面残雪で白くなっています。気温も低く、風が冷たいです。

日本列島縦断ツーリングルート9日目

鳥海山を降りると再び国道 7号線で秋田市内に入り、9日目の走行は終了。佐多岬からの走行距離も 2,000kmを超えました。

10日目:雪解けが進む春の峠道

地図

2015年 5月 3日(日)快晴 のち 曇り

秋田 → 陸奥 413.7km

ツーリング10日目の朝、ホテルの前で出発準備をするバイク

ツーリング10日目、二桁に突入です。

今日も良い天気です。ゴールデンウィークにこれだけ晴れが続くのも珍しいですね。

国道46号線の道路標識

ここまで本州の日本海沿いに北上してきましたが、ここから日本海を離れて内陸を走ります。

まずは、国道46号線で東へ向かい角館方面に向かいます。

鮮やかな青色の湖面を見せる田沢湖

「田沢湖」に来ました。ここは日本で最も深い湖で、水深は400m以上あります。湖面に鮮やかな水色の模様が浮かんでいました。

田沢湖と田沢湖発電所の放水

なぜこんなに鮮やかな湖面をしているかと言うと、田沢湖発電所が放水しており、水路から大量に水が湖に流れ込んでいたからです。

水路の先の湖面は、泡しぶきで美しい水色になっていました。

田沢湖と田沢湖発電所の放水田沢湖と田沢湖発電所の放水
秋田名物きりたんぽに味噌を塗った、みそたんぽ

秋田と言えば、きりたんぽ。

田沢湖の湖畔にあるお店では、きりたんぽに味噌を塗って焼いた「みそたんぽ」を売っていました。きりたんぽがすりつぶしたご飯でできているため、甘辛い味噌が良く合います。

ゴールデンウィークの八幡平アスピーテラインの雪景色

鹿角まで来たところで、「八幡平アスピーテライン」こと秋田県道23号線に入ります。昨日走った鳥海ブルーラインと同様に標高が上がるにつれて周囲は雪景色へと変わります。

ゴールデンウィークの八幡平の大沼の雪景色

八幡平アスピーテラインを走るとすぐに「大沼」があります。

沼の周辺は、一面雪が積もっています。今日は 5月 3日、ゴールデンウィークなのにまだこれだけの雪が残っています。

ゴールデンウィークの八幡平の大沼の雪景色ゴールデンウィークの八幡平の大沼の雪景色
八幡平アスピーテラインの雪の回廊

標高が上がるとさらに雪の壁が高くなります。

八幡平アスピーテラインの雪の回廊は、ゴールデンウィーク後半でもこれだけ雪が残っており楽しめます。

八幡平アスピーテラインの大深沢展望台

「大深沢展望台」まで走ってきました。

ここは標高1,560mです。さすがに国道292号線(標高 2,172m)に比べると同じゴールデンウィークでも雪の量が少ないですが、それでもまだまだ雪が残る景色を楽しむことができました。

ちなみに、八幡平アスピーテラインの路面はところどころ荒れていました。観光道路のためすぐに補修されるとは思いますが、カーブの途中に空いている穴には注意が必要です。

八幡平アスピーテラインの大深沢展望台八幡平アスピーテラインの大深沢展望台
大勢の観光客で賑わっているゴールデンウィークの八幡平ビジターセンター

八幡平を走り抜けて、麓にあるビジターセンターに来ました。

さすがゴールデンウィーク、大勢の観光客で賑わっています。

日本列島縦断ツーリングルート10日目

ここから国道 4号線、国道394号線を使って下北半島へ入ります。

前回は、青森から国道279号線で陸奥湾沿いに下北半島の西側を北上しましたが、今回は下北半島の太平洋側を走ります。

六ヶ所村の立て看板

「六ヶ所村」です。

原子力施設があるため、青森県の中でも有名な地名になってしまいました。

六ヶ所村の交通量が少ない道路わきにある防雪柵

路肩に防雪柵があると「雪国に来た」、という気分になりますね。

ちなみに、左の写真では確認しづらいですが、道路の右側は六ヶ所村の原子力施設です。

国道338号線の道路標識、恐山80km、むつ67km、東通54km

国道338号線でさらに下北半島を北上します。

それにしても寒い!!

道路の路肩に設置されている気温表示板

現在の気温表示は、「10.7℃」。

寒いはずです。

ゴールデンウィークに持参したバイクの冬装備

急遽、北海道に上陸してから使用する予定だった、冬装備を取り出しました。今回は、スリーシーズン用のライジャケを着ているのですが、春・秋には取り外している冬用のインナーを取り出して付けました。

そのまま陸奥市内に入って、今日の走行は終了。ホテルの駐車場では、隣に岩手ナンバーのZZR400が止まっていました。

明日は、いよいよ北海道だ!!

日本列島縦断ツーリング10日目のルートむつ市内のホテルの駐車場の停めたバイク

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