2013/01/04 作成、2013/06/02 更新
ドキドキ!プリキュア
届け!マイスイートハート!
ドキドキ!プリキュアから「届け!マイスイートハート!」です。
その名の通り、キュアハートの必殺技「マイ・スイートハート」のシーンで流れたBGMです。初出は第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!」ですが、第4話でキュアロゼッタのロゼッタウォールでも流れました。キュアダイヤモンドのトゥインクルダイヤモンドは変身バンクから繋いでいたので「プリキュア・ラブリンク!」でしたね。
ちなみに、第4話で流れた曲がほぼフルコーラス版です(最後に 4小節ほどカットされていましたが)。
アニメ本編で聴いたときから気に入っていた曲なのですが、あらためてサントラで聴いてもなかなか良い曲です。出だしはオーソドックスそうに見えて、途中にちょっとクセがあります。
まずはイントロ、ここはシンプルな入りなので問題ありません。
続いてAメロです。
ここからアップテンポな 8ビートです。Aメロのコード進行はシンプルなので下段はパワーコードで書いていますが、Eだけは1オクターブ上げています。ここも特に問題ないと思います。
メロディはストリングですが、ギターで弾いてもいけると思います。
BメロでキーがFからB♭に転調します。
ドラムの裏打ちハイハットとストリングの響きが相まっていっきに盛り上がっていきます。
しかし、E♭M7 → F7 → Dm7 → G7 の王道コード進行が来るかと思いきや、最後のベース音はB・・・・・そうきますか。次へ繋げるための変化でした。
さて、一番やっかいなプリコーラスです。
最初の 4小節が 1音ずつ下がって、次の 4小節が 1音ずつ上がっていきます。ピアノやキーボードで弾くには全然問題無いのですが、ギターで弾くには少々つらいです。
ここはどう弾きますかね? 最初はコードに合わせて中段パートのように書いたのですが・・・・う~ん、やっぱりギターで弾くとしっくりとこないです。無理に一番下の音をベースに合わせる必要は無いかな? かといって下段のように弾くと、これはこれで違和感があります。う~む、難しい。
続いてコーラスです。ここもプリコーラスから繋がる形で、8小節かけて 1音ずつ上昇していきます。最後のアウトロにかけてさらに盛り上がっていきます。やっぱりプリキュアの戦闘BGMはこういう曲がいいです。
先代の佐藤直紀さん、高梨康治さん、そして高木洋さんとこうしてプリキュアのサウンドが引き継がれていくんですね。
最後にアウトロです。1小節ごとに追っかけていくブラスでフィナーレを飾っています。
下段のギターは、ベースに合わせてシンプルに全部Gで書いています。
【余談】
このページを見ている方なら、「買ったよ~」、という人も多いでしょう。3月に発売された日刊スポーツのプリキュア新聞です。プリキュアシリーズ10周年の記念企画で24面フルカラー300円。声優さんのインタビューを中心に書かれており、2011年に発売された「プリキュアぴあ」の続編的な雰囲気がします。プリキュアぴあで好評だった、自筆キャラ絵もスマプリの5人と生天目さん、渕上さんが描いています。中でもマーチ絵は逸品! さすが井上麻里奈さんです。ぴあの喜多村英梨さんの絵もそうでしたが、やっぱり日頃から描いている人は上手いです。見開きページに描かれている全員集合のキャライラストは、ポップや公式サイトで使用されていたキャラ絵と同じです。
かなりの部数が出回ったせいか、今でも定価通りで販売しているショップも多いようですね。もし、読んでみたいという方がいましたら、是非買ってみて下さい。
やっぱり、あっちゃん(舞)の一言が・・・(笑)