スマホ向けのコンパクトスタイルで表示しています。

2015/05/20 作成、2020/02/13 更新

タイトル

7日目:その名を受け継ぐ艦よ!

地図

2015年 4月30日(木)曇り のち 晴れ

豊岡 → 金沢 314.4km

ツーリング7日目

ツーリング7日目の朝です。

今日も快晴、良い天気!!

ツーリングマップル中国・四国編から関西編へ

ここでツーリングマップル中国・四国編から関西編にチェンジです。

今回持ってきているツーリングマップルの中で最も古い2001年版です。14年前のマップでも十分に使えますよ。でも、さすがにこれを使うのは今回で最後かな?

京都府道63号線

この辺りは南北に伸びる道路はたくさんあるのですが、東西をつなぐ道路がほとんどありません。

迂回するのは面倒なので京都府道63号線を走ってみましたが、やっぱり途中に細い道がありました。バイクなら楽勝ですが、ここを車で通るのは厳しそうだな。向かって左側はガードレールも無い崖になっているので、車同士で対向車が来たら詰みそうです。

豊受大神社(元伊勢神宮外宮)

「豊受大神社」に来ました。と言っても、きっと馴染みの無い名前ですよね。ここは、いわゆる「元伊勢」、元伊勢神宮外宮です。天照大御神は、現在の伊勢神宮に鎮座するまで、全国各地を転々としており、様々な宮地が存在します。ここはそのひとつです。

現在の伊勢神宮と同じように外宮、内宮、奥宮に分かれており、ここは外宮にあたります。さすがに観光客は誰もいません。でも、神社を巡るならこういう静かな場所の方が良いです。

豊受大神社(元伊勢神宮外宮)豊受大神社(元伊勢神宮外宮)
皇大神社(元伊勢神宮内宮)

続いて、「皇大神社」に来ました。ここが、元伊勢神宮内宮です。

豊受大神社よりは敷地が広いですが、それでも観光客は誰もいません。

伊勢神宮のように有名な神殿を巡るのも良いですが、こういうマイナーな場所にお参りするのも良いものですよ。観光バスで大勢の観光客が押し寄せるような場所よりも好きです。

皇大神社(元伊勢神宮内宮)の本堂と境内皇大神社(元伊勢神宮内宮)の全景
元伊勢神宮から舞鶴へ向かう途中の国道175号線の標識

元伊勢にお参りを済ませたところで、北東に向かって走ります。国道175号線を使って、一路「舞鶴」へ。

舞鶴港とれとれセンターの店内

舞鶴港の「とれとれセンター」に来ました。

ネーミングがストレートですね。

舞鶴港とれとれセンターの店内で食べることができる「うにイクラ丼」

今日も海鮮でいきます、うにイクラ丼です。

「うにがいっぱい イクラいっぱい~♪」 (原曲は、かにとホタテですが)

舞鶴市内にある五老岳公園の「五老スカイタワー」

舞鶴市内にある五老岳公園の「五老スカイタワー」です。

子供の日が近いので大量の鯉のぼりが飾られていました。

五老スカイタワーから見た「みずなぎふ港」

五老スカイタワーから見た「みずなぎふ港」です。

国際物流ターミナル用の港です。

五老スカイタワーから見た「舞鶴港」

五老スカイタワーから見た「舞鶴港」です。

一番奥に停泊している大きなフェリーが新日本海フェリーの「あかしあ」です。舞鶴~小樽を約20時間で結ぶ、新日本海フェリー最速の船です。

その手前に見えるのが海上自衛隊の舞鶴地方総監部です。

海上自衛隊の舞鶴地方総監部(舞鶴基地)

五老スカイタワーから見えていた舞鶴基地こと「海上自衛隊 舞鶴地方総監部」に来ました。ここは舞鎮こと「旧舞鶴鎮守府」が存在していた場所です。

早速、見学させてもらいましょう。

【ご注意】

この先、艦これ(艦隊これくしょん)のネタを含んでいます。

ゲームをご存知ない方は、スルーしてもらえると幸いです。

DDG-177護衛艦「あたご」

ぱんぱかぱ~ん!!

DDG-177護衛艦「あたご」、あたご型護衛艦のネームシップ(一番艦)です。その銘は、旧日本海軍の高雄型重巡洋艦二番艦「愛宕」から受け継いでいます。

90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)

90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)です。

あたごにはメイン装備である垂直発射型のミサイル発射システムが搭載されていますが、残念ながら桟橋からは甲板を見ることができないため、このSSM-1Bしか見られません。

68式三連装短魚雷発射管

68式三連装短魚雷発射管です。両舷に各 1基、計 2基が装備されています。「なんだよ三連装かよ」、とか言わないように。

DDG-177護衛艦「あたご」

桟橋から艦橋を眺めるとこんな感じです。

八角形の大きなパネルが対空レーダー(SPY-1D)です。その右側に突き出している砲身が20mm機関砲(CIWS)で砲台の上に付いている円筒状の物体はレーダです。

DD-118護衛艦「ふゆづき」、DDG-175護衛艦「みょうこう」

左がDD-118護衛艦「ふゆづき」、右がDDG-175護衛艦「みょうこう」です。

ふゆづきは、あきづき型の四番艦で昨年 3月に就役したばかりの艦です。言ってみれば、秋月の妹分ですね。みょうこうは、こんごう型護衛艦の三番艦で(どうしても違和感が・・・)、その銘は妙高型重巡洋艦のネームシップ「妙高(姉さん)」から受け継いでいます。現在は、海上自衛隊 第七護衛隊の旗艦です。

艦首に装備されている砲塔は、54口径127mm単装速射砲です。それ以外の兵装は、あたごと同じMk41、Mk32、CIWSなどが装備されています。

DD-118護衛艦「ふゆづき」、DDG-175護衛艦「みょうこう」

ふゆづきは、船尾側に艦載機SH-60J/K哨戒ヘリコプターが着艦できる甲板と格納庫が装備されています。

DDH-181ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」

最後は、舞鶴の主役、DDH-181ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」です。

その銘は、伊勢型航空戦艦二番艦「日向」から受け継いでいます。もちろん、海上自衛隊 第三護衛隊の旗艦です。ちなみに姉妹艦の「いせ」は、呉基地所属の第四護衛隊の旗艦です。

さすが、でかいです!!

DDH-181ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」

でかすぎて桟橋から見上げてもよくわからないですね。むしろ少し離れた駐車場から見たほうが全形が判ります。

ひゅうが、あたご、みょうこう、ふゆづき以外にも、DD-151護衛艦「あさぎり」、PG-824ミサイル艇「はやぶさ」、PG-828同「うみたか」、AMS-4301多用途支援艦「ひうち」が接岸していたのですが、きりがないのでこの辺りで留めておきます。いずれ、別のページで詳しく紹介したいと思います。

国道 8号線の交差点

舞鶴に長居し過ぎたため、時間が無くなってきました。東尋坊はキャンセルして国道 8号線で福井市内を突っ切ります。

今回はキャンセルしましたが、東尋坊は行って損は無い場所です。福井まで来たら是非、立ち寄って下さい。

ツーリングマップル関西編から中部・北陸編へ

ここでツーリングマップル関西編から中部・北陸編へ。

これが 4冊目です。

近江町市場 山さん寿司本店 の海鮮丼

金沢市街に入ったところで「近江町市場」へ直行します。ぎりぎり19:00の閉店時間に間に合いました。金沢と言えばやっぱりコレ、近江町市場の海鮮丼。今回も山さん寿司本店へ来ました。

あいかわらず、ネタの盛り方が美しいです。食べて美味しい、目で見ても美しいどんぶりです。

日本列島縦断ツーリングルート7日目日が暮れた金沢市内のホテルに停めたバイク
ほうじたて加賀棒茶

【おまけ】

「良いお茶ね。さすがに気分が高揚します。」

8日目:急遽、予定変更!

地図

2015年 5月 1日(金)晴れ

金沢 → 新潟 358.2km

ゴールデンウィーク後半の天気予報

う~ん、ゴールデンウィーク後半の天気予報が怪しくなってきました。

ここまで運良く雨に降られずに来ましたが、この先、3日後と 4日後は雨になりそうです。

ここで、ちょっと予定を変更することにしました。詳しいことはのちほど。

田植え前の水田に映る山とバイク

国道を走行中に景色が良いところが見つかったので、ちょっと脇道に入ってみました。田植え前の水田が広がっており、水面には奥の山が映りこんでいます。綺麗ですね。

国道156号線の距離標識(氷見33km、伏木港26km、高岡20km)

国道156号線に戻ると、ここから国道 8号線に入り富山市街をいっきに走り抜けます。

ツーリングマップル中部・北陸編から関東編へ

ここでツーリングマップルを中部・北陸編から関東編に変えます。

都内と近県のライダーにとって関東編のツーリングマップルは必需品ですが、ロングツーリングでこれを持ってきたのは初めてです。

親不知海岸の名物「たら汁」の店、ドライブイン金森

日本海の親不知海岸まで来ると国道沿いに名物の「たら汁」の看板やのぼりが目立つようになります。

ざっと見回して、この店を選びました。理由は、トラックがたくさん止まっているからです。トラックが止まっている店にハズレは少ないです。

親不知海岸の名物「たら汁ご飯」

「たら汁ご飯」、その名の通り、鱈の味噌汁とご飯のセットです。

この味噌汁はただでさえ器がでかいのに、ぶつ切りにされた鱈の身が大量に入っています。そして、どんぶりに盛られた大盛りのご飯!! そうだ、トラックが止まっている店は、飯の量も多いんだった!

大盛りの「たら汁ご飯」を完食したところ

ごちそうさまでした。もちろん、完食です。

食った、食った~~、腹いっぱいです。

国道 8号線のシーサイドライン

お腹が満たされたところで、国道 8号線を使っていっきに北上します。

ここから先も美しいシーサイドラインがずっと続いています。海が綺麗な場所を見つけては、バイクを止めて写真を撮っていたのですが、きりがないので今日のツーレポはこの1枚だけにしておきます。ゴールデンウィークも本格的に始まり、この辺りからすれ違うライダーの数も増えてきました。おのずとライダーサインを交わす機会も増えてきます。

バイク用品店 新潟中央部品 長岡店

花火大会で有名な長岡まで来たところで、市内のバイクショップ「新潟中央部品」さんに立ち寄りました。

ここでタイヤを交換します。本当は、札幌の2りんかんで交換する予定だったのですが、この先の天気予報があやしい為、急遽予定を変更して本州を走っているうちにタイヤ交換することにしました。

宮内駅に入線した三両編成の「越乃Shu*Kura」

タイヤ交換が終わるまでしばらく時間がかかるので、近くの「宮内駅」まで散歩してました。

ここはJR信越本線と上越線の分岐点です。ちょうど「越乃Shu*Kura」が入線して来ました。Shu*Kuraは、キハ40、キハ48を改造した 3両編成の定期運行イベント列車です。全席指定ですが、種別は特急ではなく快速です。

JR信越本線の快速「越乃Shu*Kura」の展望車両の側面にある大きな窓

越乃Shu*Kuraの 2号車は、カウンターバー「蔵守」が設置されたスタンディング式の展望車になっています。

見ても判るとおり窓が大きく車窓の眺めは良さそうです。

DUNLOP SportMax GPR-300

店に戻り店長さんと雑談しているうちにタイヤ交換が終わりました。

今回もDUNLOPの「SPORTMAX GPR-300」です。ここ数年はずっとSPORTMAXのGPRシリーズを使い続けていますが、GPR-100、GPR-200ときて、GPR-300になりました。GPRは、一番オーソドックスなツーリング用タイヤです。GPR-200と比べるとGPR-300は、トレッドのパターンが変わっていますね。溝の幅が一律ではなく、ところどころに細い溝が付くようになりました。そしてGPR-100からGPR-200で直線から曲線に変化したフロントのセンターにあった溝は、GPR-300で完全に無くなりました。

この新しいタイヤで走るのが楽しみです。

急な依頼にも関わらずに対応して頂いた「新潟中央部品 長岡店」さんに感謝します。店員さんの対応も丁寧で、お勧めのショップですよ。

ちなみに、店内に中野真矢選手のサインが飾ってあったので店長に尋ねたところ、なんと来店したことがあったそうです。

バイク用品店 新潟中央部品 長岡店DUNLOP SportMax GPR-300
新潟市内のホテル

今日はこのまま新潟市内へ直行して終了です。

明日は、北陸地方から東北地方へ移動します。

日本列島縦断ツーリングルート8日目

佐多岬からの距離は、1,753.4km。

佐多岬~宗谷岬間の中間地点を超えて後半戦に入りました。

Copyright © 2006-2024 KaK.

このページに掲載されている画像の転載は、再配布条件 をご参照ください。